- 「おりあみ」と「オリエステル」(Ori-ami and Olyester)：
折り紙ならぬ，金属性の「折り網」とポリエステル製の「オリエステル」．
「おりあみ」は石川金網という会社の製品で，非常に薄い金網です．
オリエステルはTOYOBOの製品です．
何を折ればいいのかはさておき，購入．
(Ori-ami,
where `ami' means `net' in Japanese, is quite thin metal origami produced by Ishikawa Kanaami.
On the other hand, Olyester is origami made by polyester, made by TOYOBO.
I have no idea what I can fold, but I bought them to make something in some day :-)
- おねえさんフォルダ2バージョン：
フカシギの数え方（別名おねえさん動画）で有名な
ERATOの湊プロジェクトの数の名前のフォルダ．最近，２バージョンになりました．新バージョンは，ちょっとだけ
仕掛けがあります．日本科学未来館で近日発売だそうです．
私はわけあって，まだ売ってないものも一緒にいただきました．ありがとうございます！
- Two-To-Fold:
ずっと前から気になっていたパズル．夏にIPPで本人に会ったので注文しておいたものが，忘れたころに届きました．
Threedy 3D Printersから注文もできるようです．
正4面体を，こんな形に2等分できるとは思わなかったので，新鮮な驚きがありました．
組み上がるとそこそこ丈夫だけど，うまい組みたて手順が見つからない．
- [2015/11/07] 第19回 折り紙の科学・数学・教育研究集会
- ずっと東京で開催されてきた「折り紙の科学・数学・教育研究集会」が，金沢で開催されます． 会場は，石川県教育会館第一会議室です．
- [2015/11/08] JAISTシンポジウム「折り紙の科学」
- JAISTが北國新聞社と共催で行うイベントです．三浦公亮先生がミウラオリを直伝してくれます． あとは筑波大学の三谷さんと，東京大学の舘さんと，私とでパネルディスカッションをします． 会場は，香林坊のど真中，北國新聞会館の一番上の20階です．眺めがすばらしいです． なお，無料ですが，事前の申込みが必要なので，興味のある方は Webページを御覧下さい．
- [2015/11/08-09] JAISTシンポジウムの折り紙展示「科学する折り紙」
- 上記のシンポジウムに併設して，折り紙の展示を行います． 会場は，北國新聞会館の17階です．折り紙作品の展示と， 各種出版社による，関連図書や関連グッズの展示や販売があります． こちらは申込みは不要で，無料です．フラッと立ち寄っても大丈夫です．
- まず近隣のホテルを押さえておく．電車で通うとなると，富山，高岡，小松あたりが許容範囲かと思います．
- キャンセル待ちを狙う．業者が大量に押さえているようで，ときどきキャンセルが出てます． 国内のサイトをまめにチェックすると，ときどき更新されます． 意外と海外のサイトから取った方が取れることもあるようです． 本当のぎりぎりまで粘ると，ぽろっと安いホテルが出ることがあります．
- 直接電話などで交渉する．ホテルによっては，予備に空けてある部屋があるようで， 直接頼むと対応してくれることがあります．
[追記] 最終的にはワークショップに230名もの参加があったそうです．ありがとうございました． JAISTのNEWSに掲載されました． また，2015年11月10日の北國新聞にも記事が載りました． 後日，もっと大きく載る予定です．
- Folding Fan：プロコン会場にあったcloud.configという会社のノベルティグッズが， グッときました．ワイヤ入りで，ねじると1/3のサイズになって収納できます． ペッパー君も目立ってたけど，このグッズも魅力的．
- niko and...：最近目立つ，おしゃれな文具を置いている店です． 長野駅にもあったので，早速チェック．メタルの正20面体と，奇麗なタイリングの折紙と， メタルの定規などを買いました． タイリングの折紙は，奇麗に12等分されているので，多面体などを折るのに最初から1/3単位，1/4単位で 目安がつけられて便利かなぁと思った次第． 正20面体を買うとき「よもや，こんなモノを買う人がいるとは…」と， 店員さんの顔に書いてありました :-)
この写真に映っているものは，ぎりぎり(?)市販品．「いずみや」さんと，成川美術館で入手したものたち．
いずみやさんは，ドイツの個人から直接輸入しているそうな．すごいなぁ．
成川美術館の見事な万華鏡を堪能して，「万華鏡の本」を買いました．
万華鏡でいつか論文が書きたいなぁ．
このあたりになると，市販品とそうでないものが混ざってます．
MINEさんの[Eureka NEO 2008 Type-3]が今回無事に入手できてよかった．
最近ちょっと33+43+53=63に基づいたパズルに
興味があるものですから．
中央のは今回自分で作った「吹き上げ」というからくり箱です．
