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郷右近研のホームページへようこそ
私たちの研究室は2019年4月に発足しました。現在は、中国やインドネシア、タイからの留学生も含めて、さまざまな国の学生と研究を行っています。学生が取り組む研究テーマとしては、防災関連の研究が中心となります。災害は自然現象(ハザード)と人間社会が交差した場所で発生します。そのため、人を守る技術を開発するためには、物理現象と社会現象の両者を見ないといけません。様々な現象が複雑にからみあった課題を解決するためには、一つの領域の研究にだけ取り組んでいても問題を解決することはできません。そのため、研究室では、工学的な研究から社会科学的な研究、それらを融合した知識科学的な研究まで、分野を問わず、必要様々な研究領域にチャレンジしています。
郷右近プロフィール
- 学歴
- 職歴
- 研究業績
- 著書
- 競争的資金
- 社会・学会活動
- 受賞
- 2015年3月 東北大学 博士
- 2012年3月 東北大学 修士
- 2010年3月 東北大学 学士
- 2023 - : 北陸先端科学技術大学院大学 , 解釈可能AI研究センター , 准教授
- 2023 - : 北陸先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科 , 創造社会デザイン研究領域 , 准教授
- 2022 - : 北陸先端科学技術大学院大学 , 自然との共感・共生テクノロジー研究センター , 准教授
- 2019 - 2023 : 北陸先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科知識科学系 , 准教授
- 2015 - 2019 : 東京大学生産技術研究所 , 都市基盤安全工学国際研究センター , 助教
- 2014 - 2014 : ドイツ航空宇宙センター , 客員研究員
- 2012 - 2013 : ドイツ航空宇宙センター , 客員研究員
- 2012 - 2015 : 東北大学大学院工学研究科 , 土木工学専攻 , 日本学術振興会特別研究員(DC1)
- 学術論文(一部)
- Buya, S.; Usanavasin, S.; Gokon, H.; Karnjana, J. An Estimation of Daily PM2.5 Concentration in Thailand Using Satellite Data at 1-Kilometer Resolution. Sustainability 2023, 15, 10024. https://doi.org/10.3390/su151310024
- J. Xiao, T. Yuizono and H. Gokon, "Numerical Simulation of Winter Microclimate and Thermal Comfort of an Asymmetric Canyon in the Urban Square Area," 2021 5th International Conference on Vision, Image and Signal Processing (ICVISP), Kuala Lumpur, Malaysia, 2021, pp. 201-205, doi: 10.1109/ICVISP54630.2021.00044.
- K. Kyaw, C. Gadagamma, K. Kyaw, H. Gokon, O. Murao, and K. Meguro, “Seismic Fragility Analysis of Poorly Built Timber Buildings in Yangon Slum Areas,” J. Disaster Res., Vol.15 No.3, pp. 407-415, 2020
- Gokon, H.; Endo, F.; Koshimura, S. Detecting Urban Floods with Small and Large Scale Analysis of ALOS-2/PALSAR-2 Data. Remote Sens. 2023, 15, 532. https://doi.org/10.3390/rs15020532
- Eka Juliafad; Hideomi Gokon; Rusnardi Rahmat Putra. DEFECT STUDY ON SINGLE STOREY REINFORCED CONCRETE BUILDING IN WEST SUMATRA: BEFORE AND AFTER 2009 WEST SUMATRA EARTHQUAKE. INTERNATIONAL JOURNAL OF GEOMATE 2021, 20, 205-212.
- Gokon, Hideomi, et al. "A method for detecting buildings destroyed by the 2011 Tohoku earthquake and tsunami using multitemporal TerraSAR-X data." IEEE Geoscience and Remote Sensing Letters 12.6 (2015): 1277-1281.
- Liu, Wen, et al. "Extraction of tsunami-flooded areas and damaged buildings in the 2011 Tohoku-oki earthquake from TerraSAR-X intensity images." Earthquake Spectra 29.1_suppl (2013): 183-200.
