小松高校及び韓国大田科学高校の生徒が来学 ─大学実験セミナー(韓国科学交流プログラム)に参加─
7月25日(火)及び26日(水)の2日間、石川県立小松高等学校理数科の2年生39名と韓国の大田(テジョン)科学高校の2年生8名が、大学実験セミナーに参加しました。
本セミナーは、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)として文部科学省から指定を受けている小松高校が4期目の活動として、研究の最前線にいる大学教員から直接指導を受け、具体的な物作り体験を通して、工学系分野における研究の仕方や研究集団としての特性を理解することを目的として、大田科学高校の生徒も交えて実施されたものです。
7月25日(火)は、本学のパズルの展示施設「JAISTギャラリー」を見学した後、8グループに分かれ、CADソフトを活用し立体パズル(指定された3種類のパズルの中から1つを選択)を設計し、続いてグループ毎にレーザーカッターを用いてアクリル板を切断し、パズルに仕上げました。思いどおりに作成できた生徒、できなかった生徒など、一喜一憂する光景が見られました。その後、完成したパズルの解き方などについて各グループ内で意見交換を行いました。
7月26日(水)は、前日のパズル作成が上手くできなかった生徒が再トライし、パズルを完成させました。午後は、今回の実習成果について、英語によるプレゼンテーションを行い、大田科学高校の生徒とも活発に議論を交わし、親交を深めました。
今回のセミナーは、両校の生徒にとって「ものづくりの楽しさ」、「チーム活動の大切さ」、「英語によるプレゼンテーション」を体験する貴重な機会となったようです。
パズル作成のグループワークに取り組む生徒
レーザーカッターを操作する生徒
令和5年7月28日