ueda_t[at]jaist.ac.jp
1997年 大阪大学基礎工学部システム工学科卒業. 2000年 同大学基礎工学研究科システム人間系システム科学分野博士前期課程修了. 2000年 沖電気工業(株)研究開発本部研究員.(〜2005年) 2005年 (株)ジャストシステム研究員(〜現在) 2006年 北陸先端科学技術大学院大学博士後期課程(社会人Dr.)(〜現在) 2007年 慶應義塾大学特別研究学生(〜現在)
「概念化アスペクトに基づくオントロジー構築支援」
よいオントロジーは知識の再利用性が考慮され,様々な知識を組織で共有利用するための基盤となりうると期待されています.例えばセマンティックWebでは,リソースのインデックスとして使うことで,情報の整理や検索などに威力を発揮すると言われています.
一般に,そうしたオントロジーを構築するためにオーサには概念の本質を見極めた上で概念の峻別を行う能力(オントロジーリテラシー)が求められます.しかしながらオントロジーリテラシーは誰でも持ち合わせているものではなく,一定の訓練を経ないと身につくものではありません.そのことがオントロジー専門家以外が参入する敷居を高めていると我々は考えています.
ではオントロジーの専門家は何を考えてオントロジーを作っているんだろう?彼らが暗黙的に行っていることを定式化して,専門家のオントロジー構築を再現できるようにしたい.そうすればオントロジー構築の敷居を下げられるのではないか?と我々は考えました.
そこで我々は,専門家が対象をどのように捉えているのかを分析して概念化しておき,それを共有・利用することによってオントロジー構築を支援するというアプローチを取ることにしました.対象の捉え方を概念化したもの,それが概念化アスペクトです.
これから先はAI学会全国大会が終わった後で・・・
タイトル | 著者 | 出展 | 公開年月 |
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オントロジーエディタProtegeを使ったOWLオントロジー構築 | 上田 俊夫,池田 満 | 人工知能学会誌vol.21 no.4 pp.446-454 | 2006年7月 |
Jena-セマンティックWebアプリケーション開発のためのJAVAフレームワーク | 上田 俊夫,和泉 憲明,森田 幸伯,橋田 浩一 | 人工知能学会誌vol.19 no.3,pp.325-333 | 2004年5月 |
タイトル | 著者 | 出展 | 公開年月 | 備考 |
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CD-ROMで始めるセマンティックWeb | Grigoris Antoniou,Frank van Harmelen、監修:萩野達也、翻訳:ジャストシステム | ISBN:4883092739(ジャストシステム) | 2005年5月 | 付録CD-ROM担当 |
セマンティックWeb入門 | 斎藤 信男,萩野 達也,財団法人 情報処理相互運用技術協会 (編集) | オーム社 ; ISBN: 4274079791 ; p.138-155 | 2004年11月 | 第3章主筆 |
報告内容 | 報告者 | イベント | 報告年月 |
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SNS、Blog etc.上のvirtual メタデータ活用部会の活動報告 | 上田 俊夫(沖電気工業)、市川 恵貴(日本HP) | 第6回XMLコンソーシアムDay | 2005年1月 |
RDFを利用したシステム開発の実際 | 上田俊夫(沖電気工業) | KIT (Knowledge and Information Technology)講演会 慶応義塾大学 | (2004年6月) |
報告内容 | 報告者 | 出展 | 報告年月 |
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RDF開発のためのオープンフレームワークSesame | INTAPセマンティックWeb委員会 | "平成16年度セマンティックWeb技術の調査研究報告書 pp.121-126 (INTAPセマンティックWeb委員会) | 2005年 |
文書中のキーワードに関する多種多様な情報を収集・整理するシステム〜システムの概要と固有表現抽出技術、オントロジー技術〜 | 松平正樹・大沼宏行・上田俊夫・渕上正睦・森田幸伯 | 沖テクニカルレビューNo.200,Vol.71 No.3,pp.46-49 | 2004年10月 |
モバイルアクセッサ技術の研究開発〜個人適応型ヒューマンインタフェースによるユーザビリティ・アクセシビリティの改善を目指して〜 | 竹内晃一・上田俊夫・徳満昌之・三樹弘之・福永 茂・高野陽子・中山 敬・末竹義郎 | 沖テクニカルレビューNo.199,Vol.71 No.3,pp.62-65 | 2004年7月 |
タイトル | 著者 | 出展 | 公開年月 |
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概念化アスペクトに基づくオントロジー構築 | 上田俊夫・池田 満 | 第21回人工知能学会全国大会 | 2007年6月 |
概念化アスペクトに基づくオントロジー構築プロセスのための概念表現モデル | 上田俊夫・池田 満 | 人工知能学会知識ベースシステム研究会 | 2007年1月 |
概念化アスペクト:オントロジー構築の手掛かり | 上田俊夫・池田 満 | 第14回セマンティックWebとオントロジー研究会 | 2006年11月 |
文書内の人名の個人特定に関する研究―「山田さん問題」の解決手法とその評価― | 松平正樹・上田俊夫・大沼宏行・渕上正睦・森田幸伯 | 第3回情報科学技術フォーラムFIT2004,LD-005 | 2004年 |
WWWを利用した企業情報比較支援システムの開発 | 大沼宏行・松平正樹・上田俊夫・渕上正睦・森田幸伯 | 第3回情報科学技術フォーラムFIT2004,F-010 | 2004年 |
文書からのキーワード抽出と関連情報の収集 | 松平正樹,上田俊夫,渕上正睦,大沼宏行,森田幸伯 | 第5回セマンティックウェブとオントロジー研究会,SIG-SW & ONT-A303-02 | 2004年3月 |
Webコンテンツの分析に基づくオントロジー構築および情報整理の試み | 松平正樹,上田俊夫,大沼宏行,森田幸伯 | 第4回セマンティックウェブとオントロジー研究会,SIG-SW & ONT-A302-08 | 2003年11月 |
体系化された機能知識に基づく機能達成方式再構成システムの概念設計 | 上田俊夫,来村徳信,溝口理一郎 | 第59回情報処理学会全国大会,分冊2,pp.71-72 | 1999年 |
機能レベル推論のための機能オントロジーに関する考察 | 上田俊夫,来村徳信,布瀬雅義,溝口理一郎 | 第12回人工知能学会全国大会(第12回),pp.44-47 | 1998年 |
設計意図を考慮した生産工程再設計システムの検討 | 上田俊夫,來村徳信,寺尾俊彦,布瀬雅義,溝口理一郎 | 第11回人工知能学会全国大会(第11回),pp.565-568 | 1997年 |
生産工程のモデル化と改善支援に関する検討 | 上田俊夫,笹島宗彦,來村徳信,寺尾俊彦,布瀬雅義,溝口理一郎 | 第54回情報処理学会全国大会講演論文集,分冊2,pp.165-166 | 1997年 |
タイトル | 著者 | 出展 | 公開年月 |
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体系的機能知識に基づく機能達成方式サーバの開発 | 上田俊夫 | 大阪大学基礎工学研究科 修士学位論文 | 2000年 |
生産工程のモデル化とその再設計支援に関する基礎的考察 | 上田俊夫 | 大阪大学基礎工学部 学士学位論文 | 1997年 |