島田/学部時代、しばしば、FireFoxなどパソコン関係のユーティリティをダウンロードすることがあったのですが、そのたびに、なんと言うんでしょうかミラーサイトですか、そこでJAISTのロゴが表示されるので「こんな大学院があるのか」と気になっていたのです、それで検索して調べてみると、国立の研究大学院というのが割と大きな規模で存在し、興味を惹かれる先進的な研究をしている場所があるんだなと。
菊田/それでJAISTへの進学に興味をもったのですか?
島田/JAISTに気がついたのは学部2年くらいだったので、その時点では何となく自分の大学(大阪大学)に進学するのかなと思っていました。
菊田/いつ頃、JAISTに来ようと思ったのですか?
菊田/阪大にそのまま進む事は考えなかったのですか?
菊田/日本の大きな大学だと殆どが自大にそのまま進学ですよね、不安はなかったのですか?
菊田/どうしても自大出身者が学部4年からラボにいるところに新規参入ですもんね。
菊田/それで学部のないJAISTを?
菊田/同じ大学院大学でNAISTは考えなかったのですか?阪大ですと地理的に近いですよね?
菊田/といいますと?
島田/JAISTの方が僻地にあると(笑)
菊田/普通はネガティブと考えられる要因ですよね?
菊田/お父様、なかなか事情通ですね。
菊田/それは新鮮な切り口ですね(笑)。僻地の魅力って他にありますか?
菊田/大きな大学の大きなグループだと、どうしても教授に会う機会が少ない、教授はほとんど不在で、実質は博士課程の先輩から指導を受けるみたいな事はありますね。
島田/僻地で構築された人間関係はより盤石だという事は、今の指導教員もいっていますね、大きな国際会議で学界の大物と握手して名刺渡しても、どうせか次の会議で「あんた誰だっけ?」となるけど、日本人なんか殆ど行かないようなアフリカでの小さな会議で一緒になるとキチンと名前を覚えてもらって、次の会議に御指名で呼ばれたりすると。
菊田/NAISTにも情報科学はありますよね?
菊田/情報科学の理論を志してJAISTに入学されたのですね?どうでした?
菊田/純粋数学系の講義は、学部の大人数クラスですと、どうしても無機質になっちゃいますね。
菊田/研究室は理論情報科学に進まれたのですか?
島田/いえ、それが自分でも意外な事に、量子シミュレーション分野です。
菊田/また意外ですが、それはどういう経緯で?
菊田/恐ろしいことをいう先生がいるのですね(笑)。。。それでシミュレーション分野に?
菊田/島田さんは量子物理なども学部時代に学ばれたのですか?
菊田/先生がゼミで講義されるのですか?
菊田/ケンブリッジやオックスフォードの寄宿舎制みたいですね!研究は順調にすすんでおりますか?
菊田/JAISTは、国立大学では異例の奨学支援を行っていると聞いています。
菊田/JAISTはどうだったのですか?
菊田/国際舞台で学生が活躍するには大変研究がやりやすい環境なのですね?
菊田/技術職員に関しては?
JAISTは教育・研究環境、サポートしてくれる職員の方々に非常に恵まれている、と熱く語る島田さん。
菊田/現在の研究室環境はどうですか?
菊田/各研究室に助教が居るのですか?
菊田/助教の先生の部屋には度々質問に行くのですか?
菊田/スペースが広いのですか?
菊田/JAISTは社会人コースももっていますよね?
島田/はい。自分の研究室にも品川キャンパス(東京サテライト)に現役SEなどの社会人学生が3名いて、たまに品川キャンパスで交流をもったりします。
菊田/品川にキャンパスがあるのですか?
菊田/外国人学生はいますか?
菊田/島田さんのように旧帝大クラスから進学してくる学生は割と居るのですか?
菊田/将来的には、じゃあ島田さんも海外を念頭に置いているということですか?
菊田/将来がますます楽しみですね!今日はどうもありがとうございました。