過去のできごと
2024年度
- 2025年3月27日(木):2月6日に開催された「第20回京大変人講座」で西本が講師として登壇した「ヒトのダメさでAIを超える!」に関するレポートが,「ほとんど0円大学」に掲載されました. この講座の内容について比較的詳細に書かれた記事ですので,ぜひご覧ください.
- 2025年3月26日(水):今月前半に4名のM2学生がインタラクションや情報処理学会の研究会で発表した論文などが, JAIST Repositoryに早くも登録されました. 論文はダウンロード可能ですので,当サイトの Publications のページをご覧ください.
- 2025年3月26日(水):3名のM1学生による研究計画提案書の発表会を行いました.今月に入ってから,それぞれに苦戦しながら研究計画提案書を執筆してきました.なんとか形になってきたようです. 〆切は3月31日.提出が遅れると留年確定ですので,期限までに必ず提出してください.
- 2025年3月21日(金):2025年3月修了生に対する学位記授与式が鶴来のクレインで挙行されました.当研究室からは,佐々木颯太,藤澤萌乃香,森順平,山口雄史の4名に修士(知識科学)の学位が授与されました.
一時はどうなることかと思う場面も何度かありましたけれど,全員無事にこの佳き日を迎えられたことを嬉しく思います.
これからそれぞれにそれぞれの世界で活躍されることを,心から祈念いたします.がんばってください!
藤澤さんは残念ながら花粉症が酷くて欠席でした
- 2025年3月17日(月):北陸鉄道石川線額住宅前駅のすぐそばにある人気の焼肉屋「たかちゃん」で,4名のM2学生の送別会を開催しました.
それぞれにどんな道を歩んでいこうとしているのか,というような話をするうち,次第に私や魏さんが「人生,予想だにしない道を歩むことになるもんだ」という回顧にひたり始めたり(笑).
ともあれ,修了する皆さんの未来が幸多からんことを願います.
それにしても,飲酒者が少ない.10人中,酒を飲んだのは4人だけだったような.これも時代ですかね.
- 2025年3月13日(木):京都新聞の朝刊に,2月6日に開催された「京大変人講座」に関する記事が掲載されました.私の顔もでかでかと載っていたりします(苦笑). しかし,もう1か月以上も経つのに,なぜ今頃この記事が掲載されることになったのでしょうね?まあ,紹介していただけることはとてもありがたいです. 記事はこちら(ただし,購読には会員登録が必要です).
- 2025年3月5日(水)~7日(金):芝浦工業大学豊洲キャンパスにて,情報処理学会の第212回ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)研究会と第125回コラボレーションとネットワークサービス(CN)研究会が開催され,
3名のM2学生が以下の発表を行いました.
- 佐々木颯太,西本一志:誤情報や偽情報を話題として提示する非属人的な初対面会話支援,情処研報,Vol.2025-CN-125,No.5,pp.1-8,2025.
- 藤澤萌乃香,西本一志:応援上映による「にわか同担化」が協調作業に与える影響,情処研報,Vol.2025-CN-125,No.11,pp.1-8,2025.
- 山口雄史,西本一志:非流暢性要因としての同音誤字が文章理解に及ぼす効果,情処研報,Vol.2025-HCI-212,No.40,pp.1-8,2025.
佐々木颯太君@CN125
藤澤萌乃香さん@CN125
山口雄史君@HCI212
これにて4名のM2のJAISTにおける研究活動はすべて終了しました. この経験を今後どう活かせるかはそれぞれ違うと思いますが,ぜひ有益な経験であったと思える未来になって欲しいと思います.みなさん,お疲れさまでした.
- 2025年3月2日(日)~4日(火):情報処理学会インタラクション2025シンポジウムが学術情報センター一橋講堂で例年通り開催され,当研究室からは4名のM2学生が以下の発表を行いました.