自分で作ると仕掛けがよくわかって，興味深いです．
キャストシリンダーは市販品に見えるけれど，実はスペシャルゴールドバージョン．
からくり小箱No.8は小田原駅の地下で普通に購入．
駄玩具という日本語を初めて聞きました．
このあたりになると，かなりレアなものが混ざってます．
NOB Cube，THE YOT，正5角形12面体などは，かなりマニアック．
このあたりになると，新しいものと古いものが混ざってます．メタリックなパズルは，かなり古くて，貴重品です．
最近タングラムに凝っていたので…．
- あとは大須賀さんのお土産や，木端の詰め放題など．
- Kazuho Katsumata and Ryuhei Uehara: Convex Configurations of Dissection Puzzles with Seven Pieces, The 18th Japan Conference on Discrete and Computational Geometry and Graphs (JCDCG^2 2015), 2015/09/14-2015/09/16, Kyoto University, Kyoto, Japan.
- Takashi Horiyama, Yoshio Okamoto and Ryuhei Uehara: Ls in L and Sphinxes in Sphinx, The 18th Japan Conference on Discrete and Computational Geometry and Graphs (JCDCG^2 2015), 2015/09/14-2015/09/16, Kyoto University, Kyoto, Japan.
- Jason S. Ku, Hugo Akitaya, Erik D. Demaine, Tom Hull, Kenneth C. Cheung, Takashi Horiyama, Tomohiro Tachi and Ryuhei Uehara: Box Pleating is Hard, The 18th Japan Conference on Discrete and Computational Geometry and Graphs (JCDCG^2 2015), 2015/09/14-2015/09/16, Kyoto University, Kyoto, Japan.
- Jason S. Ku, Erik D. Demaine, Matias Korman, Joseph Mitchell, Yota Otachi, Marcel Roeloffzen, Ryuhei Uehara, Yushi Uno and Andre van Renssen: Symmetric Assembly Puzzles are Hard, Beyond a Few Pieces, The 18th Japan Conference on Discrete and Computational Geometry and Graphs (JCDCG^2 2015), 2015/09/14-2015/09/16, Kyoto University, Kyoto, Japan.
- Kyle Burke, Erik Demaine, Robert Hearn, Adam Hesterberg, Michael Hoffman, Hiro Ito, Irina Kostitsyna, Maarten Loffler, Yushi Uno, Christiane Schmidt, Ryuhei Uehara and Aaron Williams: Single-Player and Two-Player Buttons & Scissors Games, The 18th Japan Conference on Discrete and Computational Geometry and Graphs (JCDCG^2 2015), 2015/09/14-2015/09/16, Kyoto University, Kyoto, Japan.
- Takashi Horiyama, Yoshio Okamoto and Ryuhei Uehara: Ls in L and Sphinxes in Sphinx, The 18th Korea-Japan Joint Workshop on Algorithms and Computation 2015/08/21-2015/08/22, Songdo Convensia, Incheon, Korea.
- Kazuho Katsumata and Ryuhei Uehara: Convex Configurations of Dissection Puzzles with Seven Pieces, The 18th Korea-Japan Joint Workshop on Algorithms and Computation 2015/08/21-2015/08/22, Songdo Convensia, Incheon, Korea.
