Research
データ分析技術を活用して、自然災害による被害を最小化することをミッションとします。
合成開口レーダや光学センサ、ドローンの空撮画像を利用して広域で生じた物理的な被害を短時間で把握する手法の開発に取り組んでいます
災害発生時に被災地で発信されたSNSから、被災者への心理的なインパクトやニーズに関する情報を抽出し、その分布を把握する手法の開発に取り組んでいます
被災地域においては、被災者の移動パターンが時間・空間的に変化します。これらの傾向を分析し、いち早く被災状況を量的に推定する技術の開発に取り組んでいます
Education
メッセージ
私たちの研究室では、地震や津波、洪水、土砂災害をはじめとする様々な広域自然災害を対象に、衛星画像やスマートフォンGPS、SNSデータによる広域被害把握技術の高度化や、災害時の様々なステークホルダーによる意思決定の高度化に関する研究、それらを基盤とした災害に強い社会システムの構築を目指して、日々、研究に取り組んでいます。
私たちの研究室は2019年4月に発足しました。比較的、若い方の研究室になります。現在は、中国やインドネシア、タイからの留学生も含めて、さまざまな国の学生と研究を行っています。学生が取り組む研究テーマとしては、防災関連の研究が中心となります。災害は自然現象(ハザード)と人間社会が交差した場所で発生します。そのため、人を守る技術を開発するためには、物理現象と社会現象の両者を見ないといけません。様々な現象が複雑にからみあった課題を解決するためには、一つの領域の研究にだけ取り組んでいても問題を解決することはできません。そのため、研究室では、工学的な研究から社会科学的な研究、それらを融合した知識科学的な研究まで、分野を問わず、必要様々な研究領域にチャレンジしています。
「何か新しいことを始めてみたい!」という方は大歓迎です。興味を持たれた方はお気軽にご連絡ください。