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神戸ファッション美術館
1997/04/29 at 神戸
帰省したついでに神戸に新しくできた美術館、 神戸ファッション美術館(以下
KFM)に行ってみた。2年前の震災で神戸市が財政難に陥って、予定通りの開館
が危ぶまれていたが、なんとかこぎつけたようだ。
感想は長くなるので別のファイルにしました。→
関連リンク
神戸ファッション美術館の紹介ページ
内容はまだまだ。
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ニューヨーク近代美術館 Museum of Modan Art
1997/3/7 at New Yoak
ニューヨークには1日半しかいれなかったので、 メトロポリタン美術
館ははじめからあきらめて、MoMAへ行きました。金曜日は夜8
時半までやっているのというので、夕方遅い目に行って見ると、"Jazz at MoMA" とい
う企画をやっているではないですか。 毎週金曜日の夜は、カフェで JAZZの生
演奏を聞けるのです。さらに入場料はいくらでもよく、よく分からななかった僕
はなんとクォーター(25¢)で入ってしまいました。そしてカフェに直行し赤ワ
インを買って、席を探して最後まで聞いていました。美術館に行ったのに、全
然作品を見なかったのははじめて。
関連リンク
MoMAのホームページ
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チベット密教美術展
1997/04/06 at 東武美術館
チベットの密教美術は日本の密教美術と少し違うのですが、 赤を基調
とした細かい書き込み、手や足や頭がたくさんっていうのが基本なようです。
大きな像からボロボロになったマンダラまで、かなりたくさんの作品が展示さ
れていて、見応えあります。
やっぱりチベット密教の宇宙観や偉人の伝説などのバックグラウンドの知識が
あればもっと楽しめるんでしょうね。図録は作品編と解説編の2分冊で、これ
を読めばいいんでしょうが買わなかった。
最後に砂マンダラの製作シーンのビデオがあるんですが、すごいですね、あれ
は。あんな細かいの、筆やペンでもできないですよ。実際に展示されているの
は、そこまで細かい細工がされたものではないです、残念ながら。
関連リンク
チベット密教の解説 (英語)
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エッシャー生誕100年記念展
1996/10/某日 at 小田急美術館
エッシャーの初期の作品をたくさん集めていたが、 初期はエッシャー
独特のあの空間のゆがみや、錯覚、相対するものへと徐々に変化していく模様
などがなく、それほど面白いものではなかった。後半は有名どころはほとんど
揃っていてそれなりに見ごたえはあったけど、あらたな発見はなかった。正16
面体や正20面体が組合わさった図がいろいろあって面白かったかな。
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ボストン美術館
1996/11/25 at Boston
フロアは結構広く、幅広い美術作品が集められている。しかし、ルネッ
サンス期のヨーロッパ美術に関してはフィレンツェのウフィツィ美術館の方が
見ごたえがあるし、現代美術ではパリのポンピドゥセンターの常設の方が面白
い。エジプトやインドの美術などは面白かったけど、大英美術館を見てしまう
とこの評価もどうなるか。持っている作品は多いようだが、展示スペースが小
さく、どうしても各ジャンルがチョコチョコっとしたものになってしまって満
足できないのではないだろうか。
しかし、 企画展としてやっていたHerb Ritzの回顧展では、有名人のシリーズ
から、 アフリカのシリーズまで一度に見られてよかった。 有名人の写真は、
「あーこの人かー」という思いが先に来てしまってあんまり写真自体を見ない
んだけど、アフリカのシリーズはいいです。もともと体の美しさを撮らせたら
ピカイチのハーブ・リッツが、ボディービルで作られた筋肉ではなく、アフリ
カの部族の研ぎ済まされた体を撮るのは、行くべくして行きついたところとい
う感じです。