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令和5年度第2回全学FDを開催

 9月29日(金)、「学生のメンタルヘルスについて」というテーマで、Web会議にて令和5年度第2回全学FDを開催し、80名余の教職員が参加しました。

 神田陽治研究科長の挨拶に続き、保健管理センターの佐々木恵准教授より「大学生のメンタルヘルスと研究室内指導」についての講演が行われました。大学生のメンタルヘルスに関する統計情報、心理学の基礎原理から考える学生との関わり方、および学生との信頼関係を維持するための心構えについてのわかりやすい説明でした。
 続いて田中清史教授(次世代デジタル社会基盤研究領域)の進行で、11グループ(各グループ約6~7人)に分かれ、グループディスカッションを行いました。学生と教員間の問題および困難に直面している学生への対応について、各グループで活発な議論が行われました。その後、吉岡秀和准教授(トランスフォーマティブ知識経営研究領域)の進行により、グループディスカッションの結果を参加者全員に共有し、最後に佐々木恵准教授による講評で幕を閉じました。

 事後アンケートでは、54名からの回答のうち89%の参加者から今回のFD参加によって新たな学びがあったという回答があり、「大変有意義な情報共有・意見交換の場となった」、「講演内容が具体的で、学生に向き合う際の参考になる」、「難しい問題だが、教員間で情報共有できる場を設けることが重要」、「本テーマでのFDを定期的に行うべき」などの感想が寄せられました。

 メンタルヘルスの重要性が高まる中で、本FDで得られた知識が今後の学生指導に活かされることが期待できます。

令和5年10月11日

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