エセブログ2010

本人の備忘録に近いメモ書きです.基本的には上に行くほど新しいです.

[2010/11/28] 四面体の相貫体
暇つぶしという名の現実逃避で,折り紙で5個の四面体の相貫体を作ってみました. 想像以上の超難物でした.3次元空間の把握能力のなさを痛感しました.折りかたはThomas Hull氏の Project Origamiに載っています.最初は図だけ見て作ればよかろうと高を括っていましたが, 最後の組み立てに相当苦労して,結局じっくりと読みました.何でもマニュアルはちゃんと読め,という教訓です. ちなみに相貫体については 多面体の世界へようこそ(The polyhedra world)というページが詳しいです. 私はこのページで紹介されている 『CGで知る相貫体』も持ってます.熱い想いが伝わってきます. 多面体の世界は熱い想いを持っている人がたくさんいて,奥が深い.
[2010/11/06] 1ピースのジグソーパズル
中国の大連でCGGA 2010という国際会議に 参加していました.土曜日にErik D. Demaineが"Geometric Puzzles: Algorithms and Complexity"という タイトルの招待講演をしました.内容はいろいろで楽しかったのですが, その中で特に「1ピースのジグソーパズル」という話があり,講演のあと本人に現物をもらいました.やった! あとで調べたら Pieceless Puzzle という名前で, 動画もありました. 現物はソフトタイプのマウスパッドに細かい切れ目を入れたような感じです. くだらなすぎてめちゃ気に入りました.
[2010/11/03-06] 大連のパズルショップ
中国の大連でCGGA 2010という国際会議に 参加していました.大連の駅の近辺にパズルを売っている店があると聞いていたので, 会議の合間に探しにいきました.駅近辺の屋台にもいくつか売っていましたが, 駅の北の問屋街の中の店が品揃えが豊富でした.いくつか変種のルービックキューブ系パズルを買いました. 補足しておくと,
[2010/10/28] Geofix
最近Web上で適当に検索していたら,Geofixという幾何おもちゃ を発見.mini の方を買いました.久しぶりに幾何的な玩具類の ページに登録.
[2010/10/10] ホビーフェスタいしかわ2010
近所でホビーフェスタいしかわ2010が開催されて いたので,行ってきました.出店で能登丼を食べたり,和紙の紙漉きをしたり,楽しいです. 中でも金鹿工具製作所が 出していたアルミ缶クラフトが楽しかったです. アルミ缶で折鶴を作ってもらいました. (ちなみにこれは,正方形から普通の折鶴と同じ折り方で作っているわけではありません.念のため.) これでケースつきで300円は安いなぁ. アルミを加工する工具などを作っている会社なのですが,こういう「応用例」も会社でやっているようです. いいなぁ.当然ながら,紙を折るのと全然ノウハウが違うので,勉強になりました.
[2010/09/23] 函館のもろもろ
せっかく函館に初めて来たので,いろいろと散策をしました.多面体やパズルっぽい発見の記録を列挙してみます.
五稜郭
これは外せないと思う.タワーに登って上空から見た五角形がすばらしい.あとで回りをぐるりと回ってみたけど, 自分がいかに東西南北を軸に考えているかが実感できました.完全に方向感覚がなくなりました ;-)
五稜郭公園前のオブジェ
路面電車の五稜郭公園前駅,つまり丸井今井函館店の前の交差点に 「正20面体のフレーム」に「黄金比長方形を2枚」はめたオブジェがありました. 2枚の金属製の長方形には,それぞれ星型と五角形の穴が空いています. 驚いたことに,2種類の穴がどちらも全体が見えています.一瞥すると「半透明なのか?」と思いますが, よ〜く考えて,よ〜く観察してみると違います. かなりパズル的で興味深いのですが,たぶん大多数の函館人は気づいてない.もったいない :-)
パズルショップ「あさひ屋」
Googleで「函館 パズルショップ」で検索して見つけました. 店の名前はバラエティショップあさひやで, 最寄りの駅は路面電車の千代台.でも勘では見付からないと思うので, 事前にしっかりと場所を確認しておいた方がいいです. 一見駄菓子屋ですが,マジックグッズが充実しています.パズルもキャストパズルをはじめとして, 意外と充実していました.私が買ったのは以下の3点.
