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内平研究室紹介記事

以下は,朝日新聞2015年12月26日朝刊(広告記事)から引用

本学で最先端のイノベーションデザインを

知識科学研究科(知識マネジメント領域)内平直志 教授

何かを生み社会を変革する「イノベーションデザイン」は、「新しい知識やアイデアの創出」 「サービスを含むシステムのデザイン」そして「マネジメント」から成り立ちます。 本学は世界に先駆け、20年以上 前からこの3本柱を体系的に教育・研究してきました。

私の研究テーマの1つはイノベーション・マネジメントです。例えばインテルなどが開発したチップセットは、 各メーカーに採用され、世界中に安価で高性能なパソコンが流通しました。IoT(※1)が進む中、 こうして独自技術を強みに様々な人や組織が連携し共存共栄するビジネス・エコシステムが求められています。 研究室でも、日本の優れた技術や製品を世界に広めるエコシステムのデザインに取り組んでいるところです。 最近では、エコシステムを意識し ながら Io T サービスビジネスを効率的に デザインする手法を手順化。 今後は、これを幅広い分野で役立てたいと考えています。

もう一つは「気づき」の活用です。医療や介護の現場で、本来なら見逃されがちな「気づき」を音声で入力。 その「つぶやき」を自動的に分類・配信・記録するシステムを実用化しました。人工知能では決して 補うことのできない人間の「 気づき」に注目したこのシステムにより、スタッフの気づき力が向上し、 医療・介護現場はもちろん、様々な現場の業務改善に役立っています。

私は、東 京サテライトの社会人コース(※2)で「技術・サービス経営コース」を担当していますが、 技術革新とサービスの両面 からイノベーションを学べる社会人大学院 は他に類を見ないはずです。 この分野の国 際的拠点でもある本学で、最先端の研究にチャレンジしてください。

※1 IoT: Internet of Thingsの略.産業機械から消費材まで日常を構成する「モノ」がネットワークで相互接続すること。
※2 2 0 1 6 年 4 月から、社会人コースは「東京社会人コース」と なり、技術経営(M O T),サービス経営(MOS),医療サービスサイエンス(MSS),先端情報科学の4プログラムを設置.入学後に希望のプログラムを選択できるようになる。


朝日新聞2015年12月26日朝刊17面(広告記事)


問い合わせ先:内平直志 uchihira@jaist.ac.jp