過去の【今日日の私】 00. 6 - 12 00. 12. 29 ホントは今日帰省するつもりだったのだけど、年賀状描きが思ったより時間がかかってしまい、明日に延期しました。で、時間ができたのでちょっと職場に来て、用事をしたついでに更新でもしようかなと。 もともと絵を描いたりデザインしたりするのが好きなので、年賀状にはいつも結構気合いを入れ、毎年何かしら新しい技法を試すことを自分に課している。今回の年賀状は…21世紀を目前にして、あえてプリントゴッコを導入! プリントゴッコって、発売された当時は家庭でカラー印刷ができるということで非常にもてはやされたもんだが、今はすっかりインクジェットやレーザープリンターが普及して、プリントゴッコの宣伝文句も一転して「手作り風の賀状を」みたいなものに変わってきた。印刷の解像度、安定性、扱いやすさ、どれをとってもプリントゴッコはインクジェットに遠く及ばない。それでも1枚1枚手をかけたいという奇特な人がプリントゴッコを買うんだろうね。僕みたいに。 夜までかかって年賀状の絵は完成した。自分で撮った写真をもとに版を起こしてみたのだが、なかなか自分の思い通りのイメージに刷るのは難しい。でも使い方次第で面白いことはできそうだ。たとえば黒はコピー、色はプリントゴッコで出すと解像度が増したように見えるとかね。でも次に使うのは1年後なんだろうな。 そんなわけで今年最後の更新です。ページを読んで下さった皆様、ご愛顧ありがとうございました。良いお年を! 00. 12. 22 噂ではあと9日ぐらいで20世紀も終りを告げるらしいとのことだが、こっちはバタバタしていてそれどころではない。おお、21世紀がやってくるぞ。次の世紀は更にすばらしい時代になるよう、世界平和のために貢献しようではないか。などと決意を新たにするべきなのに、やれ拡散ポンプのオイルを買わなきゃとか、チューブ炉のヒーター線が何本切れたとか、不燃ゴミは年内あと1回しか回収されないから忘れないようにしなきゃとか、きわめて近視眼的な雑用に惑わされているこのごろ。世界平和は遠いよ。 一昨日は研究科の忘年会、昨日は研究室の忘年会と2連チャン。今朝は早く目が醒めていつもより1時間半くらい早く出勤した。昨夜の酒量がちょうどよかったのだな。飲んだ翌日は、身体全体が回復に向かって頑張っている気がして気持ちがいい。これって昭和30年代に日本全国民が回復に向かって頑張っていた充実感と似ていないだろうか(想像)。ただし、飲み過ぎた翌日はダメです。国民全員負けモードです。さて来週は助手の忘年会。 00. 12. 15 「青春のポップス」を見て気付いたことがある。それは錦織健と藤井隆は似ている!ということ。2人とも今年紅白初出場で、NHKの出場者発表頁では両者の顔写真が左右対称に配置されていたりして、頁を作った人もさりげに2人の顔はクリソツだと主張しているようにすら見える。少なくとも上沼恵美子とつんくより似ていると思う。紅白で鏡コントをやらないだろうか。やらないだろうな。 考えてみたらピンクレディーってもう40代じゃないですか。かつて人気絶頂だった頃、「ぴあ」のはみだし欄に「20年後に2人が懐メロ番組で ♪ウォンテッド! と歌う姿を想像すると涙と吐き気を禁じ得ない」なんて書いた人がいたけど、今まさにそれが現実に。しかも紅白で。でもやってみると当時想像したほど寒いものではなく、自然に見られる気がする。20年前に比べると、中年の人が若い頃のように歌ったり踊ったりすることが変なことではないと一般に認識されるようになったと思う。なにしろ当時の若い人がいま中年になったのだから。若い頃踊りまくっていた人は年取っても踊るのだ。若い頃漫画読みまくっていた人は年取っても(以下略)。 ところで「ワタシ的に」という言い方を最初に使ったのは飯島愛だって、本当ですか? 