(証明)
を得る. ただし,
とする. ここで,正規直交条件より,
を得る. 式()の第一項は の選び方に独立であるから,式 ()を最小にする問題は次の制約条件つき最適化問題と同等である.
Find that maximizes
subject to the constraints
さらに,Lagrangeの未定係数法よりこの制約条件つき最適化問題は 次の最適化問題と同等である.
Find that maximizes
ただし,Lagrange係数を とする. ここで式()の極値では,
が成り立つ. ただし,
とする.
ここで,Sは実対称行列なので,式()より式
()の固有値問題を得る.
また,式()を最大にするには, を大きい順にK個
選ぶこととなる.