折り紙とパズルと多面体のページ
北陸先端科学技術大学院大学の
上原隆平が最近凝っている
- 折り紙,飛び出す絵本,ペーパークラフト(Origami, Pop-up book, Paper craft)
- パズル,不可能物体(Puzzle, Impossible object)
- 多面体,展開図(Polyhedron, Development or Net)
関連のページです.
イベント覚え書き・
ブログもどき・
上原の関連する結果へのリンク集・
その他のリンク集です.
出張その他で,うまくタイミングが会えば行きたいなぁと思っているイベント類や場所のメモです.
行けるかどうかは運次第 :-)
- 期間限定タイプ
- 2018/10/06-2018/10/28 角田 遥/藤崎 千尋 2人展 at 東茶屋街土日のみ.
- 2018/11/03-04: 東京パズルデー2018 in 科学技術館
- 2018/11/16-2019/01/14 ミラクルエッシャー展 in あべのハルカス美術館
- 期間はあまり関係ないところ
- 東芝未来科学館:JR川崎駅のそば.月曜日休館.
- 沖縄草玩具館:沖縄!
- NIKOLI BIYORI:ニコリがオープンしたパズルで遊べるスペース.
- 旭川ぱずるミュージアム:これは行ってみたいなぁ.
- 日本玩具博物館:玩具の収蔵品が9万点ほどあるとか.
本人の備忘録に近いメモ書きです.基本的には上に行くほど新しいです.
- 2018/12/末 水引
- 金沢は、ちょっとしたギフトなどによく水引がついています。
「淡路結び」はマスターしたので、真ん中に編み込みを作ってみました。
水引の太さが災いして、想像していたよりも、うまくいきませんでした。
それなりに味はあるけれど、水引にこういう編込みがない理由が、なんとなく
実感できました。相性があまり良くないです。
いつか他人がビビるような水引を作ってみたいです。
- 2018/12/末 からくり
- 12月末にからくりのクリスマスプレゼントが届きました。
今年は、川島さんと岩原さんと角田さんの作品を注文していました。
どれが誰の作品か、ひと目でわかるところが面白いです。三者三様で個性的なのでしょう。
角田さんのは難しくはないですが、独特のテイストが魅力的。
川島さんのは構造が興味深いです。
岩原さんのは、なかなかのトリックでした。
どれもとても楽しめました。
今年は出張中に妻に渡しておいたら、
私より先にいくつか開けられて、無念です。
でも開いたといっても、必ずしも仕掛けがわかったとは限らないのが、
からくりの面白いところかもしれません。
- 2018/12/末 折り紙やらパズルやら(2)
- 12月に入手したいろいろなものの覚書き
- 折り紙財布:
折り紙的な財布。革一枚を切ったものを折るだけでできています。なかなかすごい。
- ミステリーカフェ謎屋のカレンダーなど:
金沢にあるミステリーカフェ謎屋で来年のカレンダーと特製のペンを入手。
ここは謎解きがかなり楽しいんですが、それはそれとして、コーヒーもおいしいです。
- ボーネルンドのパズル:
札幌や福岡に行くときには、必ず立ち寄るボーネルンド。わりとマニアックなパズルがちらほら売ってます。
今回はちょうど三角格子が気になっていたので、そういう感じのパズルを購入。
難しそうだな。。。年末年始に楽しみます。
- 2018/12/15-16 折り紙やらパズルやら(1)
- パズル関係の会議の打ち合せ・
第25回折り紙の科学・数学・教育 研究集会・
朝日教育会議「数学と芸術の未来」
に参加.いろいろと楽しい情報収集ができました.
タイリング絡みでMarble SUDというお店に行ってきました.
なかなかオシャレ.近いうちに出る予定の新作をちょっと見せてもらったら,ぐっときました.
- 2018/12/04 Fidget自作キット
- ハンドスピナー以来、Fidgetという用語が定着したような気がします。
ネットで偶然「自分でFidgetを作るキット」を見つけて、2セット購入。
展開図とかパズルとか、そっち系のモノが作れそうな気がします。
Legoのパーツみたいな感じですが、操作感とか動きはとても滑らかです。
- 2018/11/29 Kitte
- 千葉大学で講演した帰り、東京駅の近くのKitteを見物していたら、
Good Design Store Tokyo by Nohara という店で清少納言知恵の板の和菓子を発見しました。
その近くの店Koncentではビックリマークに見えるコマも発見。
Kitteは楽しい店が多いです。
- 2018/11/18 パズいち
- 日程がちょうどよかったので,Kohfuhさんが主催している「パズルの一日会」に初参加.
半日,一生懸命パズルを楽しめて,よかったです.
「パズいち」に行く前に寄ったMoMAショップで,
Boulding Blocksというパズルを見つけて購入.
パズルというよりは,アート成分高めですが,工作精度が高くて,スムースに嵌まる感触が面白いです.
- 2018/11/17 パズル懇話会
- 午前中に,某作業をなんとか終えて,午後はパズル懇話会に参加.
先日より気になっていた,三浦さんのスライディングブロックパズルを勢いで購入.