00. 12. 11 「新ゴーマニズム宣言・台湾論」を読んでいる。いや熱いわ。自分がHPを作るようになって、他人様の目にかなう文章や読みものをコンスタントに産み出すことがいかに大変か思い知ったが、その点小林よしのりはよくこれだけ書くことがあるなあと思う。良くも悪くも自分の意見を明確に持っている人はいくらでも喋れる。私はいくつかの考え方がある場合に、特定の考え方に100%傾倒することができず、A70%、B20%、C10%のように複数の考え方を頭にとどめないと不安なのだ。Aさんの意見ももっともだけど、Bさんの言うことにも一理ある、というタイプ。アナログ人間なのだろうか。こういう人間は部屋を片付けるのも苦手だ。物品Aを置いておきたいのはやまやまだけど、物品Bも捨て難い、と思っているうちに部屋にガラクタが増えていく。 原田真二の名を久しぶりに聞いたと思ったら、松田聖子の不倫相手だとはねえ。かつて「キャンディ」「シャドー・ボクサー」がザ・ベストテンで2曲同時ランクインしたのを見た世代としてはややがっかりした。彼のやったことに対して、というよりも、彼を単なる間男のようにしか扱わないマスコミに対してである。彼はアーティストであって、芸能ゴシップ記事をにぎわす三流タレントではなかったはず。18歳にしてスーパースターと呼ばれたデビュー当時のオーラは遠くなりにけりだ。 00. 12. 4 【歌の途中で違う曲に変わるシリーズ】 ♪あ〜よかったな、この腐敗した… 今更だが、検索エンジンってすごい。中学の時の担任の先生とか、高校の時にギターを習っていた先生が今どうしているか、ふと思いついてサーチしたらたちどころにわかってしまった。ということは本サイトも検索エンジンに登録した方が、昔の知り合いが見つけてくれる確率が高いのだな。近々リニューアルしたら登録しよう。 日本の琴のことを英語ではホライズン・ハープというそうだ。そういえば欧米のハープを日本語では竪琴という。タテとヨコ、お互いに自分の型が標準で相手の型を異種なものと見ているのが面白い。 紅白出場歌手が決まった。「箱根八里の半次郎」のサビ以外の部分を初めて聴けそう。いや別に氷川きよしが今までTVに出なかったわけではなく、たまたま僕が見たことないだけなんだろうけど。チェッカーズ最後のステージとか、岡本真夜TV初出演が紅白だったように、やはり紅白には紅白ならではの付加価値が欲しいっすね。あ、今年はピンクレディーとアリスか。 00. 11. 18 思い切ってコンピュータを買ってしまいました。Power Mac G4 Cube。いぇーい。今までは職場でしかインターネットやメールができなかったのが、自宅からでもできるようになった。iMacが出た時はデザインがあまり私好みでなかったので食指が動かなかった(とくにあの円形のマウスは使えないことこの上ない)けど、今度のCubeはデザインも良いし使い心地も良く、気に入った。iMacの後でiBookが出たように、そのうちこの無色透明とブラックを基調にしたデザインのG4搭載ノートが出るのかな。さすがにCubeとは呼べないから、G4 Plateとでも呼ぶのだろうか…とあれこれ想像させてくれる。まあ新しくピカピカしているのは今だけで、コンピュータ業界のサイクルの速さを考えると2、3年後にはひどく時代遅れになっていて「おまえ、Cubeなんて買ったの? アハハハハ」と馬鹿にされないとも限らないが、とりあえず最新モデルであるうちは新しさを楽しもう。 初めてパソコンを買ったのは10年ほど前。今じゃそれこそ笑っちゃうような機種である。当時のことでHDDはなし、FDDもアクセスする度に「がちゃっ! がちゃがちゃっ!」と機械音が鳴り響くタイプだった。でも自分でプログラムを組んだり文章を書いたりするのには十分で、さんざんお世話になった。