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大学院生が「伝える力」を磨く──DGGLを開催

 「自分の研究を、もっとわかりやすく伝えたい」、「異なる視点から意見をもらい、研究を深めたい」、そんな想いをもつ大学院生たちが集うDGGL(Diversity Gathering for Future Global Leaders=多様性の集い)を開催しています。
 知識イノベーション研究センターが主催するDGGLは、大学院生が自身の研究を社会とつなぐ視点から見直し、伝える力と対話力を育む対話型セッションです。活動は週に1回(毎週水曜日のお昼)に英語で行われ、参加者は少人数のグループに分かれて、自身の研究について「高校生や異分野の人でも理解できる言葉」で説明する練習に取り組みます。その後は、全体で工夫や気づきを共有し、「どうしたらもっとうまく伝えられるか」をともに考えます。毎回が、新しい発見と視点の広がりに満ちた時間となっています。

 参加者からは、「自分の考えを安心して話せる場だった」、「他の人との理解の差に気づけて、自分の説明を見直すきっかけになった」、「自分が本当にやりたい研究の方向性が見えてきた」など、さまざまな気づきと成果が報告されています。英語での発表に不安を感じていた学生にとっても、安心して挑戦できる場となっています。

 さらにこの活動は、国際的に重要視されている「責任ある研究とイノベーション(RRI)」の理念にも通じています。研究を社会とともに進める視点を養い、研究の意義や社会的インパクトを考える"対話の場"としての機能を果たしています。
 なお、DGGLの活動の様子やウィークリーレポート、活動日時・場所については、今後、知識イノベーション研究センターのウェブサイトにて随時公開していく予定です。
 研究を"伝える"ことを通じて、自分の研究と社会とのつながりを見つける。そんな出会いと気づきが生まれるDGGL、ぜひご注目ください。

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集いの様子

令和7年4月18日

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