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プログラムの概要

安心して我々の生活を任せることの出来る電子社会システムを設計・構築する方法論を,最先端の情報科学を用いて確立することが本プログラムの目的である.
電子社会システムとは,社会システムのうちで情報システムとして実現されるものを指す.これには,個人や組織,それらの関係など社会システムの構造や機能が明確に定義されているほかに,その機能や振る舞いなどが制度や法規と整合性が保たれていなければならない.また、社会の変化などに対して適切に進化できるなどの要件を満たすものでなければならない.さらに、誰もが電子社会のサービスや機能を利用でき、それらが安定的に提供される必要がある.
情報科学は,これまでに複雑で大規模なソフトウェアやシステムを構築し、それを維持するために、仕様記述,検証・テスト,プログラミング、ユーザインタフェース、ネットワークやアーキテクチャなどの分野で多くの概念や手法を生み出してきた.
これらの概念や手法を電子社会システムの記述や検証,進化に用いることにより,安心できる電子社会を設計・実現することが本研究教育拠点の目的である.本拠点では,主に検証進化の観点から安心電子社会の実現に関する学問分野を開拓するが,安心電子社会の基盤技術に関する研究もあわせて行う.

検証進化可能電子社会
 

(1)電子社会が記述可能な論理や形式記述体系
(2)電子社会の安心性要件とその検証方法論
(3)定理証明、モデル検査やシミュレーションなどによる電子社会の検証方法論
(4)最新オブジェクト技術による電子社会のモデル化と進化
(5)電子社会の構造と機能

 
安心電子社会基盤
 

(1)数理基盤
(2)高度ヒューマンインタフェース基盤
(3)高信頼ネットワーク基盤
(4)高信頼ハードウェア基盤