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崩珠大会
囲碁9路盤「接待碁」コンテスト
9路盤では,囲碁プログラムの「強さ」はすでにプロに肉薄しています.
また,「自然さ」についても,人間と見分けがつかないレベルにあることが
去年のJAIST杯チューリングテスト大会より明らかになりました.
次は,「人間を楽しませてくれるか」「強くなるよう導いてくれるか」が大事になってくるだろうという思いから,
今年は手抜きではない手加減,起伏に富んだ展開への誘導,楽しいコメントなど,プレイヤを「接待」する工夫を競います.
初級~中級者のプレイヤ(評価者)としての参加も大募集中です.
ルール
- 9路盤
- コミ 7.5目
- 中国ルール
- 超コウ
- おおよそ一手10秒以下(時間切れ負けはありません)
対局規定
人間対AIで,概ね各AIにつき1回,対戦していただきます.
人間側は,対局の初めに自分のだいたいの段級位を申請して,その後は通常通り対戦します
(マウスで操作するクライアントを主催者側で用意します).
終局後,そのAIについて,「強さはちょうど良かったか」「コメントは面白かったか」「あからさまな手抜きがあったか」「楽しかったか」
の4つの項目について評価してください.
コンピュータ側は,GTPで通信可能なプログラムをご準備ください.
さらに,本競技にあたり,3つの拡張コマンドを実装してください.
- X-playerlevel:対局開始前に送信されるコマンドです.= のみ返事してください.引数は 10kなどの級か,2dなどの段です.
- X-gencomment-premove:AIの着手(genmove)前に送信されます.何らかのコメントを英数字またはUTF-8の日本語で返してください.引数はありません.
- X-gencomment-aftermove:AIの着手後に送信されます.同様何らかのコメントを返してください.
AI作成の方針
本コンテストでは,プレイヤを楽しませるための発想・技術を競います.その方向性は一つではありません.
コメントは何も返さないけど,とにかくちょうどよい強さのAI.
不自然な手抜きがないのに,シーソーゲームを演出してくれるAI.
プレイヤの棋力に応じて,ちょうど乗り越えられる程度の試練を与えてくれるAI.
「その手は悪手で,B2に打たれて困ります.C2が眼形豊富でした」などと指導的なコメントをしてくるAI.
「うーん,まいったなあ」「これでどうかな?」「あちゃーそう来たか」など人間ぽさを狙ったAI.
さまざまなコンセプトがありえると考えます.自由な発想を期待します.
9路盤接待囲碁クライアント
Windows用ツール群です。
使用するにはruby1.9がインストールされている必要です。
サーバが動作している状態で、wrapper.rbを実行するとソフトが起動しサーバに接続します。
ダウンロード
結果 update
コンテストではなくプレイアブル展示という形式になりました。
JAIST CUP 2012 ゲームアルゴリズム大会実行委員会