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情報科学研究科セミナーのお知らせ
We would like to inform you about the 6th IS-seminar as follows.
DATE:December 10, 2004 15:30-17:30
PLACE:IS-Lecture Hall
SUBJEC: "Linking Music Information Processing with the Real World:Music
Information Processing for End Users"
SEAKER:Masataka Gotou
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology
SPEECH:Japanese
REFERENCE:Research Aid Section, Division of Research Cooperation(Tel:1916,
E-mail:josei)
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平成 16年11月17日
関係各位
研究協力課長
第6回情報科学研究科セミナーの開催について
来る12月10日(金)に産業技術総合研究所 情報技術研究部門 研究員 後藤
真孝氏をお迎えして、第6回情報科学研究科セミナーを開催します。つきましては、
多数の皆様に御参加いただきたく、ここにセミナーの案内を申し上げます。
なお、本件に関しましては参加申し込み・予約等は必要ございませんので、当日は、
直接、会場にお越しくださいますようよろしくお願い致します。
記
日時 平成16年12月10日(金) 15:30〜17:30
場所 情報科学研究科講義棟 大講義室
講演題目 「音楽情報処理が実世界と結び付く:あなたも使える音楽情報処理」
講演者 産業技術総合研究所 情報技術研究部門 研究員 後藤 真孝 氏
担当教官 情報科学研究科 教授 赤木 正人 (内線1236)
講演要旨 iPodのように、一万曲を携帯型音楽プレーヤに入れて、いつでもどこでも
手軽に持ち歩けるようになった今日、音楽家でないエンドユーザが直接恩恵
を受けるような新しい音楽情報処理技術が次々と登場している。 例えば、
携帯電話に向かって鼻歌を歌うだけで音楽を入手できる技術や、街中で流れ
ている音楽に携帯電話を向けるだけで曲名がわかる技術は、既に実用化さ
れている。そして、こうした新しい技術を支える基礎研究として、音楽の音響
信号を人間のように理解できる計算機システムを実現する重要性がますます
高まってきた。本講演では、講演者が取り組んできた音楽音響信号理解の
研究成果を中心に、デモビデオを多数交えながら、こうした研究の流れを
紹介する。具体的には、音楽音響信号を対象としたメロディーとベースの音高
推定(最大事後確率推定により、混合音の各構成音の音量と高調波構造の
形状を同時に推定)、サビ区間検出、ビートトラッキング等の要素技術を紹介
すると共に、音楽の興味のないところをスキップしてサビだけを聞くことができる
「サビ出し機能付き音楽試聴機SmartMusicKIOSK」等の応用システムも紹介する。
(参考URL: http://staff.aist.go.jp/m.goto/index-j.html)
講演者経歴
1993年3月 早稲田大学理工学部電子通信学科 卒業
1993年4月 早稲田大学大学院理工学研究科電気工学専攻修士課程 入学
1995年3月 早稲田大学大学院理工学研究科電気工学専攻修士課程 修了
1995年4月 早稲田大学大学院理工学研究科電子・情報通信学専攻博士
後期課程 入学
1998年3月 早稲田大学大学院理工学研究科電子・情報通信学専攻博士
後期課程 修了
1995年4月1日〜1998年3月31日 日本学術振興会 特別研究員
1998年4月1日〜2001年3月31日 電子技術総合研究所 研究員
2001年4月1日〜 現在 産業技術総合研究所 研究員(独立行政法人化により改組)
2000年10月1日〜2003年9月30日 科学技術振興事業団さきがけ研究21
「情報と知」領域 研究員 (兼任)
問い合わせ先 研究協力課連携推進室研究助成係(内線:1916、 E-mail:josei)