- 藤澤萌乃香,西本一志:CoFAVoration:「応援上映」の心理効果を活用した協調作業支援のための人間関係構築支援手法の提案,情報処理学会インタラクション2025論文集,1P-93,pp.605-609,2025.(プレミアム採録)
- 森 順平,西本一志:回顧的思考発話の中で誤情報を提示する mRTA 法の効果,情報処理学会インタラクション2025論文集,2P-78,pp.926-931,2025.
- 佐々木颯太,西本一志:FakedTopic: 誤情報・偽情報の活用による初対面コミュニケーション支援の試み,情報処理学会インタラクション2025論文集,3A-14,pp.1063-1067,2025.
- 山口雄史,西本一志:同音誤字は文章の内容把握にどう影響するのか,情報処理学会インタラクション2025論文集,3P-79,pp.1359-1362,2025.
藤澤萌乃香さん
森 順平君
佐々木颯太君
山口雄史君
全員集合
初日の夜には,有志メンバー8人で街に繰り出し,ワインを愉しみました. - 2025年2月17日(月):2月6日に開催され,西本が登壇した「第20回京大変人講座」に関するニュース(?)が,越前屋俵太さんが(おそらく)プロデュースしておられる「ヒョータイムズ」というサイトで公開されています. 京大変人講座は「いまだけ,ここだけ,あなただけ」を標榜するイベントのため,実際の講座の中身は見られませんが,ちょっとだけその雰囲気を味わうことはできます. 興味のある方はこちらをご覧ください.
- 2025年2月17日(月):2024年3月に博士前期課程を修了した小林美咲さんと堀江歩君の修士論文研究をまとめ直した論文が情報処理学会論文誌に掲載されました.
- 小林美咲,西本一志:スマートフォンの背面での控えめな意思表示によるファビング問題緩和手法,情報処理学会論文誌,Vol.66, No.2, pp.297-307, 2025.
- 堀江 歩,西本一志:カラオケの音楽的行為特性に基づく伴奏用楽器のデザイン,情報処理学会論文誌,Vol.66, No.2, pp.308-320, 2025.
- 2025年2月14日(金):4名のM2学生に対する修士論文の最終審査が行われ,全員無事に合格となりました.どれもなかなか一筋縄にはいかず,紆余曲折の末に苦労しながらなんとかゴールに到達できました.
が,結果的にはどの研究も良い研究になったと思います.お疲れさまでした.あとはインタラクションとHCI/CN研究会での発表を残すのみです.もうひと踏ん張り,がんばってください.
佐々木颯太君
藤澤萌乃香さん
森順平君
山口雄史君
- 2025年2月6日(木):京都大学の国際科学イノベーション棟5階シンポジウムホールで開催された「第20回京大変人講座」に西本が登壇し,「ヒトのダメさでAIを超える!」と題した公開講座を
ナビゲーターの越前屋俵太氏とともに行いました.定員250人が完売(無料だけど)となり,実際会場には聴衆が満杯.このような大人数の前で話すのは久しぶりで,テンション爆上がりしました(笑).
また,講座終了後に行われた「変人バー」にも定員いっぱいの50名が参加してくださり,ビールを飲みながらずっといろいろな方たちと議論を交わすことができました.
非常に楽しく,実りあるイベントでした.変人講座発起人の酒井先生,主催の京大オリジナルの皆さん,そしてナビゲータとして私の話を分かりやすく皆さんに伝えてくださった越前屋俵太さん,
本当にありがとうございました.
- 2025年1月31日(金):西本研出身で現在は明治大学・先端数理科学研究科・先端メディアサイエンス専攻 教授の宮下芳明先生にお招きいただき,
先端メディアコロキウムという講義の中で「人工知能の時代における人の知的活動支援」と題して50分ほど話し,
その後宮下研の学生さんたちの研究発表を聴講してちょっとだけコメントしてきました.
この先端メディアコロキウムという講義は,まだ学会発表経験が無いあるいは乏しい学生に対外発表のような経験をさせることを一つの大きな目的としているんだそうです.
いきなり学会で発表するよりも,事前にこういうシミュレーションをしておくことはたしかに良いかもしれないですね.
