対戦会 in GPW2016
ここではGPW(2016/11/4~)に行われる対戦会についての案内を載せています.
[参加に必要なもの]
[AI作成に必要なもの]
- VisualStudioなどの環境
TUBSTAPはC#で開発されているため,C#が使える開発環境をご用意ください.
- TUBSTAP最新版 link
※注意:最新版はver108です.それ以前のものと完全な互換がないので注意してください.
これらを用意した上で,AIの作成に関する説明をご覧ください.
(なるべくTUBSTAPに既存のクラスのコードへの改造を加えずに作成をお願いします.
例:AITools.cs内に自AIが使う専用のユーティリティ関数を記述する等の設計はお控えください.)
また,ゲームのルールは以下をご覧ください.
戦略シミュレーションゲームって何?って人向け
戦略シミュレーションゲームわかる人向け
[自作の対戦用マップについて]
市販の戦略シミュレーションゲームでは同じマップでゲームを行うといったことは少なく,
そういった観点からAIは完全に知らないマップ上で対戦を行う方がより実践的であり,公平なものと考えます.
そこで今回の対戦会では常に対戦に関わらない第三者が用意したマップ上で対戦を行う事としました.
その為,参加者の方にはそれぞれ自作のマップを用意してもらい,これを自身が関わらない対戦に使用するものとします.
GUIのマップ作成用ツールをベータ版ですが用意しましたので,ご自由にお使いください.
また,こちらの用にメモ帳などでも作成は可能です.
[対戦会の規定]
- AIは1ターンを10秒で終わらせる
- マップは常に対戦に関わらない人間が用意したものを用いる
- マップの学習時間などは用意しない
- スイス式(参加者数によっては総当り)
- C# で書かれた開発用フレームワークをベースとして開発してください.
- マップサイズは最大で8×8,ユニット数は1チーム8ユニットまでとしてください.
最善な戦略が(人間にとっても)自明ではない,簡単すぎないマップが望ましいです.
[参加方法]
参加をご希望の方は,当日会場にAIコードとTUBSTAP ver1.08が入ったWindowsOSのPCマシンをなるべくご持参ください.
(マシンを持参できないようならUSBメモリ等にてコードを会場まで持参ください)
[注意事項]
上記していますが,ver0108に対応したAIをご用意ください.
ver0108とそれ以前のバージョンには若干の違いが存在しています,
それ以前のバージョンをお使いの方は一度, こちらをご確認ください.
また,会場ではローカルマシン上で対戦を行う予定です.
その際に不自由がないよう,新規のTUBSTAP ver1.08にも自作AIがすぐ移植しやすいように,
関連コード群をフォルダにまとめておく等の設計にしてくださると非常に助かります.
加えて,参加者の皆様のうち可能な方はラップトップPCを持参くださると
(主催側もいくつかPCを準備しますが)大会進行が円滑に進められるため,ありがたいです.
[予選結果]
対戦は総当たりで先手後手2戦ずつ行いました.
そして勝利点の高かった2つのAIで決勝戦を行いました.
決勝戦は先手後手2戦を,引き分け(1勝1敗または2回とも引き分け)では
なくなるまで様々なMapで対戦しました.
[最終順位]
作者名 |
AI名 | 順位 |
Sato |
SatD2 | 1 |
Muto |
M_UCT | 2 |
Sagehashi |
M_UCT+MaxActEval | 3 |
対戦は以下のMapで行われました.
2016年GPW大会使用対戦Map
皆様,ご参加および円滑な進行へのご協力,まことにありがとうございました!
JAIST ターン制戦略ゲーム 学術用基盤プロジェクト