地域からのエコツーリズム
-観光・交流による持続可能な地域づくり-
日本観光研究学会 の学会賞「観光著作賞」を受賞
「エコツーリズムは何をもたらすか」「どう取り組めばいいのか」に応える本
敷田麻実・森重昌之(北海道大学) 高木晴光・宮本英樹(NPO法人ねおす)
<学芸出版社から発売中、(三刷)されました> 2,000円+税
地域づくりのサイドからエコツーリズムに注目している人が増えています、その人たちに向けた本がほとんどありませんでした。本書は、観光による地域づくりに取り組みたいとお考えの関係者(行政職員やコンサルタント、NPO関係者など)、エコツーリズム関係者だけでなく、エコツーリズムを実践したいとお考えの観光業者、研究者、大学生などにお勧めです。(このHPのエコツーリズムのページ)
全国の書店やネット書店で販売中ですが、NPO法人ねおすのHPからも注文ができます。
著者からの紹介を「有」にチェックして通信欄に「敷田からの紹介」とお書き下さい。また10冊以上は、敷田にメールいただければ、多少割り引いて販売いたします。
目次 エコツーリズムの推進のことが本当によくわかる本
第1章 エコツアーはおもしろい-釧路・霧多布~湿原ストーリー-
1 釧路湿原にて-1日目
2 釧路湿原から霧多布湿原へ-2日目
3 霧多布にて-3日目
第2章 エコツーリズムの誕生と広がり
2・1 エコツーリズムとは何か
1 ツアーとツーリズム
2 エコツアーとエコツーリズム
3 エコツーリズムの理念-環境保全・観光振興・地域振興
4 地域からの取り組み、旅行業からの取り組み
5 理念とモニタリングの重要性
2・2 エコツーリズムの誕生から現在まで
1 エコツーリズムの誕生とその経緯
2 エコツーリズムの拡大
2・3 日本におけるエコツーリズムの広がり
1 エコツーリズムの普及と政府の観光政策
2 「地域」の視点から見た日本のエコツーリズム
3 日本各地でのエコツアーの取り組み
第3章 地域によるエコツーリズムのマネジメント
3・1 エコツアーの影響
1 地域の自然環境への影響
2 地域社会と経済への影響
3・2 エコツーリズムの影響の背景と課題
1 マスツアー化するエコツアー
2 一線を越えてしまうエコツアー
3 エコツアーづくりの外部依存傾向
3・3 地域主体のマネジメント
1 なぜマネジメントが必要か
2 誰がマネジメントすべきか
3 どうマネジメントするか
4 エコツーリズムのマネジメントから自律的観光へ
第4章 自律的観光としてのエコツーリズムの推進
4・1 自律的なエコツーリズムへ
1 地域によるエコツーリズムの推進とは
2 一般的なエコツーリズムの推進プロセス
4・2 エコツーリズムの推進モデル
1 エコツーリズムの推進に共通する経験
2 エコツーリズムの推進のサーキットモデル
4・3 エコツーリズムの推進のポイント
1 地域内の結びつけと地域の思いの説明
2 地域内の知と地域外の力の活用
3 専門家の活用とつき合い方
4・4 自律的観光としてのエコツーリズムの評価
1 エコツアーの評価
2 エコツーリズムの評価
3 エコツーリズムの推進プロセスの評価
4 エコツーリズムの評価の重要性と難しさ
5 エコツーリズムの真の効果
第5章 エコツーリズムと持続可能な地域づくり
5・1 地域づくりに活用されるエコツーリズム
~北海道黒松内町「ブナ北限の里」
5・2 エコツーリズムの拠点施設から地域づくりへ
~登別市ネイチャーセンター「ふぉれすと鉱山」
5・3 自律的な地域づくりに向けたマネジメント
1 地域マネジメントとは何か
2 エコツーリズムの推進と地域マネジメント
5・4 持続可能な地域を自律的につくる
1 オープンな地域マネジメント戦略
2 今までの観光を越えるエコツーリズム
第6章 <補論>エコツアーのつくり方
6・1 つくり手の思いとしかけ
6・2 メイキングエコツアー
1 訪問地の状況に応じたエコツアーづくり
2 エコツアーづくりの基本工程
3 地域内外の協働によるプランニングの留意点
この本の特徴と使い方
(制作中)
この本へのコメント(制作中)
(制作中)