三角格子のスライディングブロックパズルはかなり珍しいと思いますし,この独特の動きは,何か数理の匂いがします.
秋山さんから,花の色が変わる珍しい電球と,
エッシャーのフィギュアフルセットを購入.
前者はFacebookで見て,気になってました.ソケット買ってこなくては.
後者は3/6しか持っていなかったのがコンプリートして,うれしい限り.
「トケタ?」は,じっくりと楽しませていただきます.
- 2018/11/06 多面体試作.
- いろいろと思うところあって,多面体を試作してもらいました.
21個の多面体をJAISTにある一番高級な3Dプリンタで作った場合,
原価は1個当たり約400円で,作るのにかかった時間は45時間でした.
クオリティは,かなり高くて,エッジが効いてます.
- 2018/11/06 『折り紙数理の広がり』出版!
-
2014年に東京で開催された国際会議
6OSME(the 6th International Meeting on Origami Science, Mathematics and Education)
は,300人以上の参加者で盛り上がった会議でした.私は初日しか参加できず,残念でした.
その後,会議録が一般書籍「Origami6」
としてAMSから発売されました.その後,いろいろあって,私が音頭をとって,
数学部分の抜粋を訳した本を出版する運びとなりました.それがやっと出版されました.感無量です.
早速サポートページを作りました.
評判がよければ,7OSMEの会議録である
Origami7も考えたいところですが,4冊組なので,考えどころですね.
- 2018/10/20 パズル懇話会
- パズル懇話会の例会に参加。今回はトリトで買い物をしたり、
六本木に行って東京ミッドタウンのPARK PACKで
夜中に舘さんの展示を見せてもらったり、Hackers Barに行ったりと、盛りだくさんでした。
- 2018/10/15 荒木紙店
- 近江町市場には「紙のあらき」という文具店があり,洋紙・和紙問わず,紙の品揃えがわりと充実しています.
紙グッズがいろいろと売っているのは知っていたのですが,先日ふと立ち寄ったら水引の「結び目」が
単体で一通り売ってました.紅白の「あわじ結び」と「平梅結び」を購入.
別の水引であわじ結びは復元できますが,梅の方は,まだ挑戦してません.
水引そのものも売ってますが,
そっちについては金沢なら津田水引の方が充実しているかな?
- 2018/10/13 Foootyとはずる「Cast Arrow」
- 某業務のため、大阪に出張。大阪の駅前にあるヨドバシカメラの玩具売り場は、量販店かと思いきや、
ものすごく珍しい、他では見たことのない玩具が売っていることがときどきあります。特に知育玩具が面白いです。
仕入れの人のセンスなのかもしれません。
今回は近くのスポーツ用品エリアで、偶然Foootyという
変なモノを見つけました。「バラして運べるボール」みたいな売り方をしていますが、これはどうみても知育玩具です。
また先日、マジックバーで解けなかったCast Arrowを我慢できずに購入。
帰りの電車の中でわりとすぐに解けました。すっきりしました。
- 2018/10 George Hart の Minuet
- 某カバン開きをきっかけにGeorge HartのMinuetを作らせてもらいました。(私のモノではありません。)
30枚という枚数と、George Hartが持っていた現物の記憶だけで、ノーヒントでなんとか作れましたが、
これはなかなかの難物でした。でも、構造にいろいろと思うところがあり、とても楽しめました。
- 2018/09/30 野村一晟氏のアンビグラム
- 香林坊の大和でアンビグラム展をやっていると家人に教えてもらって、行ってきました。
「ほんもの」と「にせもの」のタオルを購入して、「りゅうへい」のアンビグラムを作ってもらいました。
パズルの話で盛り上がりました。
- 2018/09/29-30 某カバン開き
- 京都の某所で、某パーティーのカバン開きに参加しました。
いろいろといただくばかりで、恐縮のいたりです。次回はちょっと違う形で、もっと貢献できるかな。
覚書きなど。
- どちらかと言えば古いパズルや物理玩具:
ビー玉の物理玩具や磁石で回る玩具は、手作りしました。あとは古めのパズルや珍しいパズルなど。
- 主にいただきものパズル1:
参加者の皆さんのオリジナルパズルなど。アレやコレなどは、かなり数理のニオイがします。
おさのりさんの木工のレベルの高さには、ほとほと感服しました。
- 主にいただきものパズル2:
今回参加してない人のオリジナルパズルなど。
MATT puzzle は先日別の機会に Frederic さんにいただいたもの。
京都から無事に家に戻って、夜から台風が来てますが、パズルがたくさんあるので大丈夫(?)。
- 2018/09/22-23 からくりパズルを楽しむ会
- 今年で7回目の「からくりパズルを楽しむ会」に行ってきました。書けること書けないこと、いろいろと勉強になりました。
関係者の皆様、ありがとうございます。入手したパズル類の覚書など。
- 数理的なパズルなど:
岩原宏志さんによる「チャイニーズリングの手数を漸化式で解く」論文。これは私の専門にもだいぶ近い。
別宮利昭氏のクロスバーパズル。秋山久義さんが復刻して、MINEさんが制作。
これも、最近考えている問題との関連が深い。
秋山久義さんによる「こころの当てものマジック」。これは、、、宴会芸かも。でも楽しいのでオッケー :-)
MINEさんによる「Stairs-8」。これは、、、まだ解けてないので、ポイントがわかってない。
小谷善行氏による「33+43+53=63Packing」。
