JAIST生活Tips

JAISTでのPC周りのアレコレ


PCは1人1台大学が貸してくれる

JAISTでは在籍期間中1人1台PC(Microsoft Surface Pro)を貸してくれます
Surfaceは入学してすぐのオリエンテーションで渡されるので,PCを持たずにJAISTに来てもPC難民になることはありません。安心してください。
今や多くの人が自前のPCを持っていることと思いますが,JAISTに在学中はこの貸与Surfaceで過ごしきる人も少なくありません(特に博士前期課程の人に多い)。
もちろん自前のPCを持ってきて使っている人もたくさんいます。WindowsユーザーもいればMacユーザーもいます。この辺は完全にどうするかは個人の自由なので,好きな方を選べばいいと思います。

Surfaceについて少し説明しておくと,Surfaceはタッチ操作に対応しています(使用感はスマホとほぼ同じです)。
また,Surface専用ペンというのがあって,このペンを使うことで画面上で手書き入力ができるようになるので大変便利です。
Surfaceペンは情報センターで借りることができます。しかし,このSurfaceペンは電池が入っていない状態で渡されるので自分で電池を購入する必要があります。Surfaceペンを使うには特殊な電池(単6形と319ボタン電池)が必要で,家電量販店またはネット通販(おすすめ)で購入することができます(319ボタン電池はもともと入っていますが,切れている場合があります)。
研究室の各ブースにはSurfaceドックが設置されているので,こちらを使ってSurfaceへの給電,ディスプレイとの接続,学内ネットワークへの有線接続などができるようになっています。

これは完全に個人的に気に入っているTipsですが,手書き入力ペン+Epic Penの組み合わせが非常に便利です! JAISTでは講義資料やゼミ資料がPDFファイルなどで配布されることが多いですし,最近ではオンラインミーティングも頻繁に行われているので,PC上で手書きメモや手書きの指示ができると非常にありがたかったりします。
Epic Penはデスクトップ上の透明なフィルムの上に手書きができるようなイメージのアプリです。書いたメモなどはスクリーンショットとして保存できたりコピペできたりするので,講義ノートや研究メモとして保存していくことも可能です。
動作も軽く,書き味も滑らかなので快適な手書き入力ライフを送れますよ!Epic Penはフリー版でも十分使えるので,気になった方はこちらからダウンロードしてみてください。Pro版になると図形が使えたりホワイトボードが使えたりとオプションが増えるようなので,気に入ったらアップグレードしてみてもいいかも?


ネットワークの利用

PCを手に入れたら,次はネットワークのセットアップをします。JAISTではネットが使えないと困ることばかりです。
JAISTの学内ネットワークへのWiFi接続は電子証明書を使って行われるので,情報基盤センターの説明を参照しながらまずは電子証明書をゲットしてください。電子証明書の入手には学内ネットワークへの接続が必要なので,有線接続するかほかの人にWiFiでの接続を許可してもらいましょう(JAISTのIDを持つ人にMacアドレスの登録をしてもらうことで「JAISTALL」に無線接続することができます。やり方はこちら)。
※電子証明書にはメールアドレスの情報が含まれているので,メールアドレスの変更を希望する人は変更後に証明書を発行してください。
手に入れた証明書を使えば,スマホでも学内WiFiを使うことができます。
新入生がよくWiFi接続でトラブっているのを見かけるので,わからないことがあったら先輩に聞くか,情報センターで見てもらいましょう。

JAISTでは学内限定でしか閲覧できないウェブページが結構あります(例えば講義資料が置いてあるページなど)。寮も含めて学内にいる場合は,直接学内ネットワークに接続することができるので特に問題はないですが,アパートや実家などから学内ネットワークにアクセスするにはVPNによる接続をしないといけません。VPN接続は情報基盤センターのページから始めることができます。
VPNを使った接続方法を知らないと,課題の提出などができない場合があるので,必ずやり方を確認しておきましょう。


印刷サービス

ネットワークに接続出来たら,次は印刷複合機の利用設定をしておきましょう(設定方法)。
JAISTでは各フロアに印刷複合機が設置されています。これらの利用設定をしておくと,学生証で認証するだけで,PCからの印刷,コピー,スキャンなどが簡単にできるようになります。しかも,どのフロアの複合機でも印刷などができるロケーションフリー仕様なのでとても便利です。

ちなみに,コピー用紙がなくなったときは共通事務に行けば新しいのをくれます。


オンラインストレージ

JAISTでは,各研究室ごとにオンラインストレージ(数年ごとにシステムが変わる)が用意されていて,大事なデータなどをクラウド上に保存することができます
このサービスは各研究室の管理者(主指導教員)に登録してもらわなければ基本的には使用できないようになっているので,正式配属になったら忘れずに登録してもらいましょう。