今も職場で時々使っている。 00. 11. 9 IT革命が声高に言われている昨今、「ハイテク」という言葉がちょっと古びてきたように感じられる。「IT」に比べると、外国語をカナで略しているところがダサいということかな。もしITをカナ頭文字にすると「インテク」か。「インテク革命」。うーん。 そもそも日本人はずっと昔から外来語をカナで略してきたわけで、「ゼネコン(1)」「ベア(2)」「コンビニ(3)」などは日本語として定着している。最近は「CG(4)」「AV(5)」「R&B(6)」などアルファベットで略すケースも出てきている。新しい英語が入ってきて、それが長ったらしい時、カナで略すかアルファベットで略すかがまず問題だ。今日、ホームページのことをホムペと表記しているのを見た。HPだとヒューレットパッカードと紛らわしいからね。 グループ名、個人名の略称にも両方の流儀がある。ELTと言うがブリシンとは言わない(7)。ドリカムと言うがDCTとは言わない(8)。TKと言うがコムテツとは言わない(9)。キムタクと言うがTKとは言わない(小室とかぶるから)(10)。BBと言うがブリバルとは言わない(11)。ブラピと言うがBPとは言わない。キムタクやブラピのような例は、二枚目にあえてダサい呼称をつけてギャップを楽しんでいるのだと言えなくもない。 ブラピとは 俺のことかと Brad Pitt言い (いや、かえって「ブラッドピット」より「ブラピ」のほうが原語の発音に近いか。) 【注】(1) General Contractor. (2) Base Up. (3) Convenience Store. (4) Computer Graphics. (5) Audio Visual. (6) Rhythm & Blues. (7) Every Little Thing. (8) Dreams Come True. (9) 小室哲哉。(10) 木村拓哉。(11) Brigitte Bardot. 00. 11. 4 久々に日記らしいことを書きましょう。 今日は一応休日でしかも雲一つない快晴! 月曜までに書かねばならない書類があるのだが、こんな日をデスクワークに費やしたら悔いが残る。夕方までは遊ぶことに決定する。 というわけで以前からちょっと興味のあった美川町の呉竹文庫へ。北前船主の三代目・熊田源太郎氏が、家業を継いで実業家や村長をやりながら、溢れる知識欲を抑え切れずに膨大な量の書物を買い集め、やがて大正11年、私立図書館にして一般公開したもの。 1万4千冊という蔵書の数に圧倒される。ほぼすべて大正・昭和初期の書物。昔の本は装丁が丁寧で、背見出しの金文字など今見てもきれいなものだ。本が今より遥かに高価だった時代。財力のなせる業だが、熊田源太郎という人は茶も和歌もたしなんだし、この建物の内装にも彼のさまざまなこだわりが見られ、単なる成金趣味でないセンスを感じる。 館長さんに頼んで古い本を閲覧させていただく。おお、「大正十六年版朝日年鑑」が! 年鑑類はふつう前年に発行されるので、発行時はまだ大正天皇が存命だったわけ。内容は「現在活動している作家の一覧表」(78名)、「コンサートホールの一覧表」(9箇所)…のどかな時代だなあ。「活動写真の無線放送」という記事が面白い。実験は国内外でポツリポツリ行なわれているが、可能かどうかはまだ何とも言えない段階とのこと。テレビの試験放送が日本で行なわれるのは、これより15年後だ。 いろいろ楽しかった。おかげで夜の11時に書類書きをしているけど、悔いはないです。 00. 10. 27 とはいうものの(前回の当欄を参照)、ドラマは視聴率20%くらい出せばまあ当たりと言われる。てことは人気ドラマは、大雑把に言って日本中で2000万人が見ている。