- 1×3×3の変形キューブ： これはフロッピーキューブとルービックミラーブロックスの合体版みたいな変なキューブ． メーカーはMetal Tourという韓国の会社です． 少し考えるとわかるけど，この合体，まったく意味がありません :-) たぶん，すぐ手に入らなくなるので，逆に貴重品になるかもしれません．
- Tetris Puzzle： メーカーはWeolsungという韓国の会社です． 少し見ればすぐわかるけど，まったくテトリスと関係ありません :-) ブロックのサイズがぜんぜん違う． 明らかにテンヨーのプラパズルのペントミノのパクりなんですが， ここまで外していると逆に欲しくなっちゃいました．これもたぶんすぐ手に入らなくなると思う．
[追記]「意味がない」と上で書いた変形キューブ，なんと直後にToritoで 同じくらい意味がないルービック カラーブロックスが 発売されました．アートっぽくていいのかなぁ．
初日の記録．第21回コンベンション折り図集．
講習作品は，村上友哉氏の整数比角度系設計技法の話と平坦折り紙，
前川淳氏の凹12面体，
三谷純氏のホイップクリーム，中井努氏のひとつ眼．どれも楽しゅうございました．
入手したものは，トーヨーのはさみとのりと，さらにビンゴで紙用のり．
どれも本当は折り紙には禁じ手かもしれないけど，私はわりと使用頻度が高いので，ありがたい．
二日目の記録．
講習に参加して作ったのは，
山田勇理氏の市松箱，
前川淳氏のデューラーの多面体，
松井佳容子氏の香鈴，
前川淳氏の二枚組立方八面体．
あとは三好さんに傘の作りかたを教えてもらった．
この傘は川崎敏和氏がデザイナーであることがわかった．
裏返すと折り畳めるところが本当に傘みたい．なかなか面白いデザインです．
あとは私には「香鈴」がとても良かった．
- BAMBOO Puzzle：Puzzle Masterというカナダの会社が輸入販売していると思われる funzzleというシリーズ．どれも初めてみました．2件それぞれ微妙に品揃えが違ったけど，あるだけ4つとも買ってしまった…． Beta, Gamma, Epsilon, Kappa とあるので，他にもあるのかもしれません． 表を見ると，一見ありがちなパズルかと思ったんですが，裏を見ると， かなりマニアックでヤバそうな感じがプンプンします． どれも6段階あるうちの最高レベルの難しさと書いてあって，わりと最近のパズルの流行を取り入れた デザインになっているように思います．デザイナーは中国の Mr. Y. Gong と書いてあります．どんな人かしらん．
- 秘密箱：日本のものに比べると，大したことないけど，よくある海外のちゃちいヤツよりはよくできてます． 5レベルあるうちのレベル4を買いました．レベル1も売ってたけど，こちらは簡単すぎたので．
いろいろと懐かしい人に会ったり，情報収集したり，実りの多い会議でした．論文のタネもたくさん手に入ったように思います．
デザートをもらうために並んでいたら，前に並んでいた見知らぬ人から「Peg SolitaireのNP完全性の論文を書いた人でしょ」と
声をかけられて，かなりびっくりしました．考えてみたら，あれは25年前に書いた論文です…．
Winning Waysにも載っていて，以前Conwayに「おまえの論文読んだよ」と言ってもらったのが密かな自慢です．
ともあれ，楽しかった．IPP以外でオタワで買ったパズルの記録．
- 詰め込みパズル３種：ホテルのそばのMags&Fagsという店で購入． 単なる詰め込みかと思ったら，いくつか問題がついているという，ちょっと新しいタイプ． メーカーはSchyllingというマサチューセッツ州の 玩具メーカー．こういうパズルも出しているとは知らなかった．
- タングラムタイプのパズルArchimedes：カナダの本屋Chaptersで購入．
日本の「清少納言知恵の板」と同じく，アルキメデスとは関係ないと思う :-)
[追記]後日，アルキメデスと関係大ありだという御指摘をうけました． 例えばWolfram MathWorldのStomachionのページ などに情報がありました． - Big Mind Benders：わりとありふれた本かと思いきや， 著者が Scott Kim だったのでびっくり．こういう本も書くんだ…．
- 地球ゴマ：日本では手に入らなくなったブツですが， 海外ではわりと売ってます．造作は日本製の方がずっと良かったけど，まぁ記念に．
- Yusuke Nakada, Yota Fujieda, Taisei Mori, Hiroshi Iwai, Kazumasa Nakaya, Ryuhei Uehara, and Masashi Yamabe: On a Stiffness Model for Origami Foldings, ASME 2015 International Design Engineering Technical Conferences & Computers and Information in Engineering Conference 2015/08/02-2015/08/05, Boston, USA.