  • ビバリーのアストロロジックとキュリアスクロス. どちらも1260円を値引きして500円.私は買わなかったけど,フォースクエアーも売ってました.
  • スパイスモンティーのIQパズル.これはけっこう謎.250円.
外装はけっこう傷んでいるけど,中身はどれもきれい. 上記の4つのパズルはどれも入手はけっこう困難だと思うんですが, あさひ屋にはたくさん並んでました.店のおばさんにIQパズルを「これはけっこう難しいですよ」と言われてしまった. ちゃんとコレを把握しておられるのに正直びっくりしました.
イカール星人
これはパズルでもなんでもないけど「イカール星人」初めて知りました. Webサイトで動画を見て衝撃を受けました.お薦めです:-)
[2010/09/22] アルゴリズム研究会
函館の函館高専で情報処理学会アルゴリズム研究会に参加. 以下の発表をしました. 折り紙業界の人よりも,こちらの方がわかってもらえたような気がする.当然かも.
[2010/09/21] Workshop on Combinatorial Geometry and Algorithms
東工大で組合せ幾何とアルゴリズムに関するワークショップに参加して発表. Webページがないようですが,発表は以下の通り. [訂正] Webページはちゃんとありました.関係者の方,すみませんでした.
  1. N. Katoh: Enumerating non-crossing minimally rigid frameworks with applications.
  2. A. Tamura: 2市場マッチングモデル統一への試み
  3. R. Uehara: Computational Complexity of Origami Problem
  4. S. Tanigawa: Generic rigidity matroids with Dilworth truncation
  5. Y. Matsukawa: A. Yoshise: On Optimization over the Doubly Nonnegative Cone
  6. T. Matsui: Algorithmic Aspects of Equilibria of Stable Marriage Model with Complete Preference Lists
  7. (plenary talk) K. Fukuda: On the Complexity of Minkowski Sums of Polytopes
  8. Michel Baes: to be announced
  9. T. Tokuyama: Geometry in digital grid.
  10. M. Hachimori: Obstructions to shellability and related properties
  11. T. Asano: Constant-Work-Space Algorithm for Geometric Problems
オーガナイザは宇野毅明(NII)・小島政和(東工大)・田村明久(慶應大学)・山下真(東工大)の各先生方でした. 私は午前中しか出られなくてとても残念.
[2010/09/18] パズル懇話会
今回のパズル懇話会では記録係だったので, 記録が忙しかったです.いろいろなパズルが楽しめましたが,ここで書いていいかどうかわからないので自粛.
[2010/09/09] 組合せパズルの数理とコンピュテーション
第9回 情報科学技術フォーラム (FIT 2010)のイベントで『組合せパズルの数理とコンピュテーション』が開催されました. 私が司会・進行をしました.講演は以下の通りでした. 「自分が話を聞きたい人」を呼んで,しかも先頭でじっくりと聞けて,とてもハッピーでした. 最後に後ろを振り返ったら聴衆がすごくたくさんいたので,びっくりしました :-)
[2010/09/07-08] 日本応用数理学会2010年度年会の折紙工学(1)(2)
日本応用数理学会2010年度年会の折紙工学(1)(2)に参加していました. 講演は以下の通りでした. また,以下の折り紙関連の研究が若手優秀ポスター賞を受賞していました. いろんな人と話が出来て,楽しかったです.
[2010/08/26] 情報オリンピックセミナー
情報オリンピック日本委員会に依頼され, 夏期セミナーで 講師をしてきました. 情報系の超優秀な高校生に「折紙のアルゴリズム」という講演をしてきました (当日の模様). 賢い高校生は反応もよくて,とても楽しかったです. せっかくなので当日使ったスライドのPDFファイルを置いておきます. もしかして参加者の人がここにたどり着いていたらご活用下さい.
[2010/08/??] 木工多面体を入手
積み木インテリアギャラリーのいたち丸さんから Wooden Polyhedra 30 を譲っていただきました. 総ヒノキ作りの超豪華な多面体の模型です. こんなに精度の高い模型を木から削り出してしまうなんて,ちょっと信じられません. いたち丸さんによると「たぶんねじれ12面体を作れるのは自分だけだろう」とのこと. ぜんぶヒノキなので,木の香りがたまりません.研究しながら森林浴気分です. 多面体の論文を書かなくては!という気持ちが強くなりました.
