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級間分散と級内分散

解析したいクラスの集合をFとする. ここで,Fは個人性を解析したい場合は各人物クラスの集合を,表情を解析 したい場合は各表情クラスの集合を表す. 各クラス tex2html_wrap_inline2441 に対し tex2html_wrap_inline2443 枚の顔パターンが与えられているとする. tex2html_wrap_inline2445 枚目の顔パターンを画像サイズNの各画素の輝度値を要素とするN次元ベク トル tex2html_wrap_inline2451 で表す.

ここでクラスfm枚目の画像 tex2html_wrap_inline2451N次元空間でのある軸に 射影したときの値を tex2html_wrap_inline2461 とし, tex2html_wrap_inline2461 の級間分散 tex2html_wrap_inline2465 (図 gif)と級内分散 tex2html_wrap_inline2467 (図gif)を

   eqnarray43

とする. ただし,

eqnarray63

とする. ここで,図gifのように級内分散に比べて級間分散が大きい軸に顔 パターンを射影した方が解析に有利であると考える. このような軸を求める手法としてEMCとMDAのそれぞれを用いる.

   figure81
図: 級間分散

   figure88
図: 級内分散

   figure95
図: 級内分散に比べて級間分散が大きい軸



Takayuki Kurozumi
Sat Mar 27 06:27:54 JST 1999