- カレンダーなど：
2015年版はAMSの方にいただきました．数学的なオブジェの写真がたくさんあって，とても美しい！
2016年版はMoMathで購入．毎日計算が必要だー．
右下の物体は単にクルクル回るだけの意味のない玩具．
名前はOSM(Object for Spatial Manipulaton)で，会社はbeyond123で，
コンセプトはPlayable Artだそうです．MoMaで購入．
動きがものすごく滑らかで，あちこちで見せたら，めちゃくちゃ受けました．
個人的には剛体折り紙(rigid folding origami)というモデルと関係があるような気がするんだけどなー．
- 暗号機：
数年前にいろいろあって，最終的に入手できなかったものに，ついに無事再会を果たして，購入．
ボストンのクインシーマーケットで見つけました．
暗号の研究にはあまり関係ないけど，なんとなくいずれ研究の役にたつような気がしてます．
単なる言い訳かもしれませんが :-)
- FLEXI CUBEなど：
展開図のパズルときたら，買わないわけにはいかない．
ボストンのEureka!で購入．
このパズルはかなり数理の匂いがします．それはそれとして，Eureka!に来るのは，たぶん2年ぶりくらいだけど，
店の人に顔を覚えられていた ;-)
Skew DiceはNYのMovesで購入．上のペンはAMSの人にいただきました．
小さい迷路が作りこまれています．これで人を惑わす原稿を書けという意味だろうか？
- MOVESのお土産など：
国際会議でこんなお土産がいただけるとは！
上のパズルが三つダブっているのは，自分で二つ買ったあとに，
お土産を一ついただいたから ;-)
右上のソロバンはAMSの人にいただきました．
一番下のタイリングブックマークは自分でMoMathで購入．
これ以外にも，カバン，プラスチックのカップ，目玉の入れ物など，MOVESのお土産はとても豪華でした．
- Philosのパズル：
ボストンのHarvardの近くの
The Games People Playで
ドイツのパズルメーカーPhilosのパズルの
見慣れないものを見かけて購入．
一つはペントミノを変わった枠にはめるパズル．残りの二つは，私の敬愛する
パズル作家のおちゃのりさんのパズルにそっくりなんだよなー．
とりあえず，コンセプトは同じだと思う．今度，そのスジの人に見せてみましょう．
- Spirograph：
最近，スピログラフの数理的な側面が気になっています．
日本で見かけない大きさのスピログラフをMoMaで見つけたので，購入．
でもそのあと，MoMathで埼玉大学のH山さんが，私の4倍くらいデカい特大サイズのスピログラフを購入．
あれはスーツケースに入るかどうかも微妙なデカさだったけど，無事に持ち帰れたかなぁ？
- Tangle Classics：
NYのMOVESで，ある研究者がTangleの話をしているのを聞いて，ちょっと欲しくなりました．
その後，本人と話していたら，「昔のTangleはバラバラにできたんだけど，
最近のはできないんだよねー」とのこと．確かに私が持っているものはバラせないよなぁ…と
思っていたら，ボストンのクインシーマーケットで，なんと「Tangle Classics」と書いてある
玩具を発見．サンプルをバラしてみたら，簡単にバラけます．これは買うしかないですね．
これで結び目理論の研究もバッチリです．
- 11月7日(土)：第19回 折り紙の科学・数学・教育 研究集会
- 11月8日(日)：JAISTシンポジウム「折り紙サイエンス」
- ボーネルンド札幌大通り店：
この店は，かなり良質なものが揃っていて，札幌に行くときは大抵立ち寄ります．
イギリスで売ってたパズルなど，かなり珍しいものに遭遇．