講義の終了後,宮下研のB4女子学生4名と昼食をとりながら研究内容について話しました.4人ともかなりしっかりと研究について話してくれて,感心してしまいました.
宮下先生の指導が行き届いている証拠だと思います.宮下研のますますの発展に期待します.
他校で講義するときのスライドはいつもこの猫(笑)
- 2025年1月24日(金):令和7年4月入学のための第3回入試に係る合格発表がありました.4月から,当研究室に博士後期課程の社会人学生が1名参入することになりました. 西本の定年退職まで4月で残りちょうど3年となりますので,これが西本研最後の博士後期課程学生の受入れとなります. 社会人ドクターはいばらの道です.無事に3年で学位取得できることを心より祈念します.がんばりましょう!
- 2025年1月14日(火):沖縄産業支援センターで開催された情報処理学会第211回ヒューマンコンピュータインタラクション研究会において,M2の森順平君が以下の発表を行いました.
- 森順平,西本一志:mRTA法:誤情報を活用するRetrospective Think-Aloud法,情処研報,Vol.2025-HCI-211, No.13, pp.1-7 (2025)
- 2025年1月13日(月):昨年末に投稿したインタラクション2025のインタラクティブ発表論文4件が,すべて採録となりました.例年,インタラクティブ発表は基本的には全件採録だったのですが, 今年は会場キャパシティの制約で不採録となる可能性もあるということで,ちょっとハラハラしておりました.プレミアム採録1件,一般採録3件という内訳です.
- 2025年1月6日(月):2025年の仕事始めです.昨年の立ち上がりは能登半島地震の影響で浮足立っておりましたが,今年は穏やかな年明けとなりました.この1年が皆さんにとって実り多い年になりますように.
- 2024年12月24日(火):研究室メンバーでの忘年会を,いいとこ鳥野々市店さんで開催しました.前日にインタラクションの投稿も無事完了してほっと一息.
クリスマスイブということでリア充な学生さんには無理な開催日程かとも思っていたのですが,全員問題無く参加してくれました(笑).この1年,お疲れさまでした.
来年もがんばりましょう.
スマホのカメラでは無理な撮影条件でした
- 2024年12月23日(月):インタラクション2025のインタラクティブ発表投稿〆切日です.今日の22:00が投稿〆切時刻となっているのですが, ポスター発表に関しては朝の段階で枠が埋まってしまっていて,投稿できない状態になっています. 今年は,当研究室からの投稿がたまたま早く完了したので予定の4件をすべて無事投稿できましたが,例年のようにギリギリまで闘っていたら間に合わなくて路頭に迷うところでした. ともあれ,4人のM2が例年通りにインタラクションで発表します.
- 2024年12月19日(木):2024年最後のゼミを開催しました.これでM2の4人は,レギュラーゼミへの参加は終了となります.あとは修論執筆と最終審査, そして学会発表が待っています.気を抜かずにがんばってくださいね.
- 2024年12月13日(金):情報処理学会第211回ヒューマンコンピュータインタラクション研究会の投稿〆切日でした.M2の森順平君がこの研究会に論文を投稿しました. 毎年,1月の研究会は沖縄での開催のために非常に人気が高く,多数の発表申し込みが寄せられるのですが,その例に漏れず今回も非常に多くの発表申し込みがあったようです. 修論提出&最終審査直前の気ぜわしいタイミングで沖縄の旅を楽しめるでしょうか(笑).がんばってください
- 2024年12月11日(水):全学でのFaculty Development (FD) が開催されました.今回のFDでは,京都大学総合博物館 研究部情報発信系 准教授の塩瀬隆之先生をお招きし,
「問いのデザイン」というタイトルでご講演いただきました.
我々大学教員は職業柄,問いを立てるということに慣れていますが,学生のほとんどはまだ不慣れでうまく問いを立てることができません.
問いを立てることの重要さと,問いを立てられるようにする教育のあり方について深く考えさせられた講演でした.