これはとても興味深い。
- からくり箱など:
「回転型秘密箱」は今年のワークショップで作ったもの。トラブっている人もいたけれど、私のは、
うまく動作しました。よかった。仕上がりも満足です。
「モザイク小箱」は今年のお土産パズルで、最後のトリックが楽しかったです。
「ブックマーカー」はくじ引きで当てた戦利品。
謎の鎖は、ある種のボタンホールですが、その説明で、すぐ解けた人は、ほとんどいませんでした。楽しい。
「瓢箪から独楽」は、ダジャレが入ってますが、中に入っている独楽は日本最小レベル。
細工がすごいです。
- 不可能物体やMarble Monsterなど:
Marble Monsterは、三角格子上の倉庫番的パズル。
こうしたモデルに対する理論的な研究はあるのですが、実在したとは。
不可能物体2つは、どちらも、不可能物体の好きな私には、くらくらするほど魅力的。。。
下にあるのは、西原明氏の講演資料です。ものすごく盛りだくさんで、楽しかった。。。
- かまぼこ板パズル:
鈴廣にて購入。
この手のパズルは、ピース構成がけっこう気になるので購入。
5×2の長方形を7つのピースに分割している。
- 2018/09/08 イギリスでのパズルっぽいもの
- 7OSMEのあとの移動中にロンドンでいろいろと物色.
備忘録を兼ねての記録です.
- Camden Town:
ロンドンでたぶん唯一のパズル専門店
Village Gamesは私には必須です.
今回は4点.Yachimata-Cubeは,正方形にも立方体にも組めるということで,かなり数理の匂いがします.
変なキューブは学生さんへのお土産かな.Magic Diceは推移律が成り立たないダイスセット.
詳しくはここでは書きません :-)
goki はちょっとタイリングっぽかったので.
Village Gamesの
隣にある古本屋は,マジックの本などが少し置いてありました.ここでは
「結び目の描き方」 と「ピラミンクスの解法」の本を購入.
- Camden Passage:
Angel駅の近くのフリーマーケットやアンチークショップの並ぶエリア.
初めて行きましたが,とても楽しいエリアです.「からくり箱」を二つも見つけて購入.
一方はタバコが出てくるお馴染みの仕掛けですが,他方は,ちょっと謎のある仕掛け.
意図のわからない仕掛けと,目的のわからない小さい穴があるので,
まだ他にも仕掛けが隠れているのかな?
- Covent Garden:
いつも行く楽しい駄玩具屋がたまたま改装中でがっかり.
でも紅茶の店で,タイリングになっている猫のコースターを発見したので,よかったです.
- 空港にて:
空港の免税店で「絵文字」のカードゲームを2種類発見して,結局どちらも購入.
Emoji という英単語も市民権を得つつあるようです.
英語圏の人はEmortionから来てると誤解していると聞いたことがあるのですが,本当かしらん.
- 2018/09/05-07 7OSME
- イギリスのOxfordで開催された7OSMEに参加,発表.
今回は以下の2件.
- Kaori Kuribayashi-Shigetomi, Takashi Horiyama, Qian He and Ryuhei Uehara:
Folding 3D Cell Shapes Optimized by Computational Origami,
The 7th International Meeting on Origami in Science, Mathematics and Education (7OSME),
accepted, 2018/09/05-2018/09/07, Oxford, United Kingdom.
- Kazuki Ohshima, Ryuhei Uehara, and Jun Mitani:
Optimal Solution Search for the Origami Checkerboard Puzzle,
The 7th International Meeting on Origami in Science, Mathematics and Education (7OSME),
pp. 465-477, 2018/09/05-2018/09/07, Oxford, United Kingdom.
ほぼ4年に1回開催される貴重な会議で,とても楽しかったです.
Proceedings が4冊になるとは,驚き.
- 2018/09/01-03 JCDCG3
- フィリピンで開催されたJCDCG3に参加、発表。
今回は以下の3件。
- Erik D. Demaine, Martin L. Demaine, Ryuhei Uehara, Yushi Uno, and Andrew Winslow:
How Efficiently Can Nets of Polycubes Pack a Rectangle?
JCDCG3,
pp. 109-111, 2018/09/01-2018/09/03, Manila, Philippine.
- Hugo A. Akitaya, Brad Ballinger, Mirela Damian, Erik D. Demaine, Martin L. Demaine, Robin Flatland,
Irina Kostitsyna, Jason S. Ku, Stephan Langerman, Joseph O'Rourke, and Ryuhei Uehara:
Toward Unfolding Doubly Covered n-Stars,
JCDCG3,
pp. 67-68, 2018/09/01-2018/09/03, Manila, Philippine.
