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情報科学研究科セミナーのお知らせ

For the information in English, please see the bottom of this message.
             
                       平成20年10月10日 

 関係者各位

                        情報科学研究科長

     情報科学研究科セミナー(第6回)の開催について

 来る11月5日(水)、下記のとおり情報科学研究科セミナーを開催し
ます。
 つきましては、多数の皆様にご参加いただきたく、セミナーの案内を申し
上げます。本セミナーに関しましては、参加申し込み・予約などは必要ござ
いませんので、直接、会場にお越しくださいますようお願いいたします。

                 記

1.日 時   平成20年11月5日(水)15:30〜17:00

2.場 所   情報科学研究科講義棟 大講義室

3.講演題目   「連続聴錯覚時における持続時間短縮錯覚について」
       
4.講 演 者   京都市立芸術大学
          音楽学部
           准教授  津崎 実 氏

5.講演要旨
     音声や音楽の一部にその部分をマスクするだけのパワースペクトル構
  造を持った音を上場したり,置換した場合でも,それらの音響信号は知覚的
  には連続的に聞こえることが知られており,これらは連続聴錯覚現象と呼ば
  れている。これらは心理学一般における知覚的補完の一例として考えられて
  いる。概して補完が生じるという表現から,雑音置換の存在が知覚的に修復
  されると考えられてきたが,心理物理学的にこの修復音響信号の主観的持続
  長を修復の必要のないものと比較すると系統的に修復されたものは短縮傾向
  を持つことが発見された。それとは独立に音声信号の時間構造は一定のテン
  プレートに従うような知覚的調整が成されることも併せて観察された。
 
6.講演者略歴   
昭和57年3月 東京大学人文科学研究科心理学専門課程修士課程修了(文学修士)
昭和57年4月 新潟大学人文学部助手
昭和60年4月 東京大学文学部助手
昭和63年4月 (株)国際電気通信基礎技術研究所研究員
   ATR視聴覚機構研究所,ATR人間情報通信研究所
   ATR音声言語通信研究所,
(平成7年9月〜平成8年3月 英国MRC Applied Psychology Unit客員研究員と
して滞在)
平成16年4月 京都市立芸術大学音楽学部准教授(現在に至る)


7.担当教員 情報科学研究科
       准教授 鵜木 祐史(内線:1237)

8.問合せ先 総務課共通事務係
       情報科学研究科担当 山崎(内線1156)

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We would like to inform you about the 6th IS-Seminar as follows.

DATE: November 5, 2008 15:30-17:00
PLACE: IS Lecture Hall
SUBJECT: "Shrinkage of perceived duration of sound targets under the
illusory continuity"
SPEAKER: Minoru Tsuzaki, Associate Professor
Faculty of Music, Kyoto City University of Arts 
SPEECH: Japanese
REFERENCE: Administrative Services Office (E-mail: is-secr)