マトリックス支援レーザー脱離イオン化飛行時間型質量分析計(MALDI-TOFMS)

設置場所：電子顕微鏡棟1階C7-16室.

お知らせ

研究員及び教員は、講習を受けることで自由に利用することが可能です。（学生は、利用できませんので依頼測定サービスをご利用下さい）

利用講習・マニュアル

MALDI-TOFMSは開放利用を行なっております。装置利用に関する講習は随時行なっております。利用をご希望される方は、利用規則をご一読の上、講習希望日時を担当者までご連絡下さい。

利用規則
操日本語操作マニュアルは冊子でございます。希望者にはお貸し致しますので適宜コピーをとるなどお願いします。
脱塩処理のマニュアル

利用講習の際、講習用の試料をご用意いたします。
また実習時には追加で、受講者の試料の測定も能です。

マトリックスやキャリブレーション試薬はセンター所有のものがございます。
必要な場合は依頼書に記入し、スタッフまでお問い合わせください。依頼書
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

装置仕様

装置名：ultraflextreme
製造メーカー：Bruker Daltonics
レーザ：355nm (Smart BeamII)
分解能：数千(Linear mode)、数万(Reflector mode)
必要な試料の量：数pmol～数十pmol
質量上限：原理的には上限は無い(ただしm/z 100000以上では非常に検出が困難である)
飛行距離：1m(liner mode)

特徴

主にペプチド、タンパク質、合成高分子の測定に用いられている
低いm/z領域にはマトリックス由来のイオンが多数検出される
ESIよりもイオン化効率は高いとされている
ESIよりも少々ハードなイオン化法である
ESIでイオン化できなくMALDIでイオン化できるが、マトリックス関連イオンが妨害となって解析が困難なときには、DIOSやSALDIの手法を用いると有効な場合がある。(お問い合わせください)

センター質量分析計に関するお問い合わせは担当者までご連絡下さい

担当者：宮里　(内線:1480, a-miyasa)、カン（内線：1488, kankai)
※質量分析のHPは学内のみの公開になっております。無断転用はご遠慮ください。