- Erik D. Demaine, Martin L. Demaine, and Ryuhei Uehara:
Tetramonohedron Development with Minimum Cut Length,
JCDCG3,
pp. 64-66, 2018/09/01-2018/09/03, Manila, Philippine.
ほぼ大学近辺しかうろつけなかったのですが、National Book Store という店で
パズルっぽい本を1冊と、折り紙っぽいバッグを1つ入手。
前者はタイリング的なドット絵的な本。
後者は折り紙にインスパイアされたデザイナーの、この本屋オリジナルの旅行ポーチ。
後者は3種類あったけれど、一番折り紙っぽいものをチョイス。
- 2018/08 古いプラパズル
-
古いプラパズルがふと気になって,オークションサイトを見ていたら,
3つほど安く出ていたので入手.
- 2018/08/10-12 某パズルパーティー
- アメリカのSan Diegoでパズルの集まりに参加。全体で300人規模の
かなり大きな秘密パーティーです。いくつか覚書を。
- パズル山盛り:
パズルの集まりで入手したパズル群。数理的なもの、古典的なもの、情報満載の本など。
やや古めの珍しめのパズルを格安で大量に入手できました。
- クロスワードパズルのジグソーパズル:
San Diegoの画材屋Blickで発見して入手。
中身は、クロスワードパズルの問題シートと、答えの書かれたクロスワードパズルのジグソーパズルでした。
問題シートなしで作ると難しさ倍増、かな?
- 歯車のパズル:
Fashion Valley Mall にあった Geppetto's という玩具屋さんが、意外とパズルが充実していました。
その中で見つけた歯車のパズル。以前研究テーマとしていた問題と、すごく似ています。
これはかなり良さそう。
- 2018/07/21-22 パズル懇話会&エッシャー展再訪
- ヒミツの会議の打ち合わせをして、パズル懇話会に行き、
ついでにエッシャー展を再訪するという盛りだくさんの週末でした。
- パズル2種:
ちょっと数理のニオイを感じさせるVin & Co の「Ball Room」と、
勝元さんデザインの「Spiral Square」を購入。
Ball Roomは、複数の立体を組めるという点と、球体の詰め込みという点で興味深いです。
Spiral Square は、単純なアレにとどまらない興味深い動きのパズルでした。
- エッシャー展:
特に今回の狙いはNOUTO BOOK。
期待通り、とても楽しめました。あとは上に付箋の絵が書いてある付箋、エッシャーのマスキングテープ、
立体視できるStereo Viewer、ポストカード。
エッシャー展も、1回目に見落としていたものを発見したり、いろいろと楽しめました。
- 2018/07 金沢市内で買い物など
- いくつか細かい備忘録を。
- WOSIT?:
パズル業界で「WOSIT」と言えば、「用途を当てる変な道具」のようなジャンルです。
最近それにふさわしいブツを一ついただきました。鉛筆の隣に並べて、記念撮影。
- 多面体ノート:
近所の本屋で偶然見つけて購入。いろいろと濃い本です。
さまざまな多面体のサイズがびっちり並んでます。二面角とか頂点間の距離とかが、図面入りで、びっちりと。
著者の年齢は、84歳と書いてあるところと、74歳になっているところがありますが、
いずれにせよ、「多面体ってすごい」と言うよりも、「この著者はすごい」と思いました。
- 古本とファイル:
近所の古本屋や無人中古品販売所という感じの謎っぽい店で、面白いものを発見して入手。
本は『加賀の水引人形師』。いずれ水引を数理的に考えたいなぁ。
ファイルは間に紙を挟むと、ブタがタヌキになるというもの。
- 2018/07/07 SpLink
- 豪雨に足を引っ張られながら大阪出張。
いろいろあって、業務以外は、ほとんど新幹線に閉じ込められていた気がします。
それはともかく、大阪駅前のヨドバシカメラには、意外と変わった知育玩具が売っています。
今回見つけたのはバネをジョイントで組み立てて多面体を作るSpLinkというシリーズ。
6種類くらい売ってましたが、正12面体の大小キットを購入。
自分だけのオリジナルパーツを特注できると書いてあるので、いろんな多面体を作ると楽しいかもしれません。
[追記] 後日作りました。多面体の模型を作る時などに役立ちそう。
- 2018/06/29-07/05 北海道出張
- いくつかの出張を重ねて、北海道出張。合間を見てあちこち物色。
- ボーネルンド札幌・大通り店:
最近、すっかり顔を覚えられている気がします。今回はOCTONSという幾何玩具を購入。
メーカーはイギリスのJames Galt & Co. Ltd。
イギリスの古い玩具の復刻版だそうで、どのくらい古いのか聞いたら、「おばあちゃんが子供のころ、、、」というレベルの古さだそうです。
正8角形ベースでちょっと変わっているし、混色も楽しめるので、なかなかモダンな玩具だと思います。
- 東急ハンズ:今回の出張の中での研究に役立ちそうなパズルや、そうでないものをいくつか。
15パズルや箱入り娘は、出張中の研究用に。
予想通り、両方のパズルのピースは単位長が同じで、入れ替え可能です。これは研究用には、うれしい。
infinit cubeはヒンジの仕組みが 興味深い。
Miracle Flow Ringは、
私が知っている同種のものよりも、かなり安いです。
プレイアベニューという会社の製品らしいです。
- 2018/06/16-17
第24回 折り紙の科学・数学・教育研究集会や
ミラクルエッシャー展など
- 土曜日に第24回 折り紙の科学・数学・教育研究集会に参加。
自分の発表もあり、いろいろと学ぶところがありました。
日曜日にはミラクルエッシャー展を見学。
上野近辺をうろうろとしていました。エッシャー展の図録がお得感がありました。
- 2018/06 不可能スライドパズル(Impossible Slide Puzzle)
- Facebook経由で知った、ダイソーで売っているスライドパズル。
一見、普通のスライドパズルに見えますが、なんと、指定された解に、たどり着けないという珍品。
要するにこのパズル、解けません。また、よく見ると1枚だけ長方形のピースがあったりと、いろいろと興味深いパズルです。
しかもクオリティも意外とよくて、100円ショップ、あなどれない。
- 2018/05/31 6月発売の近刊
- だいぶ時間がかかりましたが,
ついに『計算折り紙入門---新しい計算幾何学の世界---』の
刊行にこぎつけました.補足ページも準備しました.
