11/28 ホリエモンに会いました

僕は今年の5月ごろから金沢青年会議所主催のビジネスコンテスト「スペースヒューマンアカデミー」に参加しており、昨日はその集大成として「かなざわスペースシンポジウム」というイベントの中で、作成したビジネスプランを発表してきました。

会場は金沢歌舞伎座。JAISTシャトルと北陸鉄道石川線を乗り継ぎ、歩いて向かいました。

ここ最近では珍しく綺麗に晴れて暖かく、イベント日和でした。街路樹も鮮やかに色づいており、ほくほくした気持ちで会場に到着しました。

会場には多くのスーツ姿があり、緊張しながら入棟。ホールではすでにリハーサルが始まっており、プログラムの調整が行われていました。僕も発表練習を一度だけして、声の大きさや立ち位置についてご指導いただきました。

18時にイベントがスタート。会場は満杯と言えないものの、前列は埋まっていてその数400人ほど。こんな人数の前での発表は初めてなので、かなり緊張しました。さらに自分の発表順が近づくごとに緊張が高まり、動物園のトラのようにぐるぐる歩きながらひたすら発表のシミュレーションをしていました。

自分の前にひとつ学生チームが発表を行い、ついに自分の番に。発表が始まると、自分では不思議なほど緊張がほどけてすらすらと言葉が出てきました。思ったよりステージが高く、お客さんと目線が合わないのがよかったんだと思います。少し言い淀んだ部分もありましたが、概ね練習通りに発表できました。

しかし一つだけ、マイクの位置調整に失敗し、少し中腰で発表してたことが気がかりです。「あいつ姿勢悪いなぁ」なんて思われてなければいいけど。

そんなこんなで前半ステージが終わり、後半ステージではあの有名人が登壇。

タイトルにもある通り、ホリエモンこと堀江貴文さんです。

また、北海道でロケット開発をしているベンチャー企業インターステラテクノロジズ社の代表取締役の稲川貴大さんも登壇し、二人で対談が始まりました。

僕はそれまでホリエモン(敬称略)のことをあまり知らず、稼ぎすぎて逮捕されちゃったかわいそうな人、くらいの印象しかありませんでした。あとはYouTubeとかネットニュースをたびたび騒がせる頑固なご意見番、みたいなイメージ。

しかし、今回の対談でだいぶ印象が変わりました。国内の企業の動向や現状に詳しく、宇宙産業の未来を熱く語る姿を見て、意外と熱血漢なんだなあと思いました。話し好きなようで、稲川さんの話の語尾に被せるくらいの勢いで将来のビジネスについて熱弁していました。対談自体は30分くらいだったと思いますが、最初から最後までずっと面白く聞けて、終わった後は観客全員で拍手喝采でした。やっぱり有名になる人って人間的な魅力がすごいんですね。聞き手を飽きさせない話術や自信を感じさせる話し方はぜひ見習いたいと思います。

この対談を通して、宇宙ビジネスは魅力的な産業だということを再認識できました。僕は中学生以来あまり宇宙に情熱を感じることが出来ていなかったのですが、久しぶりに小さい頃の感覚を感じることができてよかったです。無難な道を選び続けるだけでなく、たまには自分でなにかにチャレンジしてみたいと思いました。ありがとう、ホリエモン。もちろん稲川さんも。

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