- ホーム
- 会議・シンポジウム
- セミナー・講演会
- 情報科学研究科セミナー
- セミナーのお知らせ
情報科学研究科セミナーのお知らせ
We would like to inform you about the 7th IS-Seminar as follows.
DATE:September 9, 2005 15:00-17:00
PLACE:K Lecture Room 1, 2
SUBJECT:"Radix-r Non-Adjacent Form and its Application to Pairing-Based Cryptosystems"
SPEAKER:Tsuyoshi Takagi
Associate professor, Future University-Hakodate,
School of Systems Information Science
SPEECH:Japanese
REFERENCE:Research Supporting Section, Academic Services Department
(E-mail:josei)
====================================
平成17年8月5日
関係者各位
学術協力課長
情報科学研究科セミナー(第7回)の開催について
来る9月9日(金)に、下記のとおり情報科学研究科セミナー(第7回)を
開催します。つきましては、多数の皆様にご参加いただきたく、セミナーの案内
を申し上げます。
本セミナーに関しましては、参加申し込み・予約などは必要ございませんの
で、直接、会場にお越しくださいますよう、お願いいたします。
記
1.日時 平成17年9月9日(金)15:00〜17:00
2.場所 知識科学研究科講義棟 K1,2講義室
3.講演題目 r進数非隣接形式(rNAF)とペアリング暗号への応用
4.講演者 公立はこだて未来大学・情報アーキテクチャ学科・助教授
高木 剛 氏
5.講演要旨
最近、楕円曲線上のペアリングを用いた暗号が大きな注目を集めている。ペア
リング暗号の実装に適したr進数の非連接形式(rNAF)と、 rNAF を計算するアル
ゴリズムを提案する。rNAFの平均零濃度は漸近的にr/(2r-1)と証明でき、GF
(r^m)上のペアリング暗号で使われるスカラー倍算をより高速に計算できる。我
々の実験によると、r=3の場合、標準的な2進数非連接形式(NAF)と比較して約4倍
の高速化が実現できた。提案アルゴリズムは、Boneh-FranklinのID暗号の暗号化
プロセス、Boneh等のShort Signatureの署名生成プロセスなどで使われる。
6.講演者略歴
04.1988 - 03.1993 名古屋大学理学部数学科 (理学学士)
04.1993 - 03.1995 名古屋大学大学院理学研究科数学専攻 (理学修士)
04.1995 - 09.1997 研究員、日本電信電話株式会社、NTT武蔵野研究所
10.1997 - 09.1998 客員研究員、ダルムシュタット工科大学情報科学科
10.1998 - 01.2001 ダルムシュタット工科大学情報科学部 (理学博士)
10.1998 - 02.2001 研究員、日本電信電話株式会社、NTTドイツ研究所
03.2001 - 08.2001 助手、ダルムシュタット工科大学情報科学部
09.2001 - 07.2002 講師、ダルムシュタット工科大学情報科学部
07.2002 - 03.2005 助教授、ダルムシュタット工科大学情報科学部
04.2005‐ 現在 助教授、公立はこだて未来大学情報アーキテクチャ学科
7.担当教員 情報科学研究科 助教授 宮地 充子
(内線:1286)
8.問い合わせ先 学術協力課 連携推進室 研究助成係
(内線:1916、E-mail:josei)