一方漫画の人気作品の読者数は、コミックス、雑誌合わせてせいぜい500万人といったところではないか。つまり今の日本では、漫画人口よりドラマ人口の方が断然多い。いい大人が漫画など読んでいると世間の冷たい視線を浴びることもしばしば。 「ドラマより漫画」派としては、なぜ皆がドラマは見ても漫画は読まないのか知りたい。 たとえば「TVはタダだから」という理由もあるかもしれない。ドラマには好きなタレントが出るからという人も多いだろう。もっと本質的な理由としては、漫画よりドラマの方が見る側は消費エネルギーが少なくて済む、という事情も考えられる。小説ファンからは噴飯ものだと非難されそうだが、漫画を読む際にもそれなりに想像力を駆使する必要がある。それに対して普通の人気ドラマは考えさせる要素を極力排除して作られる(例外もあるが)。メッセージを持った人気ドラマが今のTVにあるだろうか。 「編集王」「ショムニ」「金田一少年の事件簿」「東京大学物語」「研修医なな子」「君の手がささやいている」「ぽっかぽか」「味いちもんめ」「いいひと。」等々、同一タイトルの漫画とドラマ両方を見た方。どっちが良かったですか? 00. 10. 13 漫画をドラマ化する時に、話の展開や台詞をどの程度原作に忠実にするかは難しいところであろう。「じっちゃんの名にかけて」のようにそれが無ければキャラクターが成立しない決まり文句は別として、通常原作の台詞はそのまま使うことは少ないと思われる。使うと単なるコピーのようになってしまう。だから同じ場面でもドラマ脚本家はあえて原作と違う台詞を考えねばならない制約がある。 さて「編集王」だ。少し期待していたのだが、最初の10分見てもういいやと早送り。理由はまずキャスティング。原田泰造のカンパチは悪くないと思ったが、青梅デスクが中山秀征というのが自分の中では納得いかない。原作では昔のショーケンのようなイメージだったのに、性格設定が全く変わっている。原作者の土田世紀は、多くの登場人物を実在の俳優や有名人に似せて描いている。そのモデル(と思われる)人物−西田敏行、大仁田厚、豊川悦司、宮史郎ら−をちょっとでもドラマに登場させてくれたら楽しいのだが。そして台詞。土田世紀の書く台詞は練り上げられていて奥深い。特に、原作で青梅がカンパチを励ます時に言う「お前の人生は全20巻じゃねえ」という台詞がカッコ良くて好きだった。ドラマの該当シーンでは中山ヒデが酔ってわめくだけで、原作に勝る台詞は無かった。(もちろん、つまらないのはヒデが悪いと言ってるわけじゃないよ) ドラマで大ヒットした「ショムニ」にしても、漫画のはじけた世界がドラマでは抑え気味で物足りない気がした。漫画とドラマは別作品と考えるべきなのだろう。 00. 10. 6 笑っていいとも!のテレホンショッキングに志村けんが初登場したそうだ。新聞の番組表にドカドカと「あの志村けんテレホンに初登場」と記述してあるところを見ると、よほど画期的なことらしい。 このコーナー、今でこそ明日のゲストにTELする時は一発で繋がるし、「明日来てくれるかな?」の問いにはまず間違いなく「いいとも!」と返ってくるけど、番組開始当初は相手の居場所がなかなか掴めなかったり、「明日は仕事で…」と断られることも多々あったものだ。いつのまにか今のようにスムーズに事が運ぶように変わった。事前に裏で出演交渉が済んでいることは、いまや視聴者も暗黙のうちに了解しているだろう。実際、筒井康隆は出演する1週間ほど前に局から出演依頼が来たことを日記の中で公言しているし、誰か忘れたけど女の子アイドルが本番で「緊張して、おとといの夜から眠れなかったんですぅ」と、はからずも裏事情を暴露してくれたこともあった。 ところが、既にそんな予定調和的な「いいとも!」の返事が当たり前になっていた7〜8年前、「明日来てくれるかな?」の問いに「明日はゴルフだからダメですよ!」