[
HOME]
[
新入生募集]
[JAIST]
[研究テーマ]
[研究室の運営方針]
[プロジェクト]
[メンバー]
[社会人学生ゼミ]
[出版リスト]
[最近の活動]
[写真]
[研究の進め方]
[修士・博士論文リスト]
[研究室教育指針]
[修了生インタビュー]
[大学で教える修了生]
[連絡先]
[english]
デジタル・イノベーション・デザイン&マネジメントラボラトリー(JAIST 内平研究室)
★研究室教育指針/Laboratory Education Guideline
★内平研究室における知識科学の博士学位取得への道
⇒
大学院 説明会参加申し込み、
博士後期課程入学希望者向けセミナー(終了)、
グローバルで競争の激しいマーケットにおいて,新しい価値を創造し,収益に貢献する製品・サービスをどのように生み出していくかは、企業経営の大きな課題である.本研究室では,革新的製品・サービスのシステムデザインと研究開発マネジメントを,効果的・効率的に行うための知識創造・知識継承の手法と支援ツールの研究開発および産学連携による実践を行っています.
具体的には,以下の4つの研究テーマに注力している.
(1)IoT/AI時代のイノベーション・マネジメント
あらゆるモノがネットワークに繋がるIoT (Internet of Things)の時代を迎え,
製造業に新たなイノベーションの可能性が広がっており,産業界の期待も大きい.
そこでは,リアルなモノと仮想世界を結びつけるCyber Physical System (CPS)が重要な役割を果たす.
しかし,CPSによる製造業のイノベーションの実現には,エコシステムにおける様々な困難が想定される.
本テーマでは,CPSによる製造業のイノベーションの機会と困難を明らかにし,
IoT時代の日本のイノベーションマネジメントおよびエコシステムのイノベーションデザインのあり方を
社会人学生(技術・サービス経営コース)を含む産学連携で提言する.
(2)グローバルプロジェクトマネジメントの知識継承
研究開発プロジェクトや情報システム開発プロジェクトにおいて,プロジェクトの失敗を未然に防止し,成功確率を高めるためには,過去のプロジェクトの経験知識を現在のプロジェクトのマネジメントに生かす「プロジェクトマネジメントの知識継承」が有効である.特に,企業のグローバル化が進んでいる現在においては,日本と海外の拠点を繋ぐグローバル研究開発やオフショアソフトウェア開発のプロジェクトマネジメントの知識継承がホットイシューである.本テーマでは,インドを含む海外の大学や企業とも連携して研究を進める.
(3)製造業のサービスデザイン手法
グローバルで熾烈な競争環境に置かれている製造業において,製造業のサービス化の必要性が言われて久しいが,実際にサービス化を行う場合には多くの困難がある.本テーマでは,製造業のサービス化の機会と困難を可視化し,製造業のサービスをデザインするための具体的な手法を提案するとともに,具体的な事例に適用し,手法の洗練化を行っていく.
(4)サービスのための気づきプラットフォーム
「気づき」は良いサービスの出発点である.従来なら消えていた「気づき」を音声つぶやきにより簡単に補足し,それをチームで活用することで,看護・介護に代表される状況適応・行動型サービスの効率と質を高めることができる.本テーマでは,本研究室が産学連携プロジェクトで開発した「音声つぶやきシステム」を用いて,気づきの収集と活用で,組織のサービス能力を高める組織学習手法および支援ツールの研究開発を行う.
研究を始めるのに必要な知識・能力
研究室のゼミでは,各メンバーが英語の学術論文を2週間に1本のペースで読み込んで紹介します.英語力だけでなく学術論文の内容を理解し論理的かつ正確に説明できる能力が必要となります.また,サービスのための気づきプラットフォームの研究を行う場合は,ある程度のソフトウェア開発・Webサーバー管理の知識が必要です.
この研究で身につく能力
革新的製品・サービスシステムのデザインと研究開発マネジメントを実践できるイノベータになるための知的基盤が身につきます.現在は,与えられた問題をうまく解く能力(与えられた要求仕様を満たすシステムを与えられた期間とコストで開発する能力)に加え,潜在的な課題やニーズを明らかにし,新しいシステムをデザインする能力が求められます.本研究室での研究活動を通じて,イノベーションやサービスをデザインする能力を鍛えることができます.企業経験の長い教員や社会人学生と共に具体的な事例を通じて培った知識や能力は,企業に入ってから様々な場面で生かすことができると確信しています.
就職先企業・職種
システムソリューションエンジニア,サービスデザイナー,コンサルタント
研究室の指導方針
技術経営やサービスデザインの重要かつ興味深い課題に対して,企業の具体的な事例研究,アクションリサーチ,および実験室実験を通じて研究を進めていきます.ゼミは週2回のペースで開催し,研究報告,英文学術論文紹介,日本語の話題の本の紹介を持ち回りで行います.2週間に1回の英文学術論文紹介はハードですが論理的思考力を養うために有効であり,これを在学期間継続することで知的体力が付きます.また,JAIST技術・サービス経営コース(東京サテライト)の社会人学生とも積極的に交流する場を設けており,実社会の課題やニーズを肌で感じられることも本研究室の大きな魅力の1つです.
「気づき」は良いサービスの出発点。従来なら消えていた「気づき」を音声つぶやきにより簡単に補足し、それをチームで活用することで、
看護・介護サービスの効率と質を高めます.
iMOSTでは,以下の2つの研究会を内平研究室で主宰しています.
最新の活動はfacebookで発信しています。
過去の代表的な内平研究室活動紹介
教員
学生
研究室メンバー
My Publication List
〒923−1292
石川県能美市旭台1−1
北陸先端科学技術大学院大学
知識科学研究科
知識I棟5階
メール:uchihira at jaist.ac.jp