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北陸先端科学技術大学院大学 能登復興支援タスクフォースと奥能登の古社重蔵神社が観光資源の開発に取り組む

北陸先端科学技術大学院大学 能登復興支援タスクフォースと
奥能登の古社重蔵神社が観光資源の開発に取り組む

 北陸先端科学技術大学院大学(石川県能美市、学長:寺野 稔、以下「JAIST」)が令和6年能登半島地震を受けて、本年2月に発足した復興支援タスクフォース(以下「タスクフォース」)は、重蔵神社(石川県輪島市、禰宜:能門亜由子)が復興に向けて発足した輪島ファーストペンギン※※(石川県輪島市、代表:能門伊都子)と、「歴史的文化財の復興とアーカイブ化における場の理論の適応に関する研究」をテーマに共同研究を開始し、同神社の歴史を活用した観光資源の開発支援を行います。
 建立1300年を誇る重蔵神社が有する貴重な文化資源を、JAISTの知識科学の知見を活かして観光コンテンツ化することで、地域観光開発や関係人口の創出を通じ、元日の震災、9月の豪雨被害と相次ぐ災害に見舞われた能登地域の復興支援に取り組みます。
 本事業の実施にあたり、タスクフォースと重蔵神社が発足した輪島ファーストペンギンは、公益社団法人石川県観光連盟が実施する「令和6年度いしかわ文化観光コンテンツ造成支援事業」へ連携して申請を行い、9月30日に認定事業として採択されました。
 また、令和6年11月13日(水)にANAクラウンプラザホテル金沢で開催する「Matching HUB Hokuriku 2024(主催:JAIST)」内で、本事業の取り組みやタスクフォースの復興支援について展示しますので、お知らせします。

※重蔵神社:
 奥能登・輪島市の市街地に鎮座する輪島の守り神であり、輪島のキリコ祭りの中心、朝市発祥の地としても知られる。また、主祭神のご神託を輪島塗の起源とする伝承があり、現存する最古の輪島塗など、輪島市の文化形成の起源となる貴重な文化資源を多く保有している。

※※輪島ファーストペンギン:
 奥能登の復興に向けて、重蔵神社が「重蔵神社を核とする文化圏を巡る旅の観光の目的地」となることを目指して新たに立ち上げた団体。集団行動するペンギンの群れの中から、天敵がいるかもしれない海へ、魚を求めて最初に飛び込む果敢なペンギンのように、復興の第一の担い手となるという強い意志を持って「輪島ファーストペンギン」と名づけられた。

別添1:令和6年度いしかわ文化観光コンテンツ造成支援事業資料
別添2:Matching HUB Hokuriku 2024チラシ

【本件に関する問い合わせ先】
北陸先端科学技術大学院大学
未来創造イノベーション推進本部
地域イノベーション推進センター 担当:中田、大西
TEL:0761-51-1070
E-mail:ricenter@ml.jaist.ac.jp

令和6年11月12日

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