今回はパズルを2点． Popular Playthings社の「ATHENA」は， 伊藤大雄さんがお薦めしていた，Bob Hearn デザインのパズル． 本質的にはiPadなどで遊べるSubway Shuffleと同じ．せっかく見つけたので入手． お店のおねえさんは17面で詰まってると言ってたけど，私は解けた :-) 同じくPopular Playthings社の 「SAY CHEESE」は，数理の匂いがするので購入．こういうタイプはけっこう好きだなぁ．
- ファインクラフト：小樽にある，ガラスや木の工芸品の店． 特にここにある三浦木地の不可能物体のシリーズは，かなりお気に入り．今回は切頂した立方体のペーパーウェイトを購入． 一見すると不可能物体に見えないマニアックな不可能物体．
- キンダーリープ：小樽にある玩具屋さん．
偶然見つけたけれど，とても質の良い店でした．以下を購入．
- 「おはなしめいろ」（杉山亮 作・絵）：迷路を正しく解くと正しいお話になるけど， 間違えると変な話になる．変な話が下らなくてとても面白い :-)
- IL LECCIO製の「SNAKE BALL」：昔懐かしいルービックスネークの木製版． いつかこれで論文が書けるといいなぁ…．
- マッチ箱玩具：マッチ箱に入った玩具シリーズから，タングラムとペントミノ．これはやはり，素養として， 持っとかないと :-)
- とんがりサイコロ：角がつきでたサイコロ．コマみたいに回転します．変なサイコロマニアとしては，見逃せません．
- 玩具問屋北村商店：小樽駅前の三角市場を抜けてすぐのところにある，かなーり個性的な玩具屋． 最近のおもちゃもあるけれど，主に店内を占めているのは昭和30年〜50年くらいの，超古い玩具． ホコリをかなり被った新品を定価で売っているところがすごい．今回は「デザイン折り紙」と書かれた， スピログラフと折り紙のセットと，ポケット版ダイヤモンドゲームを購入． しかしこの店は，いろんな意味でスゴイ．
- 温泉宿で天然木のとがった８面体の形をしたマッサージグッズ．けっこう癖になります．
- ASOKO： カラフルでオシャレな文具やキッチングッズなどがあります．どれもかなり安いのも魅力． 今回買ったものは，カラフルなパズルの定規，パズルの形の付箋， 変な形のメモスタンド．これだけ買っても1000円札でオツリがありました．
- ¬e： これはASOKOに行く途中で偶然見つけた文具雑貨の店． クラフト関係もちょっとあって，楽しめました． 高級ノートや物差しになるテープと地図の書いてあるクリアファイルを購入．
- MoMA Store： ニューヨーク近代美術館(MoMA)はなかなか行けないけれど， そのMuseum Shopの日本支店が表参道にあります．もちろん本場ほどじゃないけれど，かなり楽しめます． 値札のついたミュージアムを，じっくりと眺めて楽しんできました．眼福．
- 紙の折りにくさの評価方法の研究(A Stiffness Model For Origami Folding)， 中田悠介・藤枝陽太・森大成・岩井仁志・中谷宗雅・上原隆平・山部昌， 『折り紙の科学』， Vol.4, No.1, pp.34-44, 2015.
- 正4面体と立方体の共通の展開図に関する研究(On Common Unfolding of a Regular Tetrahedron and a Cube)， 白川俊博・堀山貴史・上原隆平， 『折り紙の科学』， Vol.4, No.1, pp.45-54, 2015.
- 第6回折り紙の科学・数学・教育国際会議(6OSME)報告（議事録） (The Report of The 6th International Meeting on Origami in Science, Mathematics and Education)， 安達悠子・石田祥子・三浦公亮・立石浩一・萩原一郎・川崎敏和・舘知宏・上原隆平・宮本好信・前川淳・羽鳥公士郎・山口真・西川誠司・三谷純， 『折り紙の科学』， Vol.4, No.1, pp.55-84, 2015.
