2023年度北陸観光コア人材育成スクールの募集開始 ポストコロナ時代における観光人材育成を目指して
2023年度北陸観光コア人材育成スクールの募集開始
ポストコロナ時代における観光人材育成を目指して
北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)(学長:寺野 稔、石川県能美市)で実施する2023年度北陸観光コア人材育成スクールの受講生の募集を6月1日(木)から開始します。本スクールは、「地域の観光イノベーション推進人材の育成」をコンセプトに、ポストコロナの社会で観光事業を再建するリーダー、地域観光をリードするT型/H型リーダーの育成を目指しています。 本スクールは、文部科学省の「職業実践力育成プログラム(BP)※1」に認定されている社会人の学び直しのためのプログラムです。実践的な講義内容だけでなく、企業家を含めた多様な講師陣や修了生とのネットワーク構築も本スクールの魅力です。北陸三県を中心に観光産業に従事するマネジメント層や幹部候補者を主な対象者として、コロナ禍によるパラダイムシフトに対応できる人材を育成します。観光庁の「ポストコロナ時代における観光人材育成ガイドライン」に準拠した体系的な知識・スキルを修得できるカリキュラムを特徴としています。 |
北陸観光コア人材育成スクールは、ポストコロナ時代の新しい観光をリーダーとして担うことができる地域の観光中核人材を育て、自らの関わる組織や地域の枠組みを越えて、新しい観光を生み出す人材の層を形成することを目指す「履修証明プログラム※2」です。また社会人が受講しやすいよう配慮された「教育訓練給付制度※3」の指定講座です。
観光は、地域資源の価値を高め、地域内外から優れた人材や資本を集めることで地域に新たな可能性をもたらす価値創造産業です。多様な関係者と連携しながら、観光を通して地域社会を再生するポストコロナ時代の価値創造産業としても期待されます。
※1「職業実践力育成プログラム(BP)」とは、大学・大学院・短期大学・高等専門学校におけるプログラムの受講を通じた社会人の職業に必要な能力の向上を図る機会の拡大を目的として、大学等における社会人や企業等のニーズに応じた実践的・専門的なプログラムを文部科学大臣が認定する制度です。本学の「北陸観光コア人材育成スクール」は、この「職業実践力育成プログラム(BP)」として2020年12月23日に認定されました。
※2「履修証明プログラム」とは、2007年の学校教育法改正によって誕生した制度で、社会人等を対象とした知識・技術等の習得を目指した教育プログラムを指します。プログラムの修了者には,学校教育法に基づく「履修証明書」を交付します。「履修証明書」は履歴書やジョブ・カードに記入可能で、キャリアアップに活用することができます。
※3「教育訓練給付制度」とは、働く方々の主体的な能力開発やキャリア形成を支援し、雇用の安定と就職の促進を図ることを目的として、厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了した際に、受講費用の一部が支給されるものです。本スクールは教育訓練給付制度(特定一般教育訓練)指定講座です。
■事業内容
〇スクール名 | 北陸観光コア人材育成スクール | |
〇受講資格 | 大学を卒業した者又はこれと同等以上の学力があると認める者(※) ※事前に資格審査を行うため、この場合は6月30日(金)までに申込みが必要。 |
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〇受講生募集期間 | 2023年6月1日(木)~7月31日(月) | |
〇開催期間 | 2023年10月~2024年1月 総講義時間74時間(12日間、17講義) | |
〇開催場所 | ①北陸先端科学技術大学院大学金沢駅前オフィス(石川県金沢市) ②北陸先端科学技術大学院大学(石川県能美市) ③AOSSA(福井県福井市) ④株式会社能作(富山県高岡市) ⑤ウェルネスハウスSARAI(石川県能美市) |
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〇定員 | 20名 | |
〇受講料 | 60,000円 教材費として3,000円程度、合宿費として10,000円程度を別途ご負担いただきます。 |
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〇ウェブサイト | https://www.ces-jaist.com |
■申込方法
【提出書類】
① 「北陸観光コア人材育成スクール」申込書
② 最終学歴の卒業証明書(原本)又は学位記の写し
③ 顔写真付き公的身分証明書(運転免許証等)の写し
※申込書は、6月1日(木)以降ウェブサイトからダウンロードできます。
【選考方法】
書類審査の上、受講の許可を決定します。
審査結果は、8月中旬頃までに、申込者全員に申込書に記載されたメールアドレス宛に通知します。
■カリキュラム
No | 日程 | 講義名 | 講義形式 | No | 日程 | 講義名 | 講義形式 |
10/5 | 開講式/オリエンテーション | 対面/合宿 | 9 | 11/24 | DMO・マネジメントⅠ(ケース・スタディ) | 対面 | |
1 | 10/5 | 導入授業 | 対面/合宿 | 10 | 12/1 | DMO・マネジメントⅡ(データ分析・活用) | 対面 |
2 | 10/5 | 最近の観光の動向について | 対面/合宿 | 11 ・ 12 |
12/8 | イノベーション・マネジメントⅠ,Ⅱ | オンライン |
3 | 10/5 | トップリーダーの講話と対話Ⅰ(ビジネスメンター) | 対面/合宿 | 13 | 12/20 | 観光サービス創造マネジメント | ハイブリッド |
4 | 10/6 | ファシリテーションマネジメント | 対面/合宿 | 14 | 12/20 | ポストコロナ時代の観光サービス創造 | ハイブリッド |
5 | 10/18 | ホスピタリティイノベーション | オンライン | 15 | 12/21 | 観光サービス創造演習 | ハイブリッド |
6 | 11/1 | アカウンティング・基礎編 | ハイブリッド | 16 | 1/12 | トップリーダーの講話と対話Ⅱ(イノベーター) | 対面 |
7 | 11/2 | アカウンティング・応用編 | 対面 | 17 | 1/12 | ふり返り学習/発表会 | 対面 |
8 | 11/15 | ファイナンス | オンライン | 1/26 | 修了式 | 対面 |
令和5年5月26日