JAIST MOSの育成人材像
サービス・サイエンスを先導してきたJAISTだからこそ、育成できるサービス・イノベーション人材がいる
「サービス・イノベーション」には3つの見方があります。第一は「サービスの効率性・生産性、サービス品質の向上」を重視するサービス・イノベーション(サービス・オペレーションの領域)です。第二は「サービスビジネスの開発、システム化」などを重視するサービス・イノベーション(サービス・マネジメントの領域)です。第三は、「カスタマーとサービス提供者が協働して、新たな価値を創出する」ことを重視するサービス・イノベーション(サービス価値の領域)です。
これらの中でも、今、サービス・オペレーション領域のサービス・イノベーションが特に重視される傾向にあります。戦後、ものづくりにおいて日本が成功したモデルをサービスにも適用しようという発想によるものです。
しかし、JAIST MOSはサービスを深く見つめ、どのように価値と効率性を共存させ、絶え間ないイノベーション創出を可能にするプラットフォームが構築できるかに重点を置いています。
サービス生産性・効率性の向上に留まらない、価値の領域、オペレーションの領域、マネジメントの領域を俯瞰した、知識創造としてのサービス・イノベーションがJAIST MOSのめざすものです。
サービス企業・非サービス企業を問わず、「より高い価値を提供する」ビジネスを創出する専門職人材をJAIST MOSは育成します。
サービス企業において、経営企画部門や経営意思決定に携わる方、非サービス企業においてサービス事業部門のリーダー層や経営企画部門、研究開発部門のリーダー層が、より高い成長を遂げることためのカリキュラムとしてJAIST MOSは生まれました。
サービスの効率性・生産性、サービス品質の向上を図るというサービス・イノベーションの重要性もJAIST MOSは認識しています。主にオペレーションの現場で課題となる、サービスの生産性や品質の向上をめざす際にも、JAIST MOSが掲げる「新しい価値を提供するサービスを創出する」という視点が、激しい競争を勝ち抜く強みとなるでしょう。
「サービス」を中核にしたビジネスの開発を担う人材が、広い視野を獲得し、あらゆるビジネスシーンで活躍するリーダーとなるチャンスを、JAIST MOSは提供します。