塩瀬先生,お忙しい中貴重なお話をいただき,ありがとうございました.
- 2024年12月3日(火):JAIST変人ラジオの収録がありました.
JAIST変人ラジオというのは,JAISTにいる「時代を変えていく人」に,それぞれの研究の面白さやなぜそんな研究をするに至ったのかなどについて,
ナビゲーターの越前屋俵太氏が根掘り葉掘り尋ねまくるというラジオ番組です.ただ,ラジオと言ってもFMなどの電波に乗るわけではなく,SpotifyやYouTubeなどでネットワーク経由で配信される音声コンテンツです.
すでに第1陣の12名の教員によるコンテンツが配信中です.今回の収録は第2陣の収録の一環でした.近日公開となるようですので,また改めてアナウンスいたします.
ナビゲータの越前屋俵太さんと差し向かい
- 2024年11月29日(金):はこだて未来大学の角康之教授にお招きいただき,「人工知能とメディア」の講義の1コマで「人工知能の時代における人の知的活動支援」と題した講演を西本が行いました.
生成AIの性能が急速に向上し,分野によっては博士課程学生レベルの知識を有するようになっていると言われる現在,人はどのように人工知能と協生していくべきか,
その中で重要となる創造活動をどのように支援していくべきかについて議論する内容でした.
ちょっとややこしい内容を高速にしゃべりまくったので,どこまで伝わったかがちょっと不安ではあります.
要するに言いたかったことは「安易に支援技術の研究をやったらまずいことがおきますよ」ということです.
- 2024年11月25日(月):岩手県立大学の小倉加奈代講師にお招きいただき,「応用心理学」の講義の1コマで「妨害要因や不便さなどを用いた知的活動支援」と題した講演を西本が行いました.
表向きの題目はこの通りだったのですが,実際の題目は「知的活動支援研究の非常識なアプローチ」というもので,
普通に考えるととんでもなく思えるようなテーマでも立派に研究になるし,その方が面白い研究ができるんだよ,というある種の洗脳活動のような講義内容です(笑).
小倉先生から送っていただいた受講生たちからの感想を見ていると,結構な数の学生さんがまんまと洗脳された様子が見て取れました.
みなさん,ぜひユニークな研究をしてください.期待しています.
- 2024年11月7日(木):毎週の定例ゼミ終了後に,研究室有志で軽い飲み会を開催しました.たわいもない話をしながら,リラックスしたひと時を楽しみました.
この先,いよいよ実験が佳境に入っていきますし,インタラクションや研究会,修士論文などの論文〆切が押し寄せてきます.
今のうちに英気を養っておいてください.それにしても今のメンバーは,食べられる物のandをとるのが難しいなあ(笑).
- 2024年11月5日(火):情報処理学会の論文誌に投稿していた以下の2件の論文が採録になりました.
- 小林美咲,西本一志:スマートフォンの背面での控えめな意思表示によるファビング問題緩和手法,情報処理学会論文誌,Vol.66, No.2, 2025.(採録決定)
- 堀江 歩,西本一志:カラオケの音楽的行為特性に基づく伴奏用楽器のデザイン,情報処理学会論文誌,Vol.66, No.2, 2025.(採録決定)
- 2024年11月1日(金):JAIST図書館が運営しているJAIST Repositoryからの10月中の論文ダウンロード数が7997件となり,飲酒ブレスト論文による瞬間最大風速を除いて過去最高となりました.8000件目前です. 個別に見ると,2023年3月修了の柴田有紀奈さんによるインタラクション発表論文がコンスタントに大量ダウンロードされ続けていて,全学的に最もダウンロードされている論文となっています. その他には,2024年3月修了の野尻実玖さんのChatGPTとの同棲体験論文も人気があります.
