研究を支える文献データ整理法
Ver.2.0
ここでは、私が研究を進める中で工夫してきた文献やデータなどの情報処理の方法を紹介しています。修士課程や博士課程の学生はもちろん、学部の学生さんにとっても、自分が持つ情報や知識を効果的に使って論文をまとめるかは関心のあるテーマでしょう。参考になれば・・・・・。
こうした基本的なことを今さらwebページに掲載するのは、研究の進め方についての参考図書が多く出ていても、自分の身近なことではないような書き方が多いことや、デジタル化される前に作成された参考図書が多く参考にならないからです。
また、研究が知識創造のプロセスだということを考慮して造られている参考図書は見当たりません。それは、先行研究の整理が、知識のアウトプットに重要なインプットであることが認識されていないからでしょう。先行研究の整理は、論文作成や研究の準備や「できれば簡単にすませたいよけいなこと」と思われているからではないでしょうか。でも、これは知識創造のための重要なインプットで、このでき不出来が論文や研究のアウトプットを左右します。
そこで、文献の整理とそこに付加価値を付ける方法を紹介したいと思います。
文献やデータの統合的整理法と活用法の流れ
- 目次
- 01 まずは読書から(とにかくインプット)
- 02 読んだ文献の管理(読み終わった文献を管理する)
- 03 文献データの管理(書誌データをデータベース化する)
- 04 読書カードをつける(読んだ内容を自分の資産にする)
- 05 文献リストの作成(論文執筆の際に役立てる)
- 06 データの検索(つくった読書カードデータを活用する)
- 07 書誌データの活用(論文執筆に使う)
- 08 データどうしのリンクをつくる(様々にリンクさせて活用)
- 書誌情報の記載の仕方のマニュアル(20161109版)
まだ作成途中ですのでご容赦を(2020年04月28日現在)