入学前の準備・入学後の行事
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入学前にやっておくとよさそうなこと
- 研究テーマ案をざっくり考える
- 興味がある研究室を見つける
- 文献調査を始める 入学後の行事などについて
- オリエンテーション
- 導入配属研究室への入室
- 必修科目の受講
入学前にやっておくとよさそうなこと
研究テーマ案をざっくり考える
入学することが決定したら,なんとなくでもいいのでやりたい研究テーマや,興味のあることについてを考えをまとめておきましょう。
すでに入試の段階で発表していると思いますが,入学後はさらにじっくりと先生と話し合って研究テーマを決定していくことになります。
特に,入学直後の導入配属期間に行う研究室訪問では先生との面談でやりたい研究テーマについて話すことになるので,面談までに話す内容を準備しておくとよいですね。
自分がやりたいことを初対面の人に伝えるというのは結構難しいので,時間をかけてしっかりまとめておくといいと思います。
ありがちなのは,自分がわかっていることを相手も分かっていると思い込んでしまうことで,特に慣れていないとそのような話し方を頻発してしまい,その都度先生に「それは何?どういうこと?」などとつっこまれて話が進まないこともしばしばです(慣れていてもつっこまれるので過度の心配は不要ですが,意識するのは大切ということ)。
相手は何も知らない中学生だと思って話をするのが実はとても大事です(今後もずっとそう言われ続ける)。
興味がある研究室を見つける
研究したいこと,興味のあることがある程度まとまってきたら,訪問に行く研究室を最低3つは決めておきましょう。
導入配属期間には最低でも3つ研究室を訪問しなければいけません(詳しくは研究室選択のページ)。
そのために,研究室紹介のページを熟読して自分の興味にマッチしていそうな研究室をピックアップしていきましょう。多くの研究室は独自のウェブページを持っているのでそちらも参照するとリアルタイムな情報を得ることができると思います。
導入配属期間が始まると,先生への面談のアポが乱れ飛ぶと思うので,興味のある研究室が決まった場合は早め早めに面談のアポを取っていきましょう。人気研究室ともなるとどんどん後回しにされていって,結局締め切りギリギリに面談とかになりかねないです(先生方は基本的にみんな忙しいので,その合間に面談してもらうという意識で臨んだ方がよいです)。
あらかじめ研究室が決まっている人はアポ取りも早いようで,入学式が終わってすぐに訪問に来る人もいますよ。
文献調査を始める
もし,やりたいテーマはすでに決まっている,研究室も決まっているということであれば,日本語の論文や本でもいいので(英語ならなお良し),文献調査を始めておいてもいいのではないかと思います。
研究室にもよりますが,本配属後の最初の課題は論文〇本読んでレポート出せとかが多いと思うので,早めに取り組んでおくとよいですね(そういう課題がなくても文献調査はどうせやらないといけないのでやっておくに越したことはないです)。
入学後の行事などについて
オリエンテーション
入学直後には全学オリエンテーションがあります。
ここで,履修関係や学生生活のことについての説明を受けます。また,大学から貸与PCを受け取ったりします。
対面で実施される場合は,大きめの教室やホールでみんな一斉に説明を聞いたりします。
また,小グループに分かれて各学系の出し物(作業系グループワーク)に取り組んだり,英語が堪能なTAを交えて英会話を楽しむなどといったこともあります。
作業系グループワークは,ストローで物を作るとか手を動かす感じで結構楽しいので,緊張せずに取り組んでいただければと思います。
オリエンテーションの一環として,ハイテク交流センターで新入生歓迎パーティもあります。
※現在は新型コロナ対策のため,各自配布資料を見たり,配信動画を見たりする感じです。また,配布物は指定された時間に指定場所に各自取りに行ったりします。新年度がどうなるかはわからないので公式アナウンスを必ず確認してください。
オリエンテーションの一環として先生方による研究室紹介なんかもありますね。これは事前にどの研究室がどの時間に紹介されるというタイムテーブルが決められているので,気になる研究室の時間帯に指定教室に行って聞くといった感じです(オンラインではどうやってるのか不明です)。
あとは,確かTOEIC IPも受けないといけなかった気がします。実地開催でない場合はWBTのTOEIC IPを各自のPCで受験します(WBTだと1時間くらいで終わります)。
その他には健康診断などもあります。身体計測のほかにカウンセラーの先生による不安ごとの聞き取りなどがあります。健康診断の日時は学系や男女で決められていて,詳細はメールで回ってくるので見落としがないよう気を付けましょう。
導入配属研究室への入室
入学すると導入配属(仮配属)の研究室が発表されます。
導入配属先の研究室にはぜひ顔を出しておくとよいと思います。
研究室によっては,導入配属であろうと新入生歓迎会を開いてくれたりもします。
導入配属先には先輩方がいると思うので,ここで仲良くなっておくと,入学直後のトラブルとかに対処しやすくなりますし,講義情報や生活情報なども聞けたりします。
また,研究室にいる先生方とも仲良くなっておくと,困ったときなどに連絡を取りやすくなりますよ(私は導入配属先にいた数学の先生と仲良くなったおかげで,数学で困ったときに助けてもらっていました)。
大学院では研究室に入ってしまうとなかなか横のつながりが作りにくかったりするので,所属研究室外でも積極的に人間関係を築くことを強くお勧めします(困ったときは本当にそういった人脈に助けられます)。
あと,研究室の先生方も導入配属の学生の状況を事務から聞かれたりすることがあるそうなので,めんどくさくても一度くらいはコンタクトを取っておくとよいですね。
必修科目の受講
入学後すぐに新入生全員が必修科目(S101人間力イノベーション論,S102創出力イノベーション論)を受講しなければいけません(必修科目なので,万一落としたりすると取り直さない限り修了できない)。
この科目は入学学期(1の1期,2の1期)の金曜日4,5限目(15:20~18:50)に設定されていて,講義期間中はしっかり拘束されることになります。金曜日の夕方は予定を入れないようにしましょう。
どちらの科目でも出席はきっちり取られるので,成績は出席状況,講義や作業への貢献度,レポートや最終発表の出来で付けられるものと思われます(真面目に出席して課題に取り組んでいればだいたい優か良が付きます)。
科目構成は,S101の講義内容がすべて終わってからS102が始まるようになっています(4限目でS101,5限目でS102をやるわけではない)。
なお,K228知識科学概論を受講する人は毎回3限目いっぱいまで使用するので,だいたい4限目に走って移動になるのが定例です。4限目の講義開始に遅れないようがんばって移動してください(知識科学棟からマテ大ホールとかに移動なので結構遠い)。