- 2024年10月15日(火):当研究室の修了生で,2023年3月に博士(知識科学)の学位を取得した岩本拓也君が,この日の朝のNHKニュースに登場しました.近年,企業において博士号を持つ人材の採用が活発になりつつあるということで,博士号保有者が企業においてどのように活躍しているかの一例として岩本君の仕事が紹介されました.これから博士号取得者の採用がどんどん進むと良いなと思います.企業の皆さん,よろしくお願いいたします.
- 2024年10月12日(土)~14日(月):東京大学本郷キャンパスで開催された「日本認知科学会第41回大会」に,D3の高宗楓さんとM2の森順平君が参加し,以下の通り髙宗さんは登壇発表を,森君はポスター発表を行いました.
- 高宗 楓,西本一志:ジェスチャの追加提示による属性フレーミング効果への影響,日本認知科学会第41回大会発表論文集,O-5-3A,pp.67-70, 2024.
- 森 順平,髙宗 楓,西本一志:誤情報の活用によるRetrospective Think Aloud法改良の試み,日本認知科学会第41回大会発表論文集,P-3-5,pp.639-642, 2024.
髙宗さん登壇発表
森君ポスター発表
- 2024年10月7日(月):2024年10月入学生を対象としたオリエンテーションの企画のひとつとして,恒例のストロータワー実習を実施しました.入学したばかりであまり面識の無い新入生たちがグループを組み,共同でストローを使った塔を構築し,その高さを競い合うというイベントです.共同作業実習を通じて,コミュニケーションの重要さを学び,互いに親睦を深め仲間を作ることを目的としています.今年もなかなかの力わざ作品が誕生しました(笑).
- 2024年10月2日(水):昨年の9月に博士(知識科学)の学位を取得して卒業した魏建寧さんが,学振の特別研究員(RPD)として当研究室に復帰しました.これから3年間の予定で妨害要素や不便さなどを活用した再学習の支援技術研究に取り組む予定です. 魏さんは2010年10月入学ですので,かれこれ14年のお付き合いとなります.
- 2024年9月27日(金):コロナ前に実施していた研究室合宿の代わりに,昨年からは日帰りの研究室遠足を実施しています.今年の遠足は,JAISTからすぐ近くにあるアドベンチャーガーデン能美に出かけ,バーベキューとフィールドアスレチックを楽しみました.バーベキューでは学生が2チームに分かれて炭火の着火スピードを競いましたが,1時間経ってもどちらのチームも火がつかず,このままでは焼肉にありつけないのでやむなく西本が手を出して着火. なんとか時間内に食事することができました.バーベキューのあとは,フィールドアスレチック.2つのレベルがあるうちの上級レベルを選択しました.上級と言っても,10歳以上という設定なので楽勝だろうと高をくくっていたら,これが大甘の想定. めっちゃくちゃにハードなコースで,9人中3人(西本を含む)が途中でリタイア.運動不足の人間がいきなり挑むものではありませんでした.開始前は「アスレチックの後にバーベキューが良かったなあ」とかうそぶいておりましたが, 先にアスレチックをやっていたら食欲ゼロになっていたと思います.ここまで本格的とは想像もしませんでした.でも,かなり楽しかったです.引率してくださった指導員のホリホリさん,どうもありがとうございました. 今後挑戦される方,事前に体力づくりしてから臨みましょう.
到着直後の元気なメンバー
火起こしチーム1:火が着かない
火起こしチーム2:焚きつけだけが炎上
バーベキューにありつけた
アスレチックをなめ切っている挑戦前
ねじれた縄梯子の上はバランスがとれない
吊り輪に順に足を通すのが至難の業
腕力が無い状態でのボルダリングは地獄
17mの高所からジャンプして降下
挑戦後の疲労困憊状態 with 指導員のホリホリさん
- 2024年9月19日(木):この日のゼミで,病気のため欠席していたM1下田君の夏季課題発表を行いました.アポロ11号のアームストロング船長の名言のような研究になるか.
