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情報科学研究科セミナーのお知らせ

For the information in English, please see the bottom of this message.


平成17年11月11日
関係者各位
                           学術協力課長

       情報科学研究科セミナー(第10回)の開催について

 来る11月16日(水)に、下記のとおり情報科学研究科セミナー(第10
回)を開催します。つきましては、多数の皆様にご参加いただきたく、セミナー
の案内を申し上げます。
 本セミナーに関しましては、参加申し込み・予約などは必要ございませんの
で、直接、会場にお越しくださいますよう、お願いいたします。

                 記

1.日時    平成17年11月16日(水)15:30〜17:30

2.場所    情報科学研究科講義棟 大講義室

3.講演題目  ロボット・セラピー
       
4.講演者   独立行政法人 産業技術総合研究所 知能システム研究部門 
          主任研究員 柴田 崇徳 氏

5.講演要旨  
 アザラシ型メンタルコミットロボット「パロ」がアルツハイマー型などの認知
症患者の脳機能に与える効果について述べる。認知症の高齢者に、パロとふれ
あってもらい、その前後で、脳波を計測、分析した。その結果、認知症の状態に
あった14名の被験者のうち、7名(50%)に脳機能の改善効果があった。国内外
の高齢者施設におけるパロによる、ロボット・セラピーにおいて、表情や行動が
健常者と同じようになったりする等の事例も数多い。パロとのふれあいによっ
て、認知症の高齢者の脳機能の改善効果、さらには健常者が認知症になることを
予防する効果がある。特に、パロに対する主観評価が高い人ほど、効果的である
ことがわかった。

6.講演者略歴
1989年 4月 名古屋大学工学部電子機械工学科卒業
1992年 9月 名古屋大学大学院電子機械工学専攻博士課程修了 博士(工学)
1993年 4月 通商産業省工業技術院機械技術研究所  通商産業技官(I種)
1995年 9月-97年8月 マサチューセッツ工科大学人工知能研究所 研究員兼任
1997年 4月−現在 東京大学生産技術研究所 協力研究員
2001年 1月−現在 産業技術総合研究所知能システム研究部門 主任研究員
2001年12月−現在 科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業 研究員兼任

人と共存する知能システム、メンタルコミットロボット、ロボット・セラピー、
人道的対人地雷探知・除去システムの研究開発などに従事

1995年 IEEE/IFSA, Fuzzy Robot Award
1997年 富山県未来財団、とやま賞
2002年 Guinness World Records, Inventor of the Most Therapeutic Robot
2002年 (財)日本産業デザイン振興会、新領域部門 グッドデザイン賞
2003年 Swedish Museum of Science and Technology, Robotics Exhibition Award
2003年 (社)日本青年会議所、人間力大賞グランプリ
2003年 同、内閣総理大臣奨励賞
2004年 IEEE TExCRA 2004、Best Technical Exhibition Award
2004年 国際青年会議所、The Outstanding Young Person in the World
2005年 富山県発明と工夫展、特許庁長官奨励賞 その他、受賞

           
7.担当教員   情報科学研究科 助教授 チョン ナクヨン
                        (内線:1248)

8.問い合わせ先 学術協力課 連携推進室 研究助成係
         (内線:1916、E-mail:josei)


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We would like to inform you about the 10th IS-Seminar as follows.

DATE :November 16, 2005 15:30-17:30
PLACE :IS-Lecture Hall
SUBJECT:"Robot Therapy"
SPEAKER:Takanori Shibata
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology
(AIST) ,Intelligent Systems Research Institute,
Senior Researcher
SPEECH :Japanese
REFERENCE:Research Supporting Section, Academic Services Department
(E-mail:josei)