- 復興まちづくりにおける津波数値シミュレーションの活用-仙台市沿岸部,東日本大震災を分析する2 震災と人間・まち・記録,第2部,第4章,2013年
- 東北地方を襲った津波の流况–名取川河口周辺の事例,pp.143-154,2013年
- 東日本大震災を分析する1 地震津波のメカニズムと被害の実態,第3 部1 津波と洪水の被害,pp-134-143,2013年
- Application of Remote Sensing for Tsunami Disaster, Remote Sensing of Planet Earth, Dr Yann Chemin (Ed.),2012.
- 科研費(基盤研究(A)),シングルV/mレベル高性能グラフェン電界センサによる襲雷予測基盤技術の創生,分担者,2023-2027年度
- 科研費(若手研究),リモートセンシングによる災害時の意思決定の高度化に関する研究,代表者,2020-2022年度
- 科研費(若手研究(B)),リモートセンシングの社会実装による災害レジリエンス向上についての研究,代表者,2016-2019年度
- 科研費(研究活動スタート支援),L-バンド合成開口レーダによる大規模自然災害の早期被害把握システムの構築,代表者,2015年度
- 科研費(特別研究員奨励費),2011年東日本大震災の実態に基づいた津波被災地の早期探索技術の開発,代表者,2012-2015年度
- 災害に強い社会を支える工学研究グループ50周年記念シンポジウム,運営参加・支援,2017年12月
- The 16th International Symposium on New Technology for UrbanSafety of Mega Cities in Asia (USMCA2016),事務局,2017年11月
- The 15th International Symposium on New Technology for UrbanSafety of Mega Cities in Asia (USMCA2016),事務局,2016年11月
- The 3rd International Conference on Computational Design inEngineering(CODE 2015),事務局,2015年12月
- The 14th International Symposium on New Technology for Urban Safety of Mega Cities in Asia (USMCA2015),事務局,2015年10月
- Coastal Engineering Journal Citation Award of 2016,日本土木学会,2017年10月
- 建設工学研究奨励賞,一般財団法人建築工学研究振興会,2015年5月
- 2011年度土木学会東北支部研究奨励賞,土木学会東北支部,2012年5月
JAIST生が研究に取り組むスケジュール
修士期間は2年間あるが、研究に集中して取り組める期間は意外と短い。 JAISTが想定しているスケジュールとしては、以下のようなものになる。
M1 | M2 |
---|---|
4月:入学 | 4月:就活 |
4~7月:コースワーク+研究室選び | 4~12月:研究—— ② |
8~9月:インターンシップ、夏季集中講義 | ※9月頃中間発表あり |
8月~翌年3月:研究 —— ① | 1月:論文執筆 |
2月~3月:就活 | 2月:修論発表 |
3月末:研究計画書提出 | 3月:修論の修正や新天地への移動 |
①の期間:
・既往研究の調査
・研究データの取得
・研究データの基本的な解析手法の習得
→ 8月はインターンシップや集中講義で忙しくなるが、論文を少しずつ読むなどして、自分がやりたい研究を探してみましょう。
②の期間:
・データの分析
・分析結果の解釈
・学会発表や学会誌への投稿
・ワークショップへの参加
→ 就活期間中は時間のマネジメントが難しいが、ルーチンを決めて少しでも既往研究の調査や解析を進めておくと、後ほど楽になる。
研究室での生活について
【定期的なゼミ】
・毎週月曜日13時~14時半は英語ゼミを行う
・毎週月曜日15時~16時半は日本語ゼミを行う
【不定期的な勉強会】
・研究計画書交流会
・パワポ作成についての勉強会
・Tweet位置情報データ分析についての勉強会
・Pythonによる機械学習の勉強会
・ArcGIS pro基礎の勉強会
・博士学生からの学術経験勉強会 などなど
【ショートミーティング】
・毎週火曜〜金曜の13時〜13時半で、研究についての悩みや、美味しいお店の発見など何でもいい雑談です
【懇親会】
・肉まん作り
・忘年会
・追いコン
・新歓会 などなど