JAIST入試
JAISTの入試に関するページです(基本的に一般選抜のみ)。2022年度の情報なので、受験生は必ず公式サイトの最新版を確認してください。
体験談も書いているので、併せてご覧ください。
受験の流れ
一般選抜の場合
JAISTの一般選抜は1年に3回行われます(7月、10月、翌1月)。出願は試験日の1か月前くらいに済ませる必要があります。
- インターネット出願
- 証明書類の発送
- オンラインでの面接
- 合格者発表、入学手続き
随時特別選抜
JAISTに必ず入学するという条件付きで、「随時特別選抜」制度を利用することもできます。出願は4~12月末まで可能ですが、出願の1か月前までに入学資格審査の書類を提出する必要があるので注意です。大学時代の成績が良く、予め入りたい研究室もしっかり決まっている場合はこちらの方がいいと思います。
- 希望指導教員とのコンタクト
- 入学資格審査
- インターネット出願
- 証明書類の発送
- 対面での面接(コロナ禍のときはオンライン)
- 合格者発表、入学手続き
提出書類
一般選抜に必要な提出物は以下の通りです。
インターネット出願時に必要な書類
- 顔写真
- 小論文
- エントリーシート
また、特定の条件を満たす人(外国で学位を取った人、外国人など)は追加で書類をアップロードする必要があります。
証明書類
インターネット出願を終えてから、速達書留でJAIST宛て(〒923-1292 石川県能美市旭台1-1 北陸先端科学技術大学院大学 教育支援課入試係)に証明書類を提出します。基本的な書類は以下の通りです。
- 大学(高専専攻科)の成績証明書
- 卒業(見込み)証明書
英語能力を証明する書類(TOEIC、TOEFLなど)は要りません。
人によって書類が異なる場合もあるので必ず募集要項を確認してください。
小論文
小論文の内容は「自分がJAISTでやりたい研究」についてです。A4片面一枚以内、1000字程度(文字サイズ11ポイント以上)で書く必要があります。
面接
JAISTの入試には筆記試験がなく、30分間の面接(7分のプレゼン発表、23分の質疑応答)のみになります。私のときはWebexを使用して面接しました。
プレゼン発表はWebexの画面共有機能を使って行われます。プレゼンに用いるソフトは自由ですが、基本的にはちゃんとPowerPointを使用するのがいいです。たまに、印刷したプリントをカメラに見せながら発表する人がいるみたいですが、先生いわく「見えない」らしいのでお勧めしません。
プレゼンの内容は小論文と同じく、「自分がJAISTでやりたい研究」です。テーマは自由ですが、JAISTの研究領域と関連付ける方がいいと思います。
質疑応答は、基本的にプレゼンに関する内容を深堀りされます。また、数学や情報処理に関する基礎知識について聞かれる場合もあります。詳細な内容は体験談をご覧ください。
入試倍率
噂によるとJAISTは以前「全入(受験したら全員入れる)」だったようですが、近年はそうでもありません。大学進学率の増加に伴って本学も倍率が上昇しています。実際、私が受験した2022年度の倍率は2倍以上だったみたいです(2次試験はもっと高い)。
しかし、学修分野によって人気にばらつきがあり、「情報科学」→「知識科学」→「マテリアルサイエンス」の順で人気が高いです(融合科学は不明)。特にマテリアルサイエンスは学生不足で苦しんでいる研究室もあるようなので、もしかしたらマテ系の研究室を志望したら合格率は上がるかもしれません。ただし志望研究を偽るのはやめときましょう。バレるので。
受験生へのアドバイス
私は他大学院に落ちてJAISTに入学した落ちこぼれなので大きな口は叩けないですが、希望研究室の先生としっかりやり取りすることは絶対に大事だと思います。学力試験がないからと言って慢心せず、しっかり勉強と発表練習をした上で試験に臨んでください。
TOPに戻る