下田君
- 2024年9月10日(火):恒例となっている,M1の夏季課題(研究計画書第0版作成&関連文献10本の調査)発表会を開催しました.本当は5人の発表を予定していたのですが,事情で2人が欠席し,3人の発表となりました. 欠席の2名は,後日改めて発表の予定です.さて,これでようやく修士論文研究のスタート地点に立ったということになります.これからの1年半で,面白い成果を挙げることを期待していますよ.
嶋田君
宮本さん
小平君
- 2024年9月5日(木):2023年4月入学の修士課程学生を対象とした修士論文の中間発表会が開催され,当研究室の4名のM2学生が発表に臨みました. 直前に発表練習を重ねた甲斐もあって,まずまず良い発表になったのではないかと思います. 発表者の皆さん,お疲れ様でした. で,毎年同じことを言っていますが,この発表会が終わると一時的に気が抜けた状態になり,気がついたら10月半ばになっていて何も進捗していないという状況にしばしば陥ります. ぜひ今年こそはそうならないようにしてほしいと思います.
佐々木君
藤澤さん
森君
山口君
- 2024年8月19日(月)~23日(金):2023年3月に東京理科大に転出された高島健太郎先生が,研究打合せのために当研究室を訪れています. 高島先生がJAIST在籍中に行っていた研究のジャーナル論文化や現在東京理科大で進めている研究に関する議論などを行っています. もちろん,つもるよもやま話もあれこれと(笑).
- 2024年8月2日(金):M2の森君の研究に関連する実験材料の選定のために,いくつかのボードゲームやカードゲームを研究室メンバーで試しにプレイしてみました.単純に楽しかったのですが(笑),なかなか実験に適したゲームは無いものですね.
- 2024年8月1日(木):本学図書館が提供しているJAIST Repositoryという学術文献ダウンロードサイトでは,毎月の各教員毎の文献ダウンロード数が発表されています. 西本の文献はここのところ数か月連続でダウンロード数が1位であり,毎月4000件超のダウンロード数だったのですが, 2024年7月のダウンロード数はいきなり跳ね上がって,6476件を記録しました. 以前,修了生の下村君による飲酒ブレストに関する論文がTwitterでバズって2万件を超えた例外的な瞬間最大風速を除けば,過去最多の記録となりました. 我々の研究を多くの人々に参照していただいていることをありがたく思います.
- 2024年7月31日(水):2024年の第1回Faculty Development(FD)を開催しました.今年度は西本がFDの企画担当教員の1人となっており,異分野融合型の共同研究のプランを立案しようという企画を実施しました. ちょっと無茶な企画かとハラハラしながらの本番でしたが,意外に皆さんノリノリで奇抜な研究企画を立案してくださいました.ご協力いただいた方々に深く感謝申しあげます.
- 2024年7月26日(金)~27日(土):浜松市舘山寺にある時忘れ開華亭で,日本認知科学会主催の CogSci Meetup 2024 in Hamamatsu というイベントが開催され,当研究室D3の髙宗さんが参加しました. このイベントは,同時にオランダのロッテルダムで開催されていた認知科学分野のトップカンファレンスであるCogSci 2024と結んで行われたもので,日本だけでなく世界のあちこちで同時多発的に開催されているイベントなのだそうです. 髙宗さん自身は発表したわけではないのですが,他の参加者学生らとの議論からおおいに刺激を受けたとのことでした.
- 2024年7月16日(火):2023年3月に博士前期課程を修了した村尾侑哉君が第1著者の以下の論文が情報処理学会論文誌に掲載されました. この論文の内容は,村尾君の学部時代(岩手県立大学)の研究と修士論文研究の内容をまとめたもので,組織を構成するメンバー同士が互いに尊敬の念をやり取りしやすい環境を作ることを目指したものです. 親しい間柄でも,面と向かって相手をほめるのは気恥ずかしいですよね.そういう問題を解決するシステムのデザインについて議論しています.
- 村尾侑哉,高宗 楓,高島健太郎,小倉加奈代,西本一志:組織内自尊感情の醸成を目的とした敬意伝播支援システムに関する基礎的検討,情報処理学会論文誌,Vol.65, No.7, pp. 1203-1215, 2024.
