語りで復興を支えるインタプリターガイド育成へ 人材育成ノウハウを生かして能登地域を支援
語りで復興を支えるインタプリターガイド育成へ
人材育成ノウハウを生かして能登地域を支援
北陸先端科学技術大学院大学、能登DMC合同会社、株式会社エクスプレッションズ、株式会社JTB金沢支店の4者で構成する「石川県ツーリズム・イノベーション・コンソーシアム」は、能登の地域資源を活用した観光振興を目指し、「能登復興ツアー インタープリター養成講座」を2024年11月に実施いたします。 本講座は、地域と観光客をつなぐインタープリター(地域の本当の魅力を伝える次世代のガイド)の養成を目的としています。来訪する観光客に、自らが「能登の魅力」を語ることで、被災地域の復興に希望を見出してもらえると考えております。北陸先端科学技術大学院大学は、組織開発と人材育成に関する研究成果を生かしてプログラム作成を行います。 |
少子高齢化や人口減少が進んでいた石川県能登地域の地域社会や経済は、1月の能登半島地震と奥能登豪雨災害によって打撃を受けました。復興活動を経済的にも精神的にも支えるためには、生業の再建が重要です。
その中で、観光による被災地復興が注目されています。復興後の能登を観光消費を通して支援したい、能登本来の魅力をもう一度体験したいと考える潜在的観光客は増加しています。
しかし単にツアーを実施するだけでは、被災した能登地域の観光振興は実現しません。また観光事業や活動に参加する人材も限られています。
そこで、本学も参加する「石川県ツーリズム・イノベーション・コンソーシアム」では、観光客に能登との関係を深めてもらえるような魅力あるツアーを生み出し、能登の復興に寄与するインタープリテーションガイドを養成します。
インタープリテーションガイドとは、自然環境や文化の隠れた魅力を訪問者が実感できるように、コミュニケーションと環境学習の手法を用いて案内するガイドです。
本講座の受講によって、能登地域の観光関係者がインタープリテーションガイドとして、能登の魅力を自らの言葉で語ることができ、今後の復興活動に生かすことができます。北陸先端科学技術大学院大学は、組織開発と人材育成に関するこれまでの研究成果を生かしてプログラム作成を行います。
■実施概要
実施会場 和倉温泉お祭り会館(石川県七尾市和倉町弐13-1)
実施会場 輪島市黒島ほか。バス(無料)にて移動します。
■石川県ツーリズム・イノベーション・コンソーシアムについて
■研修日程(カリキュラム)
11月18日(月) | 11月19日(火) | ||||
時間 | 講義 | 時間 | 場所 | 内容 | |
1 | 10:00~ | イントロダクション | 8:00 | 金沢駅西口 (団体用バス乗り場) |
金沢組集合・出発 |
2 | 10:30~ | ファシリテーション | 9:40 | のと里山空港 | 能登組合流・乗車 |
3 | 11:15~ | インタープリテーション (休憩1時間を挟む) |
10:20~ | 鹿磯漁港 | (現地90分) |
4 | 14:00~ | リスクマネジメント | 12:40~ | 輪島キリコ会館 | 昼食休憩(50分) |
5 | 15:30~ | 実技研修 オリエンテーション |
13:45~ | 白米千枚田 | (現地60分) |
15:05~ | 輪島塗キリモト | (現地55分) | |||
16:30 | のと里山空港 | 能登組下車・解散 | |||
18:20 | 金沢駅西口 | 金沢組到着・解散 |
【お申し込み方法】
詳細ページ(https://forms.gle/xnXW8QZ2tD1Yca5UA)より必要事項を記入し、お申し込みください。
申込締切日:2024年11月4日(月)
【本件についてのお問い合わせ先】
北陸先端科学技術大学院大学 敷田研究室
〒923-1292 石川県能美市旭台1-1
TEL 0761-51-1713
令和6年10月30日