たぶん,これまで誰も見たことのない展開図が,たくさん入ってます.
表紙の写真も注目で,これは Erik D. Demaine 氏と Martin L. Demaine 氏の
[Waves in Glass]という作品の
一つで,上原家の家宝です.
- 2018/05/19-20 東京出張
- ある会議の打ち合わせとパズル懇話会と、「ストライボスを囲む会」のために東京出張。
いろいろと入手したパズルの覚書き。
- 普通の買い物:2k540で手触りが面白い「印傳のような紙の折り紙」を購入。
ちょっとメカニズムに興味があり、トリトで「かつのうシリーズ」のNUMBERを購入。
- パズル懇話会:60面サイコロと24面サイコロを入手。どちらも面がタコ型で、公平なものです。
- ストライボスを囲む会:
小谷先生の「4 Huts 8 Huts Puzzle」と「Y pentacube」と「Add Δ」、
Frederic Boucher氏から「Symmetry W*I*L」と「WIL puzzle」、
Shimamura氏から「シンメトリー 6・3 04」、
遠藤氏から「Kono Sei」、
高島氏から「MINT-MAN」、
そしてストライボス氏より知恵の輪2つ入手。
珍しく競技に買って、ストライボス氏より「Puzzle collectors present their best
acquisitions of the year: Volume 9, 2017」をいただきました
久しぶりの人たちにも会えて、充実した週末でした。 楽しかった!!
- 2018/05/13 名探偵!!
- 謎屋珈琲店で、一通りの謎を解いて、ついに名探偵になれました。
なかなかバラエティ豊かな謎たちで、いつも楽しめます。
- 2018/05/11 室島精工さんに工場見学
- OVOVが縁で、
これを作っている室島精工さんに
見学に行きました。いくつか、興味深い試作品なども見せてもらって、ものつくりの現場はとても楽しかったです。
- 2018/05/05 江戸の遊び絵づくし@富山県水墨美術館
- 連休中に行きました.図録が充実していて,とてもよかったです.
「今でも解けてない国芳の遊び絵」が興味深い...
だいたい本質的にはオヤジギャグなので、解けても良さそうな。
- 2018/04 パズルTシャツ
- 「銀座のユニクロ」というちょっと面白いところを覗いて見ると、
パズルのTシャツを2着見つけました。発表のときに使えそう。
- 2018/04/11-16 G4G13
- アトランタでG4G13に参加してきました。
いつもながら、楽しい国際会議です。今回は「13面サイコロ」の発表をしました。
3Dプリンタ+UVプリンタを使ったものづくりができて、満足です。
お土産も山ほどもらって、当分楽しめそう。
- 2018/03 謎屋カフェ3周年
- 金沢駅の近くにある謎屋珈琲店。
カフェとしてもクオリティが高いですが、いつも趣向を凝らした謎かけが楽しいところです。
3周年ということで、ノベルティグッズをいただきました。
これからも凝った謎を楽しみたいです。
- 2018/03/25 子供夢フェスタ@能美市
- 能美市の高速道路インターの開通記念式典イベントのために、
巨大ペグソリテアをJAISTのFaboLabで作ってもらいました。
直径60cmくらいの巨大なMDFボード製で、NCルータで削り出してもらいました。
すばらしい出来栄え!