[2010/8/9-11] CCCG 2010@Manitoba
カナダのマニトバ大学でCanadian Conference on Computational Geometry 2010が開催されました. 私自身は以下の3件を発表してきました.自分でプレゼンしたのは単著のやつだけですが.
[2010/7/19]ヘンなキューブパズル2種
(左)シンガポールのショッピングモールを歩いていたら,偶然4面体のパズルを見つけました. 以前パズル懇話会で見たことがあって, つねづね欲しいなーと思っていたので即買いです. これは4面体っぽい形なのですが,実際にはルービック・キューブと原理は同じです. 6面体の8個の角のうち,4個を削り落としたと考えるとよいです. 理屈はよいのですが,実際にやってみると,まったく理屈通りいきません.難しい! 4色版は売り切れていて,銀色版と金色版が売ってました. 私は銀色版.値段は7.90シンガポールドルなので,だいたい500円強.お買い得でした. (右)7月5日にMeffertsで 購入したものが,シンガポール出張中に届いていました.早い. これはGear Cubeというキューブパズルで,回転させるとありえない変化をします. Youtube で Gear Cube で検索すると,いろいろと動画がありますが, 開発者オスカー本人の説明はこちら. どーしても実物をいじってみたくて買いました.思ったよりも滑らかな動きに感動しました. こっちは36USD+送料2USD. これについてはカミカラの歯車の立方体を 彷彿とさせます.これも実物をいじってみたいなぁ….展開図があれば自分で作れるのかなぁ….
[2010/7/13-17] 5OSME@Singapore
シンガポールで折り紙の国際会議 "5th International Conference on Origami in Science, Mathematics and Education"が開催されました. 私自身も を発表しました.今回の発表は自分としてはうまくいったという感じです. エリックこと Erik Demaine の話と Robert Lang さんの話が印象的で, いろいろとヒントをもらいました.それよりなにより, シンガポールに強烈なインパクトを受けました.すごい. 日本のバブルがはじけなかったらこうなってたのかもしれないなーという感じです.
[2010/7/9] GRILLE-NOTES Grid System Notebook
品川駅の ecute の中の丸善で,とても楽しいノートを見つけました. さまざまなタイプのグリッドの罫線が引かれています. 最近展開図やタイリングに凝っているので,試作や思索に使いやすそうです. 写真に写っているものは「普通の90度グリッド+45度」「三角形グリッド+α」 「ハニカムグリッド+α」です.A5サイズで1冊420円.ちょっと高いかな. 調べてみるとA4サイズでページごとに切り離せるものも存在するようです. こっちはもっと高いけど. こうしたグリッドに沿った図が簡単に描けるのは,かなりうれしい.
[2010/6/29]One Day Seminar -- Math and Art --
東海大学の代々木校舎で表記のセミナーがありました.代々木上原で初めて降りました. 駅前に「上原」があふれています.上原公園を発見しました. 以前,前川淳さんに教えてもらった 駅前のモスク(東京ジャーミィ)を見学して, 感心しました.幾何的な模様が溢れていて,楽しいです. イスラム教は偶像崇拝を禁止しているために,こうした幾何的・抽象的な模様が発達したとか. こういう宗教施設は,細工も気合いが入っていて,加工が素晴らしいです. セミナーでは秋山仁先生に久しぶりにお会いしました.展開図に関するお話がいろいろと刺激的でした. 最近悩んでいる問題に対するヒントが得られたような気がします. また,以前からお会いしたいなぁーと強く思っていた, いたち丸さんにも会えて,感激しました. いたち丸さんにいただいたパズルの写真を載せておきます. これは,パズルとしてもかなり楽しい(空間充填図形の難しさがひしひしと感じられて,いいパズルだと思います)のですが, 手触りと「匂い」が最高にイイです.空間充填図形がすっと入る感じもいい(加工精度が高い!)ですし, 桧の香りがすばらしいです.解いていて森林浴気分が味わえます.
