JAISTの環境
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施設外の環境
- ほぼ陸の孤島
- 気候や天気
- 森のお友達 施設内の環境
- 夏,冬にはエアコンがつきます
- タバコには厳しい
ほぼ陸の孤島
JAISTは山の中にあります。海抜はかなり高いですし,麓から正門まではずっと傾斜のきつい坂道が続きます。
JAISTは遠くから見ると森の中の要塞といった感じで,夜になると周りが真っ暗でもJAISTの辺りだけが煌々と明かりが灯っているという光景が見られます。
実際のところ,見渡す限り自然がいっぱいですし,周りに商業施設や娯楽施設がほぼないですし,交通の便もあまりよくないですし,お気軽にお出かけできるという感じではないです。
陸の孤島ということばがまさにしっくりくる環境ですが,こもってひたすら研究に励みたい人には静かでよいと思います(常套文句)。
気候や天気
石川県は晴れの日が少ないです。石川県に住んでいる人が「今日は晴れてるね」といっても,太平洋側から来た人からは「こんなの晴れじゃない!」といわれることもあります。
また,湿度が割と高いことが多いです。お肌にはよさそうですが,弊害もあるかもしれないですね。
石川県にきて驚かれるのは特に冬の天気です。
北海道などの豪雪地帯ほどではないですが,冬になると雪が積もります。特に1~2月にたくさん積もることが多いです。雪が降ると,雪とは縁のない地方から来た人や留学生たちが結構はしゃいでたりしますね。よく学内に雪だるまとかかまくらとかが出現してます。
特にJAIST周辺は標高が高めなので平地に比べると雪が結構積もります。
また,全国的に珍しいそうですが,石川県の冬は雪が降る直前にめちゃくちゃ雷が鳴ります。雷が苦手な人は要注意です。
森のお友達
JAISTは山の中にあると言ってほぼ間違いないので,野生の動物たちがときどき飛び出してきます。
小動物では,タヌキに似た動物がよく目撃されます(特にJAIST HOUSE周辺によくいる)。
ウサギもたまに見かけます。学内ではネコとかイヌはあんまり見ない気がしますね。
鳥だとキジなんかが見られたりします。
珍しい動物ではカモシカなんかがいるらしいです。しかし,JAISTではカモシカを目撃すると留年するという言い伝えがあるらしい…
かわいい動物が住んでいる一方で,JAIST周辺には危険な動物も住んでいます。
その最たる例がクマです。クマはJAISTに向かう坂道の途中だけでなく,大学構内でもたびたび目撃されています。学内ではクマの目撃情報が記載されたメールがよく流れてきますので,気を付けて外出してください。
万が一,クマに出会ってしまった時のための対策はこちらのリーフレットをご覧ください。
クマを目撃してしまった場合は速やかに大学(総務課)に通報しましょう。
クマだけでなく,たまにヘビの目撃情報も出ますので見かけても近寄らないようにしましょう。
その他にも,虫がたくさんいます。
春には蝶が飛んでますし,秋には赤とんぼが飛んでます。
地面にはミミズがいたりムカデがいたりします。
とりあえずいろいろ出ます。
施設内の環境
夏,冬にはエアコンがつきます
夏季と冬季にはちゃんとエアコンがつきますのでご安心ください。
ただ,エアコンは施設課で集中管理されていて,使用可能期間が決められています。
使用可能期間内は各部屋でON/OFFの切り替えや温度設定が可能ですが,使用可能期間外は各部屋でエアコンが全く操作できない状態になります。
また,エアコンは18時-翌8時まで1時間ごとに自動停止されます。エアコンが停止してもすぐにはONにできず,3~5分程度待たないと再びONにはできないようになっています。
夕方以降はちょっとめんどくさいですが,そこそこ快適に過ごせます。
先にも書きましたが,エアコンが入る期間は決められていますが,その期間前後で暑かったり寒かったりすることもあると思います。
そういう場合は,自主的に小型の扇風機やヒーターを研究室に持ち込むとよいです。
夏場によくみられるのはPCからUSBで給電できる卓上扇風機ですね。それほど高いものでもないと思うのであると便利かもしれません。
また,冬場はエアコンが入らない期間はもちろんですが,エアコンが入っていても足元がけっこう寒かったりします。北陸の冬は寒いです。なので,小さめのヒーターや電気ブランケットなどを用意するとより快適に過ごせると思います。
タバコには厳しい
JAISTはタバコに対してかなり厳しいルールがあります。
大学構内はすべてのエリアでもちろん禁煙です。タバコを吸うには大学構内から出て吸うしかありません。スモーカーさんたちの喫煙所は主に体育館の下,JAISTの裏門を出てすぐのところのようです。
しかも,JAISTでは喫煙後45分以内は大学構内に入ってはいけないことになっています。
タバコを吸う人にとってはなかなかいづらい環境かもしれません。