9月15日(金)、本学大講義室において、Adobe ResearchのMedia Intelligence Labのディレクターであるジョナサン・ブラント博士を講師に招き、特別講演会を開催しました。

　ブラント博士は本学開学直後に客員教員として数年間在籍され、当時指導を受けた本学修了生の橋本昌嗣氏（本学同窓会会長、株式会社エヌジーシー代表取締役社長、デジタルハリウッド大学大学院客員教授）のご尽力により、この度の講演会が実現しました。

　ブラント博士は、AcrobatやPhotoshopといった製品でおなじみのAdobe社の研究所であるAdobe Researchのディレクターとしてご活躍で、これまでに、業界に先駆けてディープラーニングの成果を製品に反映するなど、多大な成果を上げてこられています。

　講演では、Adobe社の様々なデジタルツールに関する先進的な技術について、具体的な事例を紹介しながら話をされました。また、Media Intelligence Labでは、世界各国の博士課程学生を対象としたインターンシップ・プログラムを行っていることや、多くの研究成果をCVPR、ICCV、ECCVなどのトップカンファレンスで発表していることなども紹介されました。

　当日は、本学の学生や教職員約30名が参加し、ブラント博士が語る革新的なテクノロジーへの展望に熱心に聞き入っていました。

令和5年9月19日