[2010/6/18-19]パズル懇話会
6月18日,名古屋から東京に移動して,パズル懇話会に 参加しました.メインの会議にはなんとか間に合い, 『離散数学のすすめ』と 「ナポリのパズル」とクリエイターズマーケットの紹介を しました.2次会と3次会で情報をいろいろと.秋山久義さんのボールは, すばらしいと思いました.が,写真は載せない方がいいだろうなーと思うので,載せません. 6月19日はその続きの会にも参加したけど,これも詳細は載せないほうが良さそうなので載せません...
[2010/6/18] クリエイターズマーケット
北陸から東京に移動するのを利用して名古屋に寄り道して, クリエイターズマーケットに行ってきました. 不可能物体ぎゃらりぃのKiyoriさんに お会いするのが主目的だったのですが,それ以外にも Let Wood Beの中山カズトさんともお会いできたり, 葉樹林のOshoさんとお会いしたり,とても楽しかったです. 写真は
[2010/6/13]第8回折り紙の科学・数学・教育研究集会
第8回折り紙の科学・数学・教育研究集会 に参加・発表してきました.今回は『単純折りの万能性について』と『折り紙の決定不能性』について発表しました. 折り紙の決定不能性は難しい話だったんですが,それなりに伝わったかな? 川崎敏和さんに「1次元でも示せるのでは?」と指摘されて,あとでよく考えたらその通りでした. おかげで証明がかなり単純になりました.発表してよかった! 他の方の発表も刺激的だったけど,多面体フォーラムの西野隆史さんの話も,とても楽しかったです.
[2010/6/1?] 不可能折り紙
最近,不可能物体に凝っているわけですが,ある日とても良いアイデアを思い付いて 作ってみた,不可能折り紙です.一見すると継ぎ目がどこにもありません. なかなか良い感じでできあがりました.
[2010/6/2-2010/6/4]FUN with Algorithms
International Conference on FUN with Algorithms という楽しい国際会議に行きました.パズルやゲームの困難性がたくさん発表されました. 自分が関連する結果は です.ナポリの町を散歩していたら,パズルがたくさん売られているのを見掛けました. 国立考古学博物館から海に下っていくとダンテ広場と呼ばれる場所があります. Google Mapだとこのあたり. このあたりには古本屋さんがたくさんあり, その中のいくつかで,パズルを2.5ユーロ均一で売っていました(写真). モノとしては当たり外れがけっこうあるけど, 添付されている雑誌込みで2.5ユーロは,かなり安いです.種類もたくさんあるし. またここから海に向かっていく途中には,何件か楽しいおもちゃ屋さんがあって, ガジェット好きにはたまりません.
[2010/5/10] 不可能物体
もう一つ思い出したので作りました. これは Kiyori さんの編まれたお金のページにも出ているけど, フェルトで作ったものを見たことがあるので,たぶんそっち方面では 伝承作品なのではないかと予想しています.
[2010/5/9] 不可能物体
今日は現実逃避で,不可能物体を2個作りました. 葉樹林さんで昔 見せてもらった交差するお金 と,不可能物体ぎゃらりぃの Kiyori さんに以前いただいた編まれたお金です. 記憶で作っていたんですが,今見たら葉樹林さんのと私のはちょっと違う….原理は同じだと思うんだけど…. 葉樹林さんのものの方がビジュアル的にはインパクトがあるかなぁ.
[2010/5/4-5] 日本折紙探偵団 関西友の会 第11回 関西コンベンション
神戸女学院大学で開催された上記の会議に参加しました. 飛行機で東京に行くよりも電車で関西に行く方が時間がかかるのですが, 物理的には近いので,移動はわりと楽です. いろいろな楽しい作品を折ることができ,いろいろな人に会えて, とても楽しかったです.何につけ,プロの話は面白い. 特に神谷さんの作品とか 北條さんの作品とか,ビジュアル的にもとても 楽しいものが多く,写真を載せたいところだけど,未発表な作品も多そうなので自粛. でも北條さんご本人が公開している Webページがあったので,そこにリンクしておきます.
