在学生・修了生の声(内田 靖哉さん)
グローバルに活躍するチャンスをつかもう!
私は、知識科学研究科の博士前期課程の学生として、Jaistに入学しました。前期課程終了後、アメリカ合衆国ケンタッキー州にあるUniversity of LouisvilleにてComputer Scienceの博士後期課程をスタートしました。しかし、日が経つにつれ、バイオの実験をしたいと思い、私がアメリカに渡ったのと同時期にJAISTに赴任してこられた塚原俊文教授の研究室に、材料科学研究科の博士後期課程の学生として再入学しました。材料科学研究科には、最新の機器がそろっており、特に、自分が行いたいマイクロアレイの設備もあり、JAISTに帰ってきて良かったと思いました。塚原研究室では、バイオ(wet)とコンピュータ(dry)の両立を目指し、研究を行っておりましたが、世界における自分の位置の確認をしてみたく、筋肉の分野で世界的に有名なThomas Braun教授(Max Planck Institute of Heart and Lung Research, Germany)に留学しました。博士課程後期終了後、Braun教授の下に、「Group Leader」として残り、去年、同国フランクフルト大学にて独立しました。
JAISTに来ようと思われている皆さん、型に問われず、いつも新しいことにチャレンジしてみてください(you should always think outside of the box)。JAISTでは、世界中の研究室で実験を行なう機会があります。日本の他の大学に比べ、JAISTの研究費獲得の状態も良く、最新の機器や高い試薬を使った実験も可能です。この充実した環境を生かして、世界に羽ばたく研究をしてみてはいかがでしょうか?
(掲載内容および所属・役職はインタビュー当時のものです)
内田 靖哉さん
マテリアルサイエンス研究科
博士後期課程 2007年修了