- 2024年7月5日(金):新M1の歓迎会を,金沢駅前にある居酒屋つぼ八さんで開催しました.18:30ごろに開始して,終電ギリギリの21:30ごろまで飲んで食べて笑って過ごしました.みんな,研究室の雰囲気にとけ込めたでしょうか. (金沢につぼ八があることを,今になって初めて知りました(笑)).
- 2024年7月5日(金):3名の新M1による自己紹介ゼミを行いました.それぞれに多様なバックグラウンドを持つ,個性ある学生さんたちのようです.これからの修士論文研究の展開を楽しみにしています.
下田吹樹君
嶋田祐観君
宮本遥奈さん
- 2024年7月3日(水):魏さんの情報処理学会論文賞受賞報告が,JAISTウェブページに掲載されました.こちらをご覧ください.
- 2024年6月26日(水):2024年4月入学のM1学生3名が,当研究室に新規に配属されました.これからの2年足らずの期間,楽しく研究していきましょう.少ない人数ですが,大きな成果を期待していますよ(笑).
- 2024年6月12日(水):今年度の知識創造支援メディア論の講義が始まりました.これまでは1-1期(4月~5月)に開講していたのですが,諸般の事情により今年からは1-2期の開講となりました. 裏番組には大人気の機械学習の講義(情報系ですが)があるので受講者数が少ないかなと思っておりましたが,初回講義は例年通りの人数が受講してくれたようです.
- 2024年6月5日(水):昨年の9月に博士の学位を取得し,10月からRPDとして当研究室に復帰予定である魏建寧さんの以下の論文が情報処理学会の2023年度論文賞を受賞し, その表彰式がこの日東京の学士会館で執り行われました.
- 魏建寧,西本一志,高島健太郎:文書を読む際に漢字字形再学習を促進する誤字形文字の生成・活用手法,情報処理学会論文誌,Vol.64,No.3,pp.788-797,2023.
左は情処会長の森本氏
年度明け早々に予告していた3つ目の朗報は,この論文賞受賞のことでした.
- 2024年6月1日(土)~2日(日):帝京大学八王子キャンパスで開催された日本認知心理学会第22回大会にD3の高宗楓さんが参加し,以下のポスター発表を行いました.
- 髙宗 楓,西本一志:量的情報を表現するジェスチャがフレーミング効果に及ぼす影響,日本認知心理学会第22回大会発表論文集,P3-11,2024.
- 2024年5月31日(金):西本がJAISTに着任したのは,1999年6月1日でした.つまり,今日で当研究室は設立からまるまる25年,四半世紀が経ちました. その間,100名を超えるケッタイな学生たちとたくさんのビミョーな研究に取り組み,イミフな成果をあげることができました.ご協力いただいた皆さんに,心より御礼申し上げます. 明日から26年目に突入です.定年退職までの残りの3年10か月,引き続きエキセントリックな研究に取り組んでいく所存です.
- 2024年5月29日(水):毎年恒例となっている,北陸大学での大学院進学説明会を開催してきました.この説明会は,西本がとある居酒屋で偶然出会った北陸大学の先生にお願いして開催するようになったもので, たぶんもう10年ほど継続して開催しています.今年も20名ほどの学生さんが参加してくれました.
- 2024年5月13日(月):知識科学概論の講義で,ゲスト講師(なのかな?)として『「なり損ない」の知は「でき損ない」か?~未然知学への1アプローチ~』と題して講演しました. 司会の橋本先生から,『「なり損ない」の知も,「でき損ない」の知も,未然知も,わからない言葉だらけですが』と紹介していただきました.全くですね(笑). 未然知学については,この講義でこれまでに3回話したことがあるだけで,外では一度も話したことがありませんし,論文的なものも書いたことがありません.どうすべきでしょうかね.
