第10回知識共創フォーラム 発表募集案内 (CFPのPDFファイル)
発表募集は2月22日で締め切りました。多数の応募ありがとうございます。
聴講参加を募集しています。 参加登録サイト
知識は,人間の生命・安全保障や豊かで幸せな生活,企業等の様々な組織やコミュニティ・都市・国家の経営,そして地域レベルから地球規模までの多様なスケールでの持続可能な社会の構築に至るまで,あらゆる社会的活動の中核を担う要素です.旺盛な知的好奇心をもって,個人や組織における知識の創造・共有・活用に潜む知的神秘を解明し,より高度に成熟した知識社会を実現していくための指針を提案していくことは,知識科学の大きな学術的使命です.この実現のためには,
- a. 幅広い視野からの洞察に基づいた社会・生活・テクノロジー等における知識に関する問題提起
- b. 知識の創造・共有・活用・変革に関わる前例にとらわれない独創的な仮説やモデルの構築
- c. 知識を適切に抽出・評価できる方法論による事実・規則性・仮説・モデルの発見・創造・検証・洗練
を継続的に行っていくことが必要であり,同時に,研究者や実務家との分野を超えた密度の濃い議論が不可欠です.
このような意識のもと,研究報告者と参加者が知識を共に創造していくことを通じ,広く知識科学研究の基盤を形成していくことを目的として,
第10回知識共創フォーラムを開催します.
会期:2024年3月20日(水・春分の日)
会場:北陸先端科学技術大学院大学 & オンライン
住所:石川県能美市旭台1-1
1.主な構成
知識共創フォーラムは,以下の3種類のセッションによって構成されます.
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T.招待講演セッション
招待講演タイトル:令和6年能登半島地震に対し知識科学ができることは何か?
招待講演者:郷右近英臣(北陸先端科学技術大学院大学・創造社会デザイン研究領域・准教授)
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U.一般セッション
- (20分発表,20分質疑応答)
本セッションでは,各自の知識科学研究の成果を報告し研究を進めることを目的とします.登壇者は知識科学に関連すると考えられるテーマについて,自らの研究活動を魅力的に説明することが期待されます.また,参加者は発表に対し,補うべきロジックや新しい展開の方向性についてアイデアを提供することが期待されています.
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V.シーズ(種)セッション
- (15分発表,20分質疑応答)
知識の創造・活用を促進させると考えられる,自らの持つ技術やコンセプトの種を成長させることが目的のセッションです.登壇者は自らのアイデアを明瞭かつ魅力的に解説することが,また,参加者は当該アイデアの持つ理論的・実用的意義について考えコメントすることが期待されます.
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W.インタラクティブセッション
- (1時間30分発表および質疑応答)
発表者と参加者たちの間で長時間・双方向のインタラクションが望まれる知識科学に関する研究成果
(計画段階や研究途上の結果・成果も含む)についてポスター形式で発表し,
参加者との知識共創によって研究をさらに発展させること目的とします.
ポスターのサイズは,A0縦長サイズ(84.1×118.9 センチ)を最大とします.貼付のためテープ類は,会場に準備されたものをお使いください.
2.対象課題
知識の創造・共有・活用に関わるあらゆる研究を対象とします.特に,以下の課題に関係のある話題を歓迎しますが,これに限るものではありません.
- a. 幅広い視野からの洞察に基づいた社会・生活・テクノロジー等における知識に関する問題提起
- b. 知識の創造・共有・活用・変革に関わる前例にとらわれない独創的な仮説やモデルの構築
- c. 知識を適切に抽出・評価できる方法論による事実・規則性・仮説・モデルの発見・創造・検証・洗練
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3.形式
- アブストラクトは,日本語で1000字程度,英語で400語程度(参考文献リストは字・語のカウントに含まない), かつA4一段組で2ページ以内とします.
4.主なスケジュール
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アブストラクト投稿締切 :2024年2月22日(木)
- 採録通知予定:2024年3月初旬
- 第10回知識共創フォーラム開催:2024年3月20日(水)
5.投稿方法
発表登録サイトにアクセスし,発表申込と同時に, アブストラクトのPDFファイルをアップロードして下さい. 投稿に際して,「一般セッション」「シーズセッション」のどちらでの発表を希望するか を指定していただきます.
ただし,選考結果によっては,ご希望のセッションとは異なるセッションに割り当てられることがあります.
- アブストラクト原稿のフォーマットは,ウェブサイトにテンプレートファイル(本文1000文字程度,英文の場合は400語程度,かつA4で2ページ以内)を用意しましたので,そちらをお使い下さい.図表を挿入していただいても構いません.(ワード形式とPDF形式があります.両方とも同じ内容です.)