顔画像の正規化において画像解像度を変動させて比較実験を行った．
節の正規化のパラメータにおいて，L, D, X, Y, A, Bの全て
を定数倍した．
ここでは，image resolusion ratio Rを節で正規化した画像の
幅との比として定義し，正規化のパラメータを表のように与え
た．
Rを 15/90, 30/90, 45/90, 60/90, 75/90, 90/90 と変動させたときの
画像解像度と個人識別率の関係，
画像解像度と表情識別率の関係
を図，図に示す．
training data, test data の選び方は，節，節と同
様である．
尚，使用次元数は個人識別では49，表情識別では6とした．
図，図が示すように，本実験の画像解像度の変
動範囲では識別率への影響が考察しがたい結果となった．
画像解像度を更に細かく変動させた時の影響について今後検討したい．
表: image resolusion ratio = Rのときの正規化のパラメータ