と断って我々を唖然とさせたのが、志村けんだった。本当に彼が前触れなくドタキャンしたのか、それともこれもまた番組側了承済のシナリオだったのかは知らない。だがおかげで、今日の彼の出演は確かに番組史に記念すべき出来事になったのだった。 「いいとも!」と一発で返ってくる現状は、今のTV番組に真のハプニング性なんてほとんどゼロに等しいことを我々に示唆している。そう認識していれば、夫婦がモメたり別れたりといった「やらせ」など非難するにも値しないと思うが、どうか。 00. 9. 27 1週間ほどアメリカへ行ってきました。生まれて初めての海外。いやあ面白かった。1冊本を書きたいくらいいろいろなものを見聞きした。まるで1ヶ月くらい行っていたような気分。そのうちこのページで報告したいと思う。いまは帰国して3日経ったが、まだ時差が残っているのか、朝早く目が醒めたり夕方もう眠くなったり。もっとも出発する直前も結構夜更かしや徹夜が続いていたので、時差ボケなのか単に不規則な生活なのか判断が難しいところである。そうだ、留守の間の新聞を読まねば。いない間に何か大変なことが起こっていたりして。 00. 9. 12 最近は「ZOO」(ECHOES)が私の頭の中をエンドレスで流れていて、車を運転しながら歌ったりしている。いい曲だ。蓮井朱夏バージョンもあってこちらはドラマの登場人物が歌っているという設定らしい。郷ひろみの歌の作詞作曲者が「唐沢晴之介」とクレジットされていたり、小泉今日子があんみつ姫の名でシングルを出したりしたのと同じ(だから古いって)。けど、現在「ZOO」がヒットチャートの上位をキープし、街の至る所で聞こえてくる状況にはちょっと複雑な気分になる。実は何年か前に辻仁成がTVのトーク番組でこの曲をギター1本で歌っているのを聴いて、面白い視点の曲だと思ったのだが、それっきりだった。まさかリバイバルヒットするとは。その時耳コピして自分のレパートリーにしておけば、いまごろ鼻が高かったのに。まあいいや。こんどカラオケに行ったら歌うぞ。首を洗って待ってろよ(誰が?)。 さて来週は出張で1週間ほど米国へ。しばらく更新はないでしょう。では! 00. 9. 3 昨夜のCDTVで「夏祭り」(Whiteberry)が何とベスト3に入っていた。すごいじゃん。この曲は10年位前にジッタリン・ジンが歌ってヒットした曲。Whiteberryって今まで「子供っぽいグループがいるな」という認識しかなかったけど、実際まだ中学生らしい。コドモが自分でのびのびと演奏して歌っているのを見ると応援したくなるよね。それがまた「夏祭り」の歌に登場する少年少女の初々しさとマッチしている。いい曲を見つけてきたと思う。ここで思い出したのがフィンガー5(古いね)。アイドルとして売り出してからは5人で歌って踊る姿が普通だったけれど、もともとは彼らは主にアメリカンポップスを演奏して歌う、本格的なバンドだったのである。子供ながらに自分たちで演奏して歌う姿は同じ子供から見て大変カッコ良く、「メンバーになりたい」と思ったこともあったなあ。そうだ、Whiteberryの次の曲はフィンガー5のカバーなんかどうだろう。ちょっと違う? 00. 8. 26 「BELOVED」(GLAY)と「あの素晴らしい愛をもう一度」(北山修)のサビが似ているのはあまりにも有名だが、「17歳」(南沙織)と「ローズガーデン」の冒頭部が似ていることは知られているのかな(古いね)。それを言うなら「You are my sunshine」と「This land is your land」も似ている。別にパクリだとか言うつもりはなく、ただ単に似ていることを面白がっているだけである。今日すごいのを発見した。20年くらい前のシーナ・イーストンのヒット曲「モダンガール」を口ずさんでいたら、展開部のメロディーがなんと「愛されるより愛したい」(Kinki Kids)の冒頭の1行と完全に同じではないか。