このオンラインストレージは,ローカルフォルダと同期しておくと大変便利です。クラウドベースで作業したい人などはぜひ設定しておきましょう。
学位論文等ボリュームのある書き物は基本的にクラウドとローカルを同期させて作業するのを強くオススメします。理由としては,万一PCが壊れてしまったときや大事なデータが消えてしまったときに,(あくまでも最後の手段ではありますが)JAISTの情報センターの方でデータが回復できる可能性があるからです。もしそのような事故が起こってしまった場合でも,泣き寝入りして書き直す前に情報センターに問い合わせてみてください。

また,修士論文等もこのオンラインストレージを利用して提出することになりますが,提出窓口は事務の方から知らされることになっています。なので,その時が来たら指定のフォルダに修士論文等をもれなくアップロードしましょう。


様々なソフトウェアが利用可能

JAISTでは大学のアカウントを使って研究に必要な様々なソフトウェアを利用することができます(詳細)。

中にはMicrosoft OfficeやOverleaf等も含まれているので,JAIST生であればそれらを無料でインストールすることができます。特にWord,Excel,PowerPointなどは必須ツールなので早めにインストールしておきましょう


メールチェックは忘れずに

JAISTでは重要なお知らせはすべてメールで来ます。なので,メールチェックは毎日こまめに行うことが大事です。

JAISTにはWebメールサービスがあるので,ネットにつながってさえいればブラウザ上でメールを確認することができます。
ただ,Webメールは操作性がイマイチなところがあるので,Thunderbirdなどのメーラーを利用するとメール周りはかなり快適になるので設定などを済ませておくとよいですね。
メーラーを使用する場合は,学外からでも利用できるように設定しておく必要がありますのでご注意ください(情報基盤センターのページ)。

メールアドレスは変更はすることも可能です。
※メールアドレスの変更は電子証明書発行前にしましょう(電子証明書にはメールアドレスの情報も含まれます)
メールアドレスを変更しても,学内であれば初期設定のメールアドレス(s学生番号)宛にメールを送信することができます。なので,学生番号さえわかればメールを送ることができるので便利です。
ただし,学外からのメールは変更後のメールアドレス宛のものしか届かなくなるので注意しましょう。(初期設定のままの人は学外でもそのまま使えるので心配いりません)
(例)初期設定がs999999, 変更後がjaistlifetipsだった場合
学内から送信(s999999,jaistlifetips宛):OK
学外から送信(jaistlifetips宛):OK
学外から送信(s999999宛):届きません

メール作成については,多くの人が署名を設定しています。自分の身分や連絡先をいちいち入力することなく相手に伝えることができるので,ぜひ設定しておくとよいでしょう。
何を署名に含めるかは個人の自由なので,先輩などのメールを参考にするとよいです。私はシンプルに下の例のように書いてますが,研究室名,学年,電話番号等を書いている人もいます。
※署名の例
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北先大 華子 HOKUSENDAI Hanako
北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)
先端科学技術研究科 知識科学系 博士後期課程
mailto:xxxxxx@jaist.ac.jp


PC画面の外部出力

研究活動をしていると,自分のPC画面をスクリーンや別ディスプレイに表示させることがよくあります。
JAISTではほとんどの場合でHDMIでスクリーンやディスプレイに接続します。
大学で貸与されるSurfaceはHDMIケーブルを直接つなぐことができないので,HDMIをUSB-TypeCに変換するアダプタを使って接続します。変換アダプタは貸与Surfaceに付属していないので,自分で用意するか研究室にあるのを借りることが多いです。
中間発表会や学位論文審査会,学会発表などの大事な発表会には変換アダプタを忘れずに持っていきましょう


JAISTのオンラインミーティング環境

JAISTではオンラインミーティングサービスのほぼフル機能が無料で使えます(システムは数年ごとに変わります)。大学が契約してくれているので,大学のアカウントを持っていれば,ミーティングへの参加だけでなくミーティングルームを作成するなど自由に使うことができます。
大学のオンライン講義や説明会などは基本的に大学が契約しているサービスで配信になります。指定されたミーティングリンクに接続できるかどうかは事前に必ず確認しておきましょう。

オンラインミーティング環境は大学や学会等によって異なる場合がありますので,事前にどのサービスを利用しているのかを確認し,確実に接続できるよう環境設定を済ませておきましょう。


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