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永井理事・副学長の研究開発テーマがSIP「ポストコロナ時代の学び方・働き方を実現するプラットフォームの構築」に採択

 永井由佳里理事・副学長らが提案した研究開発テーマが、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期「ポストコロナ時代の学び方・働き方を実現するプラットフォームの構築」に採択されました。

 SIPは、内閣府総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)が司令塔機能を発揮して、府省・分野の枠を超え、国民にとって真に必要な社会課題や日本経済再生に寄与できるような世界を先導する課題に取り組む国家プロジェクトです。

 SIP第3期は14の課題があり、その課題の1つが「ポストコロナ時代の学び方・働き方を実現するプラットフォームの構築」です。永井理事らの提案は、同課題の下に設定されているサブ課題B(「新たな『学び』」と働き方との接続)における研究開発テーマとして採択されました。

 *詳しくは、JSTホームページをご覧ください。

■研究開発責任者
 永井 由佳里理事・副学長

■採択期間
 令和5年10月~令和10年3月

■研究開発テーマ名
 共創的実践で社会を変革する博士人材育成プログラム-大学院リーグのプロトタイプと実装-

■研究概要
 本研究開発では、Society 5.0 として目指すべき社会を実現する駆動力を持つ博士人材を育成します。そのために三重大学地域イノベーション研究科の事例や海外の大学による社会インパクトをベンチマークに、独自の手法で社会人博士の育成に注力している3大学(宇都宮大学・高知大学・北陸先端科学技術大学院大学)が有機的に連携した「大学院リーグ」のプロトタイプをつくります。
 ポストコロナ時代の総合知による博士人材育成の「『場』の構築」と大学院リーグ博士育成プログラム(「データサイエンス系プログラム」「ヘルスケアイノベーション」「イノベーションデザイン・プログラム」等)を実装し、「博士人材育成」の方法論を検証するとともに、「博士人材の活用・キャリアパス」を確実なものとし、地域や社会課題の解決における共創的実践の成果(社会インパクト)により実証します。大学院リーグの普及や多地域での実践事例を重ね、そこでの博士の「学び」と仕組みを、新しい博士人材育成システムのモデルとして明確化することで、大学院のあり方を変革していきます。
 本研究開発の成果を実証し、博士人材育成の真の社会的価値を示し、ショーケースの提示と交流を推進するとともに、新たな学びと働き方とが接続する社会基盤の構築に貢献します。

令和5年9月6日

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