せっかくなのでJAISTギャラリーに展示しておきました。
隣の巨大Rush Hourにも負けない貫禄がすばらしい。
- 2018/03/23-30 バルバドスにてErdos Lap Number 3
- バルバドスにて第33回Bellairs Winter Workshop on Computational Geometryに参加。
今回は野生の猿にたくさん会いました。
Ron Graham氏といろいろとよもやま話をしていて、
Erdos Lap Numberの話になり、
なんだかんだで Erdos Lap Number 3をGet。
Ron氏曰く、これは双方向でないといかんとのこと。
後日、Ron氏のNumber 2の証拠写真までメールで送られてきました。
- 2018/03/22 NY通過
- 日本からバルバドスに行く途中でニューヨークを通過。
半日時間が取れたので、ニューヨークをパトロール。 以下を購入。
- Momath:
住所は11 E 26th St, New York, NY 10010であることと、記憶だけでたどり着けました。
紙の折りたたみパズル2種類と、Color CodeとJacob's Ladderは
バルバドスでの研究に役立ちそうなので購入。
Knot so Fast と立方体の展開図は、半分趣味かもしれないし、
研究に役立つかもしれません。
- MoMa:
MoMaのショップでは、非常に珍しい形のティーバッグを見つけました。
いわゆるタコ型24面体と呼ばれる立体が使われています。私が知る限り、
この立体が工業製品に使われている例は、非常に高価な照明器具しかないので、
とても珍しいと思います。球に近いので、もっと使われてもいいのにな。
- 不可能物体:
I(Love)NYショップで、不可能物体を偶然見つけて購入。
1セントが入っているのは持ってたけど。テディベアはゴム製のようなので、
金属のコインよりも作るのが難しそう。
- 2018/03/12-16 ボストン訪問
- 久しぶりにボストンのMITを訪問。
雪がすこし残っているけれど、日差しはだいぶ暖かいです。買い物の備忘録をば。
- Eureka!で
Plexi Puzzle XLとBoston by Eureka!と
対称形パズルBitten Biscuitsを購入。
Bitten Biscuits はIPPで以前賞を取ったもので、デザインが意表をついています。
- The Games People Playで
Fold-itと
GYRiNGSを。
Fold-itは折りたたみパズルを2人ゲームにしたもので、紙で使い捨てなのかと思ったら、
布製でした。GYRiNGSはFidgetと書いてあるけれど、どちらかというと不可能
物体っぽくて面白いです。
上記のBitten BiscuitsもFold-itもハングルが書いてあり、韓国製なのかしらん。
特にFold-itはThinkFunの製品なのにハングルが書いてあるところが興味深いです。
韓国向けの製品なのかなぁ。
- MIT Museum:
ちょっとわかりにくいところにあるMIT Museum。
小規模ながら、ミュージアムショップに意外と面白いものがあります。今回は4つ。
- 折りたたみ式Coffee Dripper: これで出張先でもおいしいコーヒーが飲めるはず。
- polyHEDRA magnets: 多面体のマグネット。他の店で見たときに悩んで見送ったのですが、
ここでは、なぜか価格が2/3くらいで安かった。
- Unitensil: ナイフとフォークとスプーンの機能があって、
薄いプラスチック製の折りたたみ式で、コンパクトで軽いです。
これを出張用バッグに入れていくと、たぶんいつか自分を褒めたくなる瞬間が来るに違いない。
- Bracelet Cube: playableARTというシリーズで、Beyond123という会社の
製品です。ちょいと構造が気になったので購入。
- Cambridge Antique Market:
ボストンの地下鉄のグリーンラインの終点のLechmere駅から歩いてすぐのところにある、
巨大アンティークショップ群。5階建てで150店以上あるそうな。建物そのものがアンティークで、かなり楽しめます。
毎回、謎めいたものがたくさんあって興味深いです。よくこんなものに値段つけるなーと思うものから、
目玉が飛び出る高級品まで、もりもりあります。意外と物が入れ替わっているのも、ちょっと不思議。
今回は「弦がびっくりするくらいたくさんある謎の楽器」
「キャストパズルの初期のものっぽいもの」「Dr.NIMという謎のおもちゃ」「TIMEXのsinclair1000」という古代のパソコン
などなど、博物館レベルの謎グッズがいろいろとありましたが、デカすぎたり、謎すぎたりで見送りました。
今回買ったのは、三角形のタイリングパズルTriazzzle Puzzleと、
謎のからくり箱Inlaid Box Bank。
謎のからくり箱は、どこかがひっかかった貯金箱なのですが、安かったので購入。
ホテルでよーく調べたら、ブラジルのからくり貯金箱であることが判明しました。
謎は半分解けて、中のからくりも、概ね予想はつきました。日本に戻ったらバラしてみようかな。
[追記]日本でバラしてみたら、比較的単純な貯金箱でした。
ブラジル製と書いてあるので、ブラジルの木象嵌のついた貯金箱ということのようです。
- 2018/02/11 テセレーションの革製品
- 某業務で東京に日帰り出張。品川駅のecuteの期間限定店舗で偶然、
折り紙グッズに遭遇。革のテセレーションです。
CARRYNESTというメーカーで、
なかなかの高級品でした。お店の人と折り紙とかテセレーションとか、
革の加工の話など。確か2月5日から14日までだったか、10日くらいの期間限定の
店舗だったので、ラッキーでした。
- 2018/01/22-26 ミャンマーにて集中講義
- 2回目のミャンマーでは1週間,ずっと集中講義をしています.
