注3.4　＜BODY＞...＜/BODY＞タグ

　＜BODY＞ と＜/BODY＞で，囲まれた部分が「ボディ部 」です。HTML 文書の本文です。

　＜BODY＞ タグのオプションを使うと，バックグラウンドカラーや，文字の色を 好きなように選ぶことが出来ます。分かりやすいように，行変えをして示します。 一般には，オプションの区切りはスペースです。

＜BODY
　　text="#000000"　←　文字の色
　　link="#0000ff" 　←　まだ行っていないリンク先の色
　　vlink="#000099" 　←　既に行ったリンク先の色
　　alink="#ff0000"　←　リンクをクリックした時の色
　　bgcolor="#ffffff"　←　バックグラウンドの色
　　background="画像ファイル名" ＞　←　バックグラウンドの画像

もちろん，閉じる方は＜/BODY＞だけでOKです。

　色の指定 "#rrggbb"（r: 赤，g: 緑，b: 青）は，それぞれ色の明るさを2桁の 16進数で表したものです。"#000000"は黒，"#ffffff"は白，"#ff0000"は赤です。 色見本は，こちら （★ＨＴＭＬ入門）を参照して下さい。

　バックグラウンドカラーを指定することは有効です。このページだって，色が なければ地味なものです。しかも，バックグラウンド画像の読み込みより格段に 速いという長所があります。
　色の指定には以下の点に充分注意しましょう。

• バックグラウンドに文字が融け込んで，全く読めないというのでは困り ます。
• バックグラウンド読み込みを前提として，白っぽい文字を使うと，バッ クグラウンドが読み込まれるまで，読者は文字を読むことが出来ません。
• カラーでちゃんと読めても，モノクロディスプレイで読めるとは限りま せん。
• 色表示は，相手のマシンに大きく依存します。特に中間色はこちらの意 図したとおりに表示されないことがあります。