- Dawei Xu, Takashi Horiyama, Toshihiro Shirakawa, Ryuhei Uehara: Common Developments of Three Incongruent Boxes of Area 30
- Dawei Xu, Takashi Horiyama, Ryuhei Uehara, Toshihiro Shirakawa: Common Unfolding of Three Different Boxes of Sufrace Area 30
[追記]会場になった宮島グランドホテル：
会場になったホテルの部屋には，Tパズルが…．さっそくホテルのお土産屋さんを覗いてみたところ，
Nob氏プロデュースのパズルがかなり充実していました．匹見が近いからでしょうか？
もう簡単には手に入らないあれやこれやが新品で売っていたのでびっくりだ．
その中で，パズルの３点セットをほぼ半額でセールしていたので救済．
大変お買い得でした．
- トンデモン・デザイン・プラザ(DDP)：
日詰さんのブログを見て以来，
ずっと行きたいなぁと思っていたトンデモン・デザイン・プラザ(DDP)．
想像以上に楽しいところでした．方向感覚や，何階かという感覚もちょっと怪しくなるので，全部見たかどうか，自信がないです．
また行こう．ミュージアムショップもいろいろと小さい店があって，私の中ではかなりポイント高し．買ったものの記録です．
- LUYCHO MEMO love hate:
個人的には久しぶりの大ヒット．下に置いたメモ用紙の色をうまく反射して，
ある紙では love，ある紙では hate が浮かびあがるという，かなり摩訶不思議なメモケース．
よく見ると，小さな鏡がピクセル状に並んでいて，それぞれに微妙な角度がついています．
説明書によると，2mm×2.5mmの鏡が1280個ついているらしい．数えてみたら(40×32)個でした．
なかなかの加工精度だなぁ．
デザインメーカーはLUYCHOで，スローガンは Mirror has no color．
売っていた店はBig Insight Lab．
これは数理の匂いがプンプンします．3種類とか出せないかなぁ〜．
- 変なPaper Clip：
変なクリップを見るとつい買ってしまう習性があるもので…．
大きいクリップはKING ClipでメーカーはLUCALAB．
小さいクリップはMessage ClipでメーカーはNOTHING dESIGN GROUP．
- LUYCHO MEMO love hate:
- タングラム：
GIMPO空港の地下鉄の駅には，タングラムの問題が無数に(たぶん千個単位)並んでいて，それが以前からすごーく気になっています．
なんでみんな素通りしていくのか，不思議なくらいです :-)
それと関係があるのかないのか，東大門のそばの玩具・文具問屋街でタングラムを見つけて，つい購入．
磁石でひっつくようになってます．色の配置は空港のとは全然違う．
- キューブキューブ： 33+43+53=63という関係を 活かしたパズル． 33のキューブは2ピースに， 43のキューブは4ピースに， 53のキューブは3ピースに別れていて，全部合わせると63のキューブが作れます． 合計9ピース．もう少し減らせないのかな…．
- かたちのパズル： これは誰もが知ってる(?)ペンローズタイル．子供に混じって遊んでいたら， メーカーの人に「プロの方ですね？」と聞かれたけど，私はプロなのか :-)
- ハイケース2015： 以前，たぶん海外でお会いした遠藤さん．名刺を渡したら名刺入れをくれました． 遠藤さんの作るものは，パズルに限らず，いつもとても繊細だなぁ．
- MINEさんのコインパズル：
以前から，かなり気になっていた
MINEさんのコイン取り出しパズルをまとめて入手．
パズルそのものもさることながら，加工精度と，仕上りの美しさがさすがだなぁ…．
二つはわりとすぐ解けて，もう一つはちょっとがんばればなんとかなりました．最後の一つは，，，ムリっぽい ;-)
でも個人的には，一番最初に解けたパズルが一番のお気に入りです．難しさと愛着は，ちょっと違うんだなぁ，これが．
- 最後のNOBスタジオ：いよいよNOBスタジオが本格的になくなるとのこと．最後の最後のイベントに立ち会うことができて，
本当にラッキーでした．覚え書き二つ．
- NOBコレクション：
JAISTギャラリーに置くのにふさわしいNOBコレクションの最後のいくつかを引き取りました．
空港で梱包用のビニールなどをもらって，万全の態勢と気合いで無事に持ち帰れました．
かなり貴重な「銀座松屋のポスター」「世界最大のクロスワードパズル」「真鍮のパズル」「マッチングパズル」の4点，
ギャラリーの収蔵品に追加です．
- 本のコレクション：
こっちはギャラリー用じゃなくて自分用の本です．
絶版でかなり入手困難な本や，そもそも当時から市販されていなかった本など，
貴重な本がたくさん入手できました．あとまだ国内で市販されていないっぽいパズルも一つ．
かなり長く楽しめそうです．
- NOBコレクション：
- ラッシュアワー(Tokyo Parking at MUJI)：
無印良品でパズルのラッシュアワーが売っているという話を聞いていたので，
購入．木製でコンパクトで持ち歩きができそう．問題は25問．
ミゾがあって動かせる方向が決まっているので，
Tokyo Parkingよりも使いやすいかな？
- 建築するつみき(Building Blocks for Architecture)：
金沢21世紀美術館の
ミュージアムショップで発見．不可能物体が簡単に作れる木のブロック．
実際には目の錯覚を利用しているんですが，これはかなり面白いです．
どんな錯覚立体が作れるのか，いろいろと考えてみると意外と奥が深いかも．
- バルバドス(Barbados): 7角形の1ドルコインをいくつか入手．製造年によって，磁石につくものとつかないものがあります． (I got several 1-dollar coins of regular heptagon. Some are magnetic, but some are not according to their manufacturing years.)