夕方は時間があるので,現地の人にいろいろと案内してもらいました.
- Bogyoke Aung San Market:
1800件以上の店が並んでいるマーケットだそうで,いろいろと楽しめました.
以下,覚え書き.
- コイン:
もう数十年前にコインは使われなくなったそうですが,
並んでいる骨董コインを見ていたら,いろいろと教えてくれました.
私としては,変な形のコインを見ていたのですが….3角形とか6角形とか,
いろいろとあって面白いです.
- 不可能物体:
日本のものと同種の不可能物体を骨董品屋で見つけて,若干テンションがあが
りました.値段を聞いたら買っちゃいそうな気がしたので,一応写真だけ撮ら
せてもらって,値段も聞かず,買いもしませんでした.この店には,
象牙の禁輸品の不可能物体も含めて,なかなか興味深いものが並んでいました.
象牙の見事な細工の浦島太郎があったけれど,なんでかなー.
- 結局買ったお土産:
ミャンマーの文字の書かれたTシャツ.翡翠のペーパーウェイト.
セパタクローボールのキーホルダー2種.
一方は作りかたはわかるんですが,他方は作りかたがわからないので,
分解するつもりで二つずつ.
木彫りの変な人形.
この木彫りの変な人形,一つの木から自然に顔を掘り出して,
特に色も塗ってないっていうんだけど,本当かなぁ.
色が違いすぎて,とても信じられない.
- MINISO(メイソウ):
ネットで以前見かけて気になっていた店をBogyoke Aung San Marketに
隣接するショッピングモールで発見.ユニクロと無印良品とフライングタイガー
を足して5で割ったような,おしゃれなお店でした.海外の日本食レストラン
みたいな「がんばってるけど隠しきれない偽物感」が,そこはかとなくあって,
個人的には楽しめました.そこで売っていた謎の「PUZZLE CUBE 3×3×3」が
いろいろと突っ込みどころ満載だったので購入.
ミャンマーは物価がすごく安くて,
どのお土産も単価はせいぜい数百円です.安いなー.
そういえば自分のお土産しか買ってない.まずいなー.
- 2018/01/15 エセ不可能物体
- 不可能物体もどきを頂きました.高性能な3Dプリンタによる造型です.
サポート材等不要で,これだけのクオリティの物が作れるとは,驚きです.
ある意味で「わりと不可能物体」と言えるかも.
こういう機械の性能を活かした,超絶不可能物体が作りたいなぁ.
- 2018/01/06-10 バンクーバー
- 出張でバンクーバーへ.移動のタイミングで,初日と最終日にあちこちを散策して,
パズルっぽいものを物色していました.以下がお勧めです.
- Mind Games:メトロタウンの巨大ショッピングモールの中にある玩具屋.
手品グッズやパズルがわりと充実しています.今回は以下の2点購入.
- Rubic's Triamid:ちょっと変わった形のピースが正4面体状に並べられたパズル.
4面とも色を揃えるパズル.Rubic's Cubeの製造元が出しているオリジナルですが,
これは初めて見ました.数理的には4面体と8面体の空間充填がベースになっていますが,
ピース同士の接合部分のギミックがちょっと変わっていて興味深いです.
製造はWinning Moves.
- Logic Dots:サイコロっぽいパズルかと思ったら,
ロジック系のパズルでした.カードに書かれた条件を満たすように9個の色を3×3の盤面に並べます.
- Vancouver Artgallery:ダウンタウンのミュージアムショップ.
ここは私基準では「お気に入りミュージアムショップ・ベスト3」に入ってます.
今回は今年のArcimboldoカレンダーを半額で入手したこともうれしかったのですが,
Dimaxion Folding Globeが,なかなかのヒット.
Buckminster Fuller Instituteが監修で製作はAreaware.
展開図を磁石で着けると正20面体の地球儀になるというパズルっぽい地球儀ですが,
展開図マニアとしては非常に興味深いものでした.なぜこの展開図を選び,なぜこういうマグネットの配置にしたのか,
いろいろと想像すると楽しめます.
- グランビル・アイランド:ここには,
玩具店・紙製品専門店・クラフト系の店など,いろいろと楽しい店が満載で楽しいです.
今回は以下のもろもろを購入しました.
- パズルっぽいもの:
Stratos SpheresはThinkFunの2人ゲーム.2人で交互に球体をつないでいって,
先に4つ軸方向に並べた方が勝つというゲームです.立体4目に似ているけれど,
つなげないと並べられないところがちょっと変わっていることと,接続のためのギミックが興味深いです.
3D Lanternは数年前に流行ったものと本質的に同じですが,形状に工夫があり,
ワゴンセールで格安でした.立方体のフィジェットは,以前パズル友達が持っていたのを見て以来,
ちょっと欲しかったのですが,日本の半額くらいで売っていたのでかなりお買い得でした.
ルービックキューブのアイロンプリントも見かけたので入手.
- 折り紙の本:
``Mind-blowing Modular Origami''というえらくマニアックな本を見つけて購入.
