右側部分は前面に合わせて取り付ける。余分は後ろ側にくるようにする。(写 真2) 乾燥した接着剤が底板(baseboard) 表面に残っていたら取り除き、 調律ピン板(wrest plank) と隙間なく接するようにする。ケース(casework) を取り付ける際、以前 に説明したクランプ(第1章)を使う。接着する前に、練習してクランプの使い 方をよく把握しておくこと。クランプは調律ピン板(wrest plank) とケース(casework) 右側部品を 挟んで固定するため、また底板(baseboard) に対して垂直方向に力が加わるように ケース(casework) 部品を横から挟んで固定するために利用する。後者のようにして使 う場合は、ケース(casework) 上辺の飾り型部分が破損しないよう、保護材を挿入する こと。クランプの使い方に満足できたら、接着剤を付け、よく延ばして接着し、 もう一度クランプで固定する。ボロ布ではみ出した接着剤を拭き取り、前面が ぴったり合っているかどうかを再度確認する。