- London：前回の備忘録を元に，綿密に計画を練って，3箇所を弾丸行脚．
自分の備忘録がすごく役立った！
(Making fine schedule accodring to the last record, and
I visit three points in a short time. Thanks to the past-me :-)
- Camden Town：
ロンドンでたぶん唯一のパズル専門店Village Gamesを再訪．
今回買ったものは，ペントミノに見えるけど，角に細工があるパズル，
キーボード型のパズルにもう一つ詰め込むという，どうみても不可能っぽく見えるパズル，
VIN CO氏の同型8ピースにもう一つ長方形を詰め込むパズルと，3ピースの箱型パズル．
お店の人のお薦めSafe，キノコの詰め込みパズル，6本組み木風パズル．
いくつかは，飛行機の中で撃破．同型8ピースにもう一つ長方形を詰め込むパズルが，とても面白かったです．
- Covent Garden：
Camden Townよりも観光地に近い．私のお気に入りは以下の2店．
- Eric Snook：
地下1階にあり，日本の駄菓子屋を彷彿とさせる店構えですが，
意外と品揃えが奥深い．今回はflypeと
カラフルなソーマキューブと2×2の磁石入りのルービックキューブを購入．
- Benjamin Pollock's Toyshop：
2階のちょっとわかりにくいところにあり，博物館風のクラシックな店構えがGood．
葉樹林の絵のオリジナルがこの店でいつもは売ってます．
今回も買いたそうと思ったら，品切れで残念でした．お店の人の話しによると，ドイツの製造元でたくさん作って入荷して，
売り切れたらまた作るとのことで，今は売り切れていて，数ヵ月したら，また入るとのこと．うーむ，しばらくは来れないよ．
今回は錯視の小冊子を一冊．
- Eric Snook：
- The National Galleryのミュージアムショップ:
Covent Gardenから徒歩圏内にあるので，ついでによって，前回見かけたパズル満載のPUZZPORTを再度数冊購入．
何かのときにパズル関係者にあげることにしましょう．．．
- Camden Town：
- Istanbul：
そもそも入国する予定すらなかったのですが，けっこう楽しかった．
土産物屋で，不可能物体を一つ発見して入手．ガラス瓶の中に，ガラス玉と水が封印されています．
最後はどうやって閉じたのかなぁ．ちょっとドラクエっぽい．
(I had no plan to visit Istanbul, but it was very impressive.
I found an impossible glass object. Some small glass balls with *water* are completely packed into a glass bin.
I wonder how it was closed at the last step...
