JST「次世代研究者挑戦的研究プログラム」「次世代AI人材育成プログラム」に採択
本学は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が公募した「次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)」及び「国家戦略分野の若手研究者及び博士後期課程学生の育成事業(BOOST)次世代AI人材育成プログラム」に採択されました。
次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)は、博士後期課程の学生が研究に専念できる環境を整備し、卓越した博士人材の育成や輩出を目指す事業です。また、次世代AI人材育成プログラム(BOOST)は、緊急性の高い国家戦略分野として、次世代AI分野(AI分野及びAI分野における新興・融合領域)を設定し、同分野に資する研究に取り組もうとする博士後期課程学生に対して、十分な生活費相当額(研究奨励費)及び研究費を支援することで、当該国家戦略分野の研究者層を厚くし、イノベーション創出や産業競争力を強化することを目指す事業です。
これを受けて、本学では博士後期課程の優秀な学生を選抜し、生活費相当額の研究奨励金及び研究費を支給するとともに、キャリア開発・育成コンテンツの提供を行う等、様々な支援を実施します。
この度、プログラムのキックオフとして、令和6年5月8日(水)に第1回 JAIST BOOST-SPRING Symposium 2024を開催しました。
第一部では、本プログラムの事業統括である飯田弘之理事(学生、教育連携担当)・副学長の挨拶の後、人工知能学会 元会長の松原仁氏(京都橘大学 工学部情報工学科教授、情報学教育研究センター長)より「AI最前線」をテーマにご講演いただきました。
第二部では、「How to enjoy PhD work」をテーマにパネルディスカッションを行い、パネリストには松原氏の他、本事業の支援学生として選抜された博士後期課程学生2名が登壇しました。コーディネーターは神田陽治副学長(教育システム担当)が務め、積極的な意見交換が行われました。
参加者からは「研究の社会実装に関する実体験を聞けた」「AI研究の様々な応用例を聞けて、興味深かった」といった感想が寄せられました。
採択事業の詳細は、こちらをご覧ください。
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)
https://www.jst.go.jp/jisedai/index.html
問合せ先
未来創造イノベーション博士人材支援プログラム事務局
未来創造次世代AI博士人材育成プログラム事務局
E-mail:jisedai@ml.jaist.ac.jp
事業統括 飯田 弘之理事
第一部:基調講演の様子
松原 仁教授
(京都橘大学 工学部情報工学科)
第二部:
パネルディスカッションの様子
令和6年5月16日