表紙を見るからに,かなり組むのが難しそうな折り紙が揃ってます.
買おうとしたときに店の人が爆笑してました.売る方も売る方だけど,買う方も買う方だ.
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以下,上原が折り紙,パズル,多面体に関しておこなった研究のごく簡単な解説とリンクです.
アカデミックな業績とその他と分けてあります.
ただしアカデミックかどうかは主観によるかもしれません.
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書籍:『完全版マーティン・ガードナー数学ゲーム全集』
- マーティン・ガードナーの数学ゲーム全集の翻訳です.
プロジェクトとしては全15巻シリーズになる予定で,原著は4巻まで出ています.
日本語版は1,2巻は2015年,3巻は2016年,4巻は2017年に出ました.
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書籍編集『ORIGAMI6』
- 折り紙のサイエンスに関する国際会議
6OSME(The 6th International Meeting on Origami in Science,
Mathematics and Education)の会議録(論文集)です.私の書いた論文も載ってます.
アメリカ数学会(AMS)から出ています.
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書籍:『はじめてのアルゴリズム』
- 書き下ろしです.近代科学社の『はじめての〜』シリーズの一つです.
サポートページもあります.
アルゴリズムを理解するためのパズルとして,ハノイの塔,エイト・クイーン,ナイトの巡回問題などを取り上げました.
あとは細かい小ネタにパズルっぽい話がちらほらとあります.
-
書籍:『折り紙のすうり』
- 原著は``How to Fold It:
The Mathematics of Linkages, Origami, and Polyhedra''という本で,
著者はJoseph O'Rourkeです.
原著のサポートページと
邦訳のサポートページがあります.
-
書籍:『ゲームとパズルの計算量』
- 原著は"Games, Puzzles, & Computation"という本で,
著者はRobert A. Hearnと
Erik D. Demaineです.
原著のサポートページと
邦訳のサポートページがあります.
-
書籍:『幾何的な折りアルゴリズム』
- 原著は``Geometric Folding Algorithms: Linkages, Origami, Polyhedra''という本で,
著者はErik D. Demaineと
Joseph O'Rourkeです.
原著のサポートページと
邦訳のサポートページがあります.
- じゃばら折りの複雑さに関する研究
- じゃばら折りや,その一般化パターンを効率よく折ることについての研究をしています.
-
じゃばら折りや,その一般化パターンに対して,高速に折り目をつける方法を研究しました.
紙を重ねて折れば相当効率よく折り目をつけることができます.このテーマについては,
以下の国際会議での発表が一番詳しいです.
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じゃばら折りの折りたたみ方は1通りしかないですが,一般の山谷パターンの折りたたみ方は
たくさんあります.指数関数的に多いです.そうした多くの選択肢の中から,
紙の延びを最小化する折りたたみを見つけるための研究をしています.このテーマについては,
今のところ以下の国際会議での発表が一番詳しいです.
いずれ以下の国際会議の会議録が出たら,それが一番詳しいものになるはずです.
- 複数の箱を作ることができる展開図
- 以下の各種のページを御覧下さい.
- 飛び出す絵本のNP完全性
- 以下の本に掲載されてるのが一番詳しいです.
- 浮き出し迷路の生成アルゴリズム
- 浮き出し迷路(答を塗りつぶすと絵になる迷路)を自動的に生成するアルゴリズムに関する研究です.
東工大の岡本さんと私とで最初に発表した論文が
で,論文そのものはここにあります.
そのあと,いくつかの拡張が行われました.
岡本さんがここにまとめてくれています.
- 折り紙の決定不能問題
- 折り紙を「実数平面」と考えると,ちょっとおかしな定理が示せます.
ほとんどの実数は「折れない」ため,折り紙の上のほとんどの点は「正確に折る」ことができません.
その議論をさらに進めると,与えられた点を折れるかどうか,有限の時間内で判定できなくなります.
こうした結果を以下で発表しました.
この結果をどう受け止めたらいいのか,私もよくわかりません.
- ↓以下,そのうち書きます.↓
- Voronoiゲームの複雑さ
- 一般化Hi-QのNP完全性
- 一般化KaboozleやシルエットパズルのNP完全性
- 一般化UNOの複雑さ
- 『折紙探偵団コンベンション折り図集Vol.15』
- 私がデザインした「目玉」が掲載されています.
- 『北陸おりがみコンベンション折図集Vol.5』
- 私がデザインした「市松サイコロ」が掲載されています.
講習会で取り上げた「十字架」や「組めるパターン/組めないパターン」もおりを見てまとめてどこかに出したいです.
- 『北陸おりがみコンベンション折図集Vol.6』
- 石川在住のパズル作家,山本浩さんと
コラボした作品「不思議な立体」が載っています.
1枚の紙に切れ目を入れて折るだけで,かなり面白い立体もどきが作れます.
- 幾何的な玩具類
- 展開図などの研究をするときに便利な玩具類を集めたページです.
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Last modified: Sun May 31 21:19:58 JST 2015
by Ryuhei Uehara (uehara@jaist.ac.jp)
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