- 高度の基礎教育:
- 読み書きを能力をはるかに越える高度な能力を提供すること.
教育程度や年齢を問わず, すべての生徒に対して, 学習の意欲と継続学習の
規則(学ぶ楽しさ, 達成感)
を植えつけること.
- 開かれたシステム:
- 高等教育を受けている人に対してはもとより, 何らかの理由で
高等教育を受けられなかった人にも門戸を開くこと.
ポスト資本主義社会では, 生涯学習
(成人の為の教育)が必要
であり, その為には, 学習が魅力的で, 熱烈に望まれ,
満足が得られるものでなければならない
(サービス労働者の知識労働者への移動の機会の為にも).
- 方法論にかかわる知識:
- 内容に関わる知識とともに, 方法にかかわる知識
(知識の生産物を手にする為の過程, 概念, 分析,
技能など)の双方を与えること.
- 強みに焦点:
- 生徒の強みに焦点を合わせ, すでに上手に行なえることをはるかに
上手に行なえるようにすること
(平均的な人材を目指さない).
- パートナーとしての学校:
- 学校教育は学校の独占ではなく,
社会全体に広がらなければならない.
企業, 政府機関, 非営利組織など
あらゆる種類の雇用機関が,
教え学ぶための機関となる.
学校は, 企業とは異なる教育方式を持つ事業の競争相手となる.