パクるつもりはなくても、やっぱり昔聞いたメロディーというのは無意識に出てしまうんだろうなあ。作曲家は大変だ。でも「LOVEマシーン」以後のモーニング娘。の一連の曲はきっと確信犯的に70年代の洋楽からパクっていると思うが、ここまでやるのもどうかと>つんく。どうだっていいじゃんそんなこと、と言われそうだけど。 00. 8. 21 人からもらったテープを聴いていたらスティービー・ワンダーの懐かしいナンバー「パートタイムラバー」がロングバージョンで入っていた。たぶん当時12インチシングルとしてリリースされたのだろう。思えば12インチシングルって、CDが出回る直前に流行ったなあ。今のマキシシングルに相当するのか。おなじ曲でも通常の長さのドーナツ盤と12インチシングルの2通りのバージョンがあったりした。やはりS.ワンダーの「心の愛」も両方聴いた覚えがある。12インチはドーナツに比べ歌詞が長い…ということはほとんどなく、たとえば前出の2曲などは前奏・間奏がひたすら繰り返されるのみで、今聴くと水増し感が否めない。本当に12インチやマキシに値するのは「清河への道」「親父の一番長い日」「私は風」のような大作だけだと思う。ところで12インチ=1フットだが「1フットシングル」とは呼ばない。「ビタミンC 1g配合」と言わずに「ビタミンC 1000mg配合」と言うがごとし。でも爆風スランプは「一尺シングル」と呼んでいたっけ。 00. 8. 3 国名略記について続報。日本と他国をあらわす時にしばしば「日米」「日独伊」などと書くわけだが、略記法がない(または、略記法が広く知られていない)国が相手の場合どうなるか。実際に手元に来た文書を見てみる。 「日ポーランド○○プロジェクト」 「日イスラエル△△委員会」 なんだかなあ。「本」一文字だけ省略するくらいなら両方フルネームでもいいのでは? またはすべての国に漢字一文字の略記法を用意することも考えられるが、これは覚えるのが大変か。 それで思い出した。かつて中国の周期律表を見る機会があり、向こうでは元素名はすべて漢字一文字で表記することを知った。金属元素には金へんの漢字、気体元素には気がまえの漢字が使われている。モリブデンは金へんに目、タングステンは金へんに烏というように、日本ではお目にかかれない珍しい字のオンパレードだ。たぶん新しい元素が発見されるたびに新しい漢字を作ったのだろう。そうか、本場では今も新しい漢字が生まれ続けているのか。 00. 7. 25 先週梅雨明け宣言が出ました。もっともその前後で特に天候は変わってません。 今シーズンは大河と朝ドラを見るのをやめ、今見ているドラマは「合い言葉は勇気」だけになりました。いまの大河、完成度は高いと思うんですが、なぜかあまりチャンネルを合わせる気になりません。実際、視聴率はジェームス三木作品にしてはかなり不調ですね。おなじみの一流俳優をそろえるのもいいのですが、むしろいろんな演劇ジャンルから新鮮な役者を連れてくるほうが視聴者も喜ぶのでは? そういう意味で来年の和泉元弥には期待です。 最近の発見は、らーめん花月の和風つけ麺。和風という割には油分多いけど、2種類のたれの微妙な味わいが好みです。 00. 7. 16 真夏だ! 暑い! これで梅雨が明けていないなんて! よく言われるが、昔は梅雨明けの前後で気候が確かにがらりと変わっていたのに、最近は境目がはっきりしない傾向にある。 何年か前、8月になっても雨続きで、「一体いつになったら梅雨は明けるのか」という問い合わせ(苦情?)が殺到し、困った気象庁は一応梅雨明け宣言を出したものの「本格的な梅雨明けは2週間くらい先になるでしょう」とワケのわからない注釈をつけていた記憶がある。