「輪島ファーストペンギン」主催の「能登応援モニターツアー」に協力・参加
4月5日(土)~6日(日)、輪島市の重蔵神社が復興に向けて発足した団体「輪島ファーストペンギン」が主催する「能登応援モニターツアー」が開催されました。本学の能登復興支援タスクフォースは、同団体との共同研究の一環として、企画段階から協力し、当日のツアーにも参加しました。
本ツアーは、「輪島ファーストペンギン」が公益社団法人石川県観光連盟の「令和6年度いしかわ文化観光コンテンツ造成支援事業」に採択されたことを受け、復興に向けた観光資源の可能性を探ることを目的に企画されたものです。本学は、同団体との共同研究の一環として、ツアー内容の検討・支援及び参加を通じて、現地調査と課題の把握を行いました。
ツアーには、本学が主催する北陸発の産学官金連携マッチングイベント「Matching HUB Hokuriku」で復興支援を目的にマッチングに至った事業者をはじめ、県内外から10名が参加しました。参加者は、地震と豪雨により被災した「町野地区」や公費解体の進む「朝市通」の現状視察、漆器工房の見学に加え、支援物資配布のボランティアや、重蔵神社の春祭りへの参加などを通じて、被災地の「今」と向き合いました。
今後はモニターツアーの結果を分析し、地域の復興と観光振興につながるコンテンツの開発を行うとともに、地域と連携しながら、能登の復興を支える活動を継続していきます。
【参考】プレスリリース
北陸先端科学技術大学院大学 能登復興支援タスクフォースと奥能登の古社重蔵神社が観光資源の開発に取り組む(2024.11.12)


ツアーの様子(写真︰吉岡 栄一)
令和7年4月9日