It has bit dragon quest flavour :-)
- A立さんのJAISTパズルと，O尚さんの便乗Puzzleパズル：まだ解けない．．．
- A立さんのSML Trianglesと，O尚さんの便乗MMLパズル：便乗の方はなんとか．SMLもあと一息だと思うんだけど…．
- A立さんの走っている6人パズル：まだ解けない．．．
- N路さんのペーパーパズルとJAIST in Square：ペーパーパズルは大丈夫．
- Lxyさん(ほぼ伏字にならない:-)の対称形を残せ：なかなか魅力的な問題たち．
- Y本さんの愛と夢のある漢字，ステンドグラス・パズル，正方形のケースにテトロミノ：どれもさすがのセンス！
- O尚さんのTake Xシリーズの新作二つ：うーむ，取れない．．．
- O尚さんより，ポシブルカードの新作二つ：ふむ．これならなんとかなるかな？刺激的．
- Ryu TsujiさんのBroken Heart：これは思い込みがなければ大丈夫．
- スプリングをつかったアレの作りかた：なるほど．
- O尚さんより，Trefoil Knot：これは，ずっと欲しかったので，とてもうれしい！感激！
[追記]後日早速作ってみました．すばらしい．
- O尚さんより，錯視関連のFDケース：面白い．
- パズルトーナメントその１：妻になんとか勝てた．
- パズルトーナメントその２：妻に負けた．くやしい．
- 妻が景品でもらった Smart Games の Waterworld．旅行に持っていけるなぁ．
- 書見台：
不可能物体として有名な作りのもの．バングラデシュの高級ショッピングモールAarongで
購入．高級と言っても，バングラデシュの物価なので，かなり安い．
- ギンギラトランプ：
ドバイの免税店で見かけたギンギラトランプ．裏も面も銀色でぎらぎらいていて，とても見にくい :-)
成金というより成銀っぽいドハデさ．
- ERATO湊プロジェクトのクリアファイル：
「フカシギの数え方」の
お姉さんのファイル．これはレア！
プロジェクトリーダーの湊さんに直接いただきました．ありがとう！
Graphillionなどの成果がたくさんあるだけでなく，
アウトリーチもがんばってるなぁ．個人的にはお姉さんの「
折り絵合わせパズル」もうれしいです．
- Yoshiaki Araki, Takashi Horiyama and Ryuhei Uehara: Common Unfolding of Regular Tetrahedron and Johnson-Zalgaller Solid, Lecture Notes in Computer Science Vol. 8973, pp. 294-305, 2015/02/26-2015/02/28, Dhaka, Bangladesh.
- Erik D. Demaine, David Eppstein, Adam Hesterberg, Hiro Ito, Anna Lubiw, Ryuhei Uehara and Yushi Uno: Folding a Paper Strip to Minimize Thickness, Lecture Notes in Computer Science Vol. 8973, pp. 113-124, 2015/02/26-2015/02/28, Dhaka, Bangladesh.
- Vancouver Art Gallery: ここのミュージアムショップは，品揃えがかなり私好み．パズルもそこそこ売ってます． 今回は数式のマグカップ． 数学というよりは物理の公式も多いけど，サイズもいい感じ．
- Knotty Toys: Granville Islandにある玩具屋さんで，２点． タングラム系のパズルとポリオミノ系のパズル． どちらもパズルとしてはスタンダードだけど，パターンが見慣れないものでした． そばにはタングラムとかソーマキューブといった古典も並んでいたので， 普通の人にはきっとこちらがお薦め．
- Dawei Xu, Takashi Horiyama, Toshihiro Shirakawa and Ryuhei Uehara: Common Developments of Three Incongruent Boxes of Area 30, The 12th Annual Conference on Theory and Applications of Models of Computation (TAMC 2015), Lecture Notes in Computer Science, 2015/05/18-2015/05/20, Singapore.
- 男の書斎：一番上の文具のところにあります．けっこう好みの変な文房具とか， ちょっと変わったパズルとかがあり，いつも楽しめます．今日は「右手クリップ」を購入． でかい．左手はないのかなぁ．
- 地球研究室：東急ハンズの中にあります．サイエンストイの品揃えでは，国内でも屈指じゃないかな． 化石とか標本とか，本物がたくさんあり，値札のついた博物館って感じのエリアもあります． 以前，恐竜の上腕骨の化石の本物が80万円で売っていたのに，いつのまにか売れちゃったのがビックリ． 今は恐竜の頭蓋骨の化石のレプリカがいつ売れるか，ときどきパトロールしています． 今回は特に買わなかったけど，マーブルマシーンの展示が興味深かったです． denha さんという人の作品ででんは ちゃんねるとか Youtubeを見ると，いろいろとわかります． 以前，東工大のMake!でちょっとだけお話した人だなぁ…． 東急ハンズのプレートには「マーブルマシーンビルダー」と書いてあるけど，なかなか魅力的な肩書きです．
