2022年度 経済産業省「地域の中核大学の産学融合拠点の整備(Jイノベプラットフォーム型)」事業「超越バイオメディカルDX研究拠点」
北陸先端科学技術大学院大学は、独立したキャンバスと教員組織を持つ日本で最初の国立大学院大学として設立され、先端科学技術の広い分野で世界トップレベルの研究を推進するとともに、それに通じた人材育成と社会・地域への貢献に取り組んできました。
今回設立した「超越バイオメディカルDX研究拠点(eMEDX/イーメディックス)」は、地域の技術者や研究者の皆様に自由にご参加いただくシェアードオープンイノベーションをキーコンセプトとする集いの場、共創の場として、本学が誇る世界トップレベルのバイオメディカル分野の研究にスーパーコンピューターを活用したデータ駆動型のDXを組み合わせ、医療・ヘルスケア・メディカルなどに関わる広い分野のイノベーションを目指します。
また、北陸地域の発展を担う人材の育成やスタートアップにも積極的に取り組みます。
この新しい拠点の活動にご期待いただくとともに、多くの皆様のご参加をお待ちしています。
学長・本部長
バイオマテリアルとDXを基軸とした超越バイオメディカル研究を推進する北陸発の新しい拠点
eMEDX(イーメディックス)では、健康長寿と質の高い生活を実現するための革新的な早期診断、創薬基盤ツール、再生医療用バイオマテリアルを開発することを目標とし、生物工学、材料化学などの材料科的英知を結集して機械学習、DX、データサイエンスとの融合による全く新しい概念の創出を目指します。
具体的には、細胞や組織の機能を制御する材料薬物の効能を増幅させるドラッグデリバリーシステム、がんを克服するための全く新たな診断・治療技術などの最先端科学技術をDXと融合させることにより、新たな機能性材料・技術を生み出し、様々な社会のニーズに応えます。
限界を打ち破り、既存の枠にとらわれない斬新な技術や概念という意味合いを「超越」という言葉に込め、ヘルスケア・医療分野にイノベーションを起こします。
拠点長
ロゴコンセプト/超越とは何か
病に立ち向かい乗り“越えて”いくことは人類の宿命である。本研究拠点の目指す“超越”とは、まさに人類の宿命そのものであり、性能限界という境界を打ち破る、既存の枠にとらわれない斬新な技術や概念を意味し、医療技術の特異点(シンギュラリティ)をも一瞬にして超えていく革新性を有する。
多種多様な業種・業界の人たちとの共創の場。
イノベーションコモンズ推進室主催のセミナーや交流イベントを開催。
研究フェーズや企業の要望に対応可能な高い機敏性をもつオープンラボ。
共同研究企業の個別オフィス。
企業等とのミーティングやセミナー会場としても使用。
本拠点のDX基盤。本学のスパコンと連結。
会員種別 | オープンラボ会員 | シェアード会員 | |||
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項目 | 特別会員 | 法人会員 | 個人会員 | 法人会員 | 個人会員 |
10名まで | 3名まで | 1名 | 3名まで | 1名 | |
会費(ひと月あたり)※ | 25万円 | 10万円 | 5万円 | 3万円 | 1万円 |
メンバーズカードの配布 | 10 | 3 | 1 | 3 | 1 |
オープンラボの利用 | 〇 | 〇 | 〇 | ✕ | ✕ |
シェアードオープンイノベーションルームの利用 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ワークルームの利用 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ✕ |
建物内のWiFi利用 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
各種セミナー・イベントの参加 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
担当URAの配置 | 〇 | 〇 | 〇 | ✕ | ✕ |
〒923-1211 石川県能美市旭台2丁目13
経済産業省「J-innovation HUB 地域オープンイノベーション拠点選抜制度」の「プラットフォーム型」として選抜。