情報科学研究科セミナーのお知らせ

For the information in English, please see the bottom of this message.


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成１７年１２月２２日
関係者各位
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　学術協力課長

　　　　　　情報科学研究科セミナー(第１１回)の開催について

　来る平成１８年１月６日（金）に、下記のとおり情報科学研究科セミナー
（第１１回）を開催します。つきましては、多数の皆様にご参加いただきたく、
セミナーの案内を申し上げます。
　本セミナーに関しましては、参加申し込み・予約などは必要ございませんの
で、直接、会場にお越しくださいますよう、お願いいたします。


　　　　　　　　　　　　　　　　　記

１．日時　　　　平成１８年１月６日（金）１５：３０〜１７：００

２．場所　　　　知識科学研究科講義棟　中講義室

３．講演題目　暗号と格子
　　　　　　　
４．講演者　　(株)富士通研究所　ＩＴコア研究所　
　　　　　　　　セキュアコンピューティング研究部　主任研究員　小暮　淳氏

５．講演要旨　　
　現在の公開鍵暗号は、素因数分解問題や離散対数問題の困難性に安全性を依存
しているが、これらの問題に対しては準指数時間の求解アルゴリズムが知られて
おり、また、量子計算機が実現すれば、効率的に解かれる可能性がある。そのた
め、他の問題の困難性に安全性の根拠を置く暗号の研究が進められており、その
一例として格子に関連する問題と関係のある暗号について紹介する。

６．講演者略歴
　1985年3月　東京大学理学部数学科卒業
　1987年3月　東京大学大学院理学系研究科数学専攻修士課程修了
　1987年4月　富士通株式会社入社
　　　　　　　　 UNIX OSの開発、情報セキュリティ研究・製品企画に従事
　1998年6月　株式会社富士通研究所　暗号理論研究に従事
　2005年10月 東京大学大学院数理科学研究科　客員助教授
　　　　
７．担当教員 情報科学研究科　助教授　宮地　充子（内線：１２８６）

８．問い合わせ先　学術協力課　連携推進室　研究助成係
　　　　　　　　　（内線：１９１６、E-mail：josei）


＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
We would like to inform you about the 11th IS-Seminar as follows.

DATE :January 6, 2006 15：30-17：00
PLACE :KS-Lecture Hall
SUBJECT:"Cryptography and Lattice"
SPEAKER:Jun Kogure
　　　　　　　Senior Researcher,
　　　　　　　Secure Computing Lab. IT Core Laboratories
　　　　　　　FUJITSU LABORATORIES LTD.
SPEECH :Japanese
REFERENCE:Research Supporting Section, Academic Services Department
(E-mail:josei)