[2010/4/9] ジガゾーパズル
卒業する学生からもらった「ジガゾーパズル」を 作りました.私の場合,まず「携帯電話で写真を撮って送る」というところでつまづきました. いまどきケータイを携帯しない人は論外なのでしょうか…. それはともかく,いろいろと興味深いパズルです. といったあたりの工夫がとても面白いです. 貼り合わせて展開図が作れないかなーなどと不埒なことも考えましたが, それはやめました.
[2010/4/8] 東京紙器さんブログに掲載
東京紙器さんG4G9とそこで 配布したパズルについて, ブログで取り上げていただきました. 感謝感激です.
[2010/3/24-28] G4G9に参加・発表
私の中では「伝説の会議」と言っても過言ではない "Gathering for Gardner"(マーチン・ガードナーを囲む会)に 参加して発表してきました.(Webページのアクセスにはパスワードが必要かもしれません.) あまりにもいろいろなことがありすぎて,とても書ききれないので書きません. でもせっかくなので写真を一つだけ.私と一緒にいる人は「あの」 John Horton Conway氏です.「Winning Waysの著者の一人」「ライフ・ゲームを考案した人」 その他もろもろです.私にとっては歴史的偉人です. 私の論文を知っていてくれたみたいで,大感激です. 私自身は「複数の箱を作ることができる展開図」に ついて発表して,これをパズルとして製作したものを配布しました.
[2010/2/1] 朝日新聞デビュー
朝日新聞では隔週月曜日にGLOBEという企画特集をしているのですが, 2月1日号で「数学という力」という特集がありました. ここで『幾何的な折りアルゴリズム』 の著者の一人であるエリック・ドメインが取り上げられました. 『折って1回切るだけで…』 というタイトルで彼の一刀切りが取り上げられています. (このリンクをクリックするとWeb版を見ることができます.) よ〜く読むと私の名前も出ています. 『オリガミ数学に詳しい北陸先端科学技術大学院大学准教授の上原隆平』という紹介,なかなかよいです. 朝日新聞の記者の方に電話で2回ほど取材を受けたのですが,とても熱心で真面目な方でした. 記事もしっかりと書いていただけて,私は大満足です.
[2010/1/31] 可能世界空間論の展示会
東京に日帰りする用事があったので,隙をついて 東京大学の舘知宏さん 可能世界空間論の展示会に行ってきました.1時間くらいしかいられなかったけれど, 偶然居合わせた,館さんや神谷さんにも会えて,とてもラッキーでした. 会期中にもう一度くらい行けたらいいなぁ….詳しいデータは以下の通り. 館さんの作品としては,三次元折紙,自由変形ソフト,剛体折りが展示されています. 特に剛体折りのパネルはすばらしい. あれだけの大きさのものが,それほど力をいれなくてもスムースに動く独特の感触がグッときます.
[2010/1/27] 日詰明男さんのワークショップ
富山大学で日詰明男さんの講演会とワークショップがあったので,参加してきました. 私は以前からプレアデス『音楽の建築』を持っていたので, とても楽しかったです.当日のワークショップでは簡単な 六勾を作りました. いろいろなことを学びました.
[2010/1/26] 展開図パズルの動画
内仲弘さんが 展開図パズルの動画を YouTube 上に作ってくれました. どうもありがとうございます.
[2010/1/9] ボストンのパズルショップ→
ボストンでErik D. DemaineMartin L. Demaine親子を 訪ねたときに,ボストンのパズルショップを教えてもらいました. どちらもIPPに出されたパズルとか,作家手作りの一点モノなどもあり,びっくりしました. 備忘録も兼ねて印象を書いておきます.
Eureka!
比較的新しい店で,規模は小さいけど面白いものがある. 最寄駅はグリーンラインのCoolidge Corner (Inbound).
The Games People Play
こちらの方が規模は大きくて,歴史もありそう. 最寄駅はレッドラインのHarvard Squareなので,観光がてら行けて便利.
どちらの店も珍しいパズルはガラスケースに入っていて,値札もついてなかったりしますが, 聞くと売ってくれます. 強いていえば The Games People Play の方がモノが充実しているかもしれません. 私は Eureka! で右の不可能物体などを買いましたが, どちらも,もう売ってないと思う :-)

Last modified: Fri Dec 24 20:14:43 JST 2010
by Ryuhei Uehara (uehara@jaist.ac.jp)
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