梅雨明け宣言って何だろう。皆を満足させるために、便宜的に出している程度のものという気がする。 鶴来町に新しくオープンした総合文化会館「クレイン」へ。町立図書館も従来の古い建物からこちらに引越し、蔵書も大幅リニューアル、格段に広く快適な空間になった。 00. 7. 12 ゆうべビール1缶飲んだせいもあり、いつもより3時間早く目が醒める。有意義な朝だった。 職場で「日瑞科学技術協力プロジェクト」について通知あり。瑞とは何? どうやらスウェーデンのことらしい。アメリカを「米」、フランスを「仏」と書くように、スウェーデンは「瑞」と書くのだった。知らなかった。ところで20年ほど前、ニュージーランドに「乳」という漢字を当てることに決定したと新聞で読んだような気がするが、その後使っているのを見たことがない。この国名を単独で略記するときは「NZ」と書かれることが多い。「日本とニュージーランド」を略して書きたい場合は「日NZ」では変だからやはり漢字1文字の表記法が必要だろうが、「日乳」などと言っているのだろうか。 「カナダとベトナム」を略すと「加越」となるのだな。もし「加越首脳会談」とニュースが流れても加賀市長と越前町長が話し合うわけではない。 00. 7. 7 卵は10個パックで買うのが割安だが、10個使い切るには努力が必要だ。 賞味期限を1カ月過ぎた最後の1個をドキドキしつつ食す。まあ命に別条なし。 そういえば、いまスーパーで牛乳が安い。 00. 6. 30 いやー、夏ですねー。どうして夏はこういう喋り方になるんでしょう。「いやー、冬ですねー」とはあまり言いません。冬の場合は「冬将軍の到来を思わせる今日この頃‥」と内向的な喋りになりがち。夏は光と熱のエネルギーの照射にさらされて頭が鈍くなるのでしょうか。 |
00. 6 - 12 01. 1 - 6 01. 7 - 12 02. 1 - 6 02. 7 - 12 |
更新履歴 00. 12. 4「メディア雑感」に「どっちの料理ショー」をUP。 00. 11. 27「メディア雑感」の中に「メディア短感」コーナーを新設。過去の書評のうち短いものを移動、さらに「研修医なな子」「ガケップチ・カッフェー」をUP。 00. 11. 10「メディア雑感」に「石器発掘捏造事件に関する三大新聞の報道」をUP。 00. 11. 5「米国見聞メモ」に「喋る 〜YES or NO?〜」をUP。 00. 11. 2「米国見聞メモ」に「食べる 〜高カロリー食とダイエット商品と〜」をUP。 00. 10. 29「米国見聞メモ」欄を新設、「飲む 〜スヌーピーも飲んでるルートビア〜」「食べる 〜感謝感激雨あられ〜」をUP。 00. 10. 6「異物混入食品と「買ってはいけない」論争」に追記。 00. 10. 4「耳コピ紀行」に「威風堂々」をUP。 00. 9. 27 9/12の「今日日の私」でECHOESを誤ってECHOSと書いていたので直した(苦笑)。 00. 9. 1 リンク改訂。プロフィール(仮)UP。 00. 8. 27 「雑感」に「異物混入食品と「買ってはいけない」論争」をUP。 00. 8. 5 トップページのレイアウトを大幅改訂! 他のページはおいおい…。 00. 8. 3 「メディア雑感」に「二十一世紀科學小僧」をUP。 00. 7. 29 レイアウト一部改訂。メディアによる記事の分類を廃止。といってもまだ記事は1編だけなので分類もへったくれもない状態ですが。記事が増えた時にはテーマによる分類をしようと考えています。 00. 7. 9 タイトル画像を貼付。カウンタを設置。 00. 7. 7 「耳コピ紀行」に小ネタ3曲をUP。 00. 7. 1 「漫画の話」に「ヨコハマ買い出し紀行」をUP。 00. 6. 30 「耳コピ紀行」に「元禄繚乱〜テーマ」「ノクターン」をUP。 |