- 2024年5月8日(水):コロナ禍期間を除いて,なんとなく毎年恒例となっている,ゴールデンウィークのお土産持ち寄りパーティを今年も開催しました.事前の参加登録者数が61名で,当日飛び入り参加者もいましたので,最終的には80名ほどの参加があったのではないかと思います.おかげで大盛況でした.それぞれに地元や旅行先,あるいは家の近くで買ったものやネットで取り寄せたものなどを持ち寄り,日本全国+世界数か国の多種多様なお酒や食べ物を楽しむことができました.ちょっとしたバーチャル日本一周旅行ですね.このイベントをベースとして,来年にはかつての知識科学系新M1歓迎会イベントであった「さくら祭」の復活をひそかに狙っております.コロナ禍で消滅しちゃったんですよね.
大盛況の会場風景
橋本先生のお土産プレゼン
内平先生のお土産プレゼン
藤波先生のお土産プレゼン
伊集院先生のお土産プレゼン
今回一番ヤバかった人のお土産プレゼン
- 2024年4月25日(木):2024年4月入学のM1学生歓迎会を,知識科学系の3階にある5研究室+謝研究室の6研究室合同で開催しました.これらの研究室に導入配属となっている学生に加え,展開配属先として興味がある学生も参加可としたところ, 総勢80余名のM1が参加してくれたようで,大盛況の歓迎会となりました.JAISTに入学して3週間ほど経ちました.少しはJAIST生活に慣れて来たでしょうか. 宮田先生も〆のあいさつでおっしゃっておられたように,教員は怖くありません.遠慮なく話に来てください.
- 2024年4月9日(火):情報処理学会に投稿していた以下の論文が採録となりました.これは,2023年3月に修了した村尾侑哉君が情報処理学会のグループウェアとネットワークサービス研究会で発表した論文が同研究会から論文誌に推薦されたものです. 研究会で発表した修士論文研究の内容に,村尾君が岩手県立大学時代に行った卒業論文研究の内容も加え,さらにこってりと知識科学的な味付けを施しました. 組織内で,成員同士が褒めあったり尊敬しあったりすることを容易に行えるようにするシステムのデザインについて検討しています. 今年の7月の論文誌に掲載予定です.ぜひご覧ください.
- 村尾侑哉,高宗 楓,高島健太郎,小倉加奈代,西本一志:組織内自尊感情の醸成を目的とした敬意伝播支援システムに関する基礎的検討,情報処理学会論文誌,Vol.65, No.7, 2024.(掲載決定)
- 2024年4月8日(月):2024年4月入学の新M1学生らのオリエンテーションが行われています.この日は,導入配属の学生が各研究室に配属となり,当研究室にも4名(石川:3名,東京:1名)の新入生が導入配属されました. ぜひ良い成果をあげてください.期待しています.
- 2024年4月3日(水):2024年3月12日に情報処理学会の第122回コラボレーションとネットワークサービス研究会における小林美咲さん(当時M2)の下記発表が,同研究会の優秀発表賞を受賞しました.おめでとう!
- 小林美咲,西本一志:PhubPalliator:ファビング状態から対面対話に引き戻すための視覚表現メディア,情処研報,Vol.2024-CN-122, No.7, pp.1-7, 2024.
JAISTウェブページに掲載された受賞報告記事はこちら.
科研費採択に続き新年度早々の朗報2連発ですが,実はもう一つ朗報があります.これはまた後日,正式発表となってからご報告いたします.- 2024年4月2日(火):令和6年度科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)の交付内定通知がありました.種目は基盤研究(B)(一般 )で,研究課題名は「誤情報や偽情報などの不正情報を活用した知的活動支援技術の実現」です. これまでに推進してきた「妨害による支援」や「不便益システム」に関する研究の延長線上にある研究で,特に一般には不要かつ有害で排除すべき対象と見なされている誤情報や偽情報などの不正情報をうまく活用することを目指すものです. 2026年度までの3年間で実施する予定です.
- 2024年11月5日(火):情報処理学会の論文誌に投稿していた以下の2件の論文が採録になりました.