同時に mkgroup も Everyone のエントリを出力しなくなっています。
いろんなデバイスを扱えるようにするために、select ではデバイスごとにスレッドを作成しています。この作成コストを減らすことで select の性能向上を狙ったのですが…どうもろくでもない結果になってますね。
Winsock の Berkeley Socket もどきに依存していたころは、ブロックしてシグナルをエミュレーションできなくなる可能性があったので、読む前にデータが来ているかどうかを調べてました。 これでソケット回りが少し速くなったはず。
利用するには configure に --enable-debugging を指定して自分でコンパイルする必要があります。
xterm が動かなくなっていたのはこれが原因でした
ネットワークまわりの挙動がおかしくなっていないか、注意したほうがいいです。
案の定いじりすぎたせいで、あちゃこちゃおかしいですね。 デバッグだけして 1.3.12 を出せばいいのに…
NT 系での fork/exec の性能向上にかなり寄与しているはずです。 この変更とともに ntsec や sete{u,g}id などセキュリティ回りに広く手が入っています。
[02/06/04] にはいっぺんにかなり広くいじりまわしているので、これ以外にもミスがあるかもしれません。
CYGWIN 環境変数の binmode オプションも廃止する予定です。 シリアルデバイスをバイナリモードにするときか、 パイプをテキストモードにするときにしか用がないオプションに成り下がっていたことに、やっと気づいたのだろうか…
録音機能は誰も実装してないのでありません。
NT 系で inetd や sshd が ntsec を設定しないと動かなかったのは、これで直っているはずです。
ウィルスのリアルタイム検出を有効にしている場合には、劇的に stat の性能が向上します。
cat > hoge で書いたファイルの改行がCR/LFになるのは Cygwin DLL のせいじゃないので、この振る舞いは変わりません。
gzip のソースを tar で展開したときに permission denied 言われるのはこれが原因でした。
Win9x でディレクトリに対する grep がディレクトリをたどらないのは、これが原因でした。
stat がファイルの先頭の #! を調べにいかないようになります
/proc で pid の一覧、/proc/registry でレジストリ、cat /proc/uptime で tick count が見えます。
cygserver は Cygwin DLL と連携して UNIX エミュレーションの一部を担うサーバです。 これまでのアーキテクチャでは実装が難しかったシステムコール(SysV IPC など)の実装や、埋めるのが難しかったセキュリティホールの解決に用いられます。
これが PostgreSQL をクラッシュさせる原因になっていました。
UNIX とは違い OOB は non-blocking のソケットでしか扱えないので要注意。
1.3.6 で /cygdrive をディレクトリとして扱う機能を導入したたときに入ったバグです。