【JAISTホームページより】
光第2高調波分光(SHG)法による表面現象の解明
光の第2高調波分光(SHG)法を開発し,光触媒反応、表面吸着現象などの重要な表面現象の進行中に表面電子準位、ボンド配向,分子配向の分布および秩序がどのように変化するかをその場で観察する。
和周波発生(SFG)法を用いた振動分光法による固体表面吸着子の研究
表面上の表面現象の微視的な起源を和周波発生法による分子振動の分光法により探究する。固体表面や触媒表面に吸着した分子の吸着状態や反応過程、生体材料周辺の水分子の秩序を解明する。
表面やナノワイヤ構造でのみ実現される新物性の探究
表面に吸着した原子,分子や膜は,自由な状態やバルクの状態の場合とその物性が著しく異なる。またナノワイヤ形状に形成した金属は、バルクの状態にはない著しい非線形光学効果(特にSHG)を示す。これらの効果の起源を探究するとともに,この性質を利用した新機能物質の開発をめざす。
光第二高調波(SHG)/光和周波(SFG)顕微鏡の開発と応用
光の倍音(SHG)や和周波(SFG)の顕微像を観察する装置を開発し、それを用いた興味ある系の観察をする。観察する系は、触媒表面、半導体表面、生きたままの生物体などであり、これらから興味深い物理現象を見い出すことをめざす。
フェムト秒レーザーを用いた表面加工
120フェムト秒という短い時間幅のレーザーパルス光を表面上に集光し、非線形効果によって光の回折限界を超えた加工をする。その加工メカニズムの原理的理解と応用への発展をめざす。
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水谷研究室:
